この項目では、島根県の地域名について説明しています。その他の出雲については「出雲 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
出雲(いずも)は、かつての令制国の出雲国にあたる地域。現在の島根県東部にあたり、雲州(うんしゅう)とも呼ばれる。
出雲(いずも)という地名は、「八雲立つ出雲」と言われるように、美しく雲が湧き出る様子から名付けられたというのが一般的である。 出雲地方のデータ 旧出雲国の地域は、現在「出雲地方」または「出雲地域」とも呼ばれている。なお、市町村合併により、出雲市の一部、飯南町の一部は旧石見国であった部分、奥出雲町の一部は旧備後国であった部分をそれぞれ含む。また、島根県庁を始めとした行政組織に置いて「島根県東部」「県東部地方」といった表現を行うときも前述の「出雲地方(地域)」と概ね同じ範囲を指す。市町村では松江市、出雲市、安来市、雲南市、奥出雲町、飯南町が該当する。 松江都市圏 出雲地方の全自治体の中での、都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷を示す。10% 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。 自治体 なお、松江都市圏、出雲都市圏は中海・宍道湖・大山圏域を構成している。
通史
令制以前詳細は「古代出雲」を参照
令制?近世詳細は「出雲国」を参照
近代が望まれています。
現在の出雲地方
国 日本
地方中国地方、山陰地方
面積2,782.35km2
推計人口458,165人
(2023年1月1日)
人口密度164.7人/km2
交通
鉄道
山陰本線
木次線
道路
山陰自動車道
松江自動車道
国道9号
国道54号
都市圏の推移
都市雇用圏
国 日本
都道府県島根県
中心都市松江市
面積(2011)[1]
? 合計1,547 km2
人口(2010)[2]
? 合計239,829人
? 密度160人/km2
域内総生産(2010)[1]
- 名目1兆233億円
(’80?’00)1980年1990年1995年2000年2005年2010年自治体
(現在)
安来市-----松江 都市圏
29万2366人安来市
広瀬町----
伯太町---米子 都市圏
美保関町米子 都市圏米子 都市圏米子 都市圏松江 都市圏
25万5199人松江市
八束町松江 都市圏
21万7904人松江 都市圏
22万1482人松江 都市圏
22万5937人
松江市松江 都市圏
20万5031人
鹿島町
島根町
宍道町
玉湯町
八雲村
東出雲町
加茂町雲南市
大東町
木次町----
三刀屋町----
掛合町----
吉田村----
斐川町出雲 都市圏
16万6279人出雲 都市圏
17万1290人出雲 都市圏
17万1994人出雲 都市圏
17万3715人出雲 都市圏
17万3751人出雲 都市圏
17万1485人出雲市
出雲市
平田市
大社町
湖陵町
多伎町
佐田町
仁多町------奥出雲町
横田町-----
頓原町------飯南町
赤来町-----
2004年10月1日:安来市、能義郡広瀬町、伯太町が新設合併して新たに安来市となった。
2004年11月1日:大原郡大東町、加茂町、木次町、飯石郡三刀屋町、掛合町、吉田村が新設合併して雲南市となった。
2005年1月1日:飯石郡頓原町、赤来町が新設合併して飯南町となった。
2005年3月22日:出雲市、平田市、簸川郡大社町、湖陵町、多伎町、佐田町が新設合併して新たに出雲市となった。
2005年3月31日:松江市、八束郡美保関町、八束町、鹿島町、島根町、宍道町、玉湯町、八雲村が新設合併して新たに松江市となった。
2005年3月31日:仁多郡仁多町と横田町が新設合併して奥出雲町となった。
2011年8月1日:東出雲町が松江市に編入。
2011年10月1日:斐川町が出雲市に編入。
脚注^ a b 金本良嗣. “2010年 大都市雇用圏統計データ
^ “平成26年度総合調査研究(地域経済の将来動向分析に関する調査研究)
関連項目
特別:前方一致ページ一覧/出雲
石見 - 島根県西部にあたる地域。