この項目では、日本の駅について説明しています。国内外の同名駅については「板橋駅 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
板橋駅
滝野川口(2020年9月)
いたばし
Itabashi
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上は新板橋駅
所在地東京都北区滝野川七丁目4-1[※ 2].mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度44分45.7秒 東経139度43分10.3秒 / 北緯35.746028度 東経139.719528度 / 35.746028; 139.719528
板橋駅(いたばしえき)は、東京都北区滝野川七丁目[注釈 1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅[1]である。駅番号はJA 13。
当駅を通る鉄道路線は、線路名称上は赤羽線であるが、運行系統上は埼京線として案内される。特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。 島式ホーム1面2線を有する地上駅。指定席券売機、自動改札機が設置されている。 2018年7月にエスカレーターの利用が開始され、旧通路が工事作業のため閉鎖された。 駅は盛土構造になっており周辺市街地を分断しているが、ホームの十条側に地下通路が、また改札外のホーム中ほどにはトンネル状の自由通路があり、駅の東西をつないでいる。 当駅は隣駅の十条駅とともに踏切が駅の近くに存在することから「通過禁止駅」に指定されている[要出典]。 板橋区などの要望[7]により、2015年(平成27年)度から駅構内のバリアフリー化に伴うエスカレーター・エレベーターの設置などの工事が開始され[8]、2020年7月3日に「JR板橋東口ビル」が開業している(併設されるスポーツ施設「ジェクサー・フィットネス&スパ板橋」は同年10月2日開業)[報道 5]。なお、同ビルは当初2020年6月11日の開業が予定されていた[報道 6]が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を理由に延期されていた[報道 7]。 また、2019年に東口と西口の改札が統合した。以前は、改札口が分かれていたが、1つにまとまったことによって、駅構内の移動で東口と西口の行き来が可能になった。 番線路線方向行先 (出典:JR東日本:駅構内図 西口コンコースと大宮方面線路の間には、かつての貨物用側線を転用した「板橋訓練所」があり、レール、警報機、信号機が設置されていたが、上記の駅構内バリアフリー化工事のため、現在は撤去されている。池袋方面線路のさらに東側にも貨物用側線があり一部側線が残っていたが、2019年よりこの跡地を活用し埼京線車両の夜間留置などの留置線が3線設置された。これに伴い池袋方に留置線に入線するための渡り線が増設されている。2021年3月15日より相鉄12000系が回送でこの留置線に入線する[9]。 上下線で日本電音製の発車メロディを使用している。 1せせらぎ 正式な所在地を北区内[1]に置き[注釈 2]、北区滝野川・板橋区板橋・豊島区上池袋の境に存在する。東口(滝野川口)が北区に、西口(板橋口)が板橋区に、ホームの大半は豊島区にある[2][3]。なお、板橋区の鉄道駅では最東端および最南端の駅で、豊島区の鉄道駅では最北端の駅(ただし、板橋区は西口(板橋口)とホーム、豊島区はホームのみなので、駅の正式所在地が板橋区の場合は、都営三田線新板橋駅、豊島区は東武東上線下板橋駅[2][3][注釈 3])である。 開業時から旅客、貨物両用の駅であった当駅は、国有化、国鉄分割民営化後も連綿と貨物取扱が行われ、当駅を起点とした貨物列車が最盛期には1日4往復運行されていた[10]。 当駅の池袋駅寄り東側には、住友セメント(現・住友大阪セメント)の工場(池袋包装所)があり、当駅からの引き込み線(0.3 km)を介してセメントや砕石・砂利の輸送が行われていた。また、池袋駅寄り西側には、日本食糧倉庫が、赤羽駅寄りには、紙倉庫があり、それらの専用線が設置され、それらに普通貨物列車として1日3往復運行されていた[11]。 ホームからは、牽引機関車(EF65形など)や、当駅までの牽引及び構内入換に使用するDD13形(→DE10形)、専用線には、有蓋車や私有のセメントタンク車などの国鉄運用の貨車や、東武鉄道や西武鉄道から乗り入れる貨車[注釈 4]などを見ることができ、ときには東武の電車を出搬入する際にも当駅を使用していたことがあった。 1984年2月のダイヤ改正以降、国鉄の貨物輸送システム再構成による、直行列車体系の再編成などから、板橋駅への貨物列車が、セメント輸送と砕石・砂利輸送のみとなったため、普通貨物列車は廃止された[12]。砕石・砂利輸送は、東武鉄道向けと西武鉄道向け[注釈 5]から、後年は初狩駅へのトキ25000形が専用列車として運行された[13]。その後、当駅の貨物列車はセメント輸送だけが残り、東武会沢線上白石駅にあった住友セメント栃木工場からのタキ1900形のセメント専用貨物列車が1日1往復のみ運行されていた[13]が、1996年3月16日に運行を終了した[14]。 折しも、隣の池袋駅では列車増発のための線形改良事業が構想されていたが、貨物列車の運転終了により同線の勾配に関する制約が緩和された[注釈 6]ことから、当初は池袋駅の南側で当線と山手貨物線が立体交差する構想を、同駅の北側で交差する構造に変更した。この事業の完了に伴い、両線の平面交差支障解消および、埼京線と湘南新宿ラインの同一方向同一ホーム化が実現した。池袋駅の線形改良の詳細については「池袋駅#日本鉄道・国鉄・JR線ホームの変遷」を参照
歴史
1885年(明治18年)3月1日:日本鉄道の駅として開業し、同時に貨物の取り扱いを開始する。
1906年(明治39年)11月1日:鉄道国有法により国有化。
1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により山手線の所属となる。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道発足。
1972年(昭和47年)7月15日:赤羽線所属の駅となる。
1985年(昭和60年)9月30日:埼京線の運行を開始する。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)及び日本貨物鉄道(JR貨物)の駅(赤羽線所属)となる。
1996年(平成8年)3月16日:貨物列車の設定が廃止される。
1999年(平成11年)4月1日:日本貨物鉄道(JR貨物)の駅が廃止される。
2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
2015年(平成27年)度:駅構内バリアフリー化工事開始。
2016年(平成28年)6月30日:みどりの窓口の営業を終了。
2017年(平成29年)度:板橋駅バリアフリー化工事完了[5]。
2018年(平成30年)
8月6日:「板橋駅板橋口一体開発事業」の共同施行予定者を野村不動産に決定[報道 2]。
年度内:駅舎整備完了(駅事務施設使用開始)[5]。
2019年(平成31年・令和元年)
2月24日:東口と西口の改札が統合[6]。東西自由通路の供用開始[6]。
8月22日:東京都都市整備局より板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業の施行を認可[報道 3][報道 4]。
2020年(令和2年)7月3日:東口に「JR板橋東口ビル」が開業[報道 5]。
駅構造
のりば
1 埼京線北行赤羽・武蔵浦和・大宮・川越方面
下り
2南行池袋・新宿・大崎・りんかい線・相鉄線方面
上り
改札口(2021年5月)
切符売り場(2023年1月)
ホーム(2023年2月)
かつて駅南西にあった貨物用設備跡(2013年3月)
旧滝野川口駅舎(2007年2月)
旧板橋口駅舎(2007年2月)
発車メロディ
2高原
地理
貨物取扱「赤羽線#貨物輸送」も参照
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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