松村 伝（まつむら つたえ、1871年9月1日（明治4年7月17日） - 1942年（昭和17年）10月7日[1]）は、日本の教育者。
経歴

高知県出身。1899年（明治32年）、東京帝国大学文科大学史学科を卒業し、大学院に入った。高知県第一中学校教諭、愛媛県立宇和島中学校校長、奈良県立畝傍中学校校長、三重県立第一中学校校長、台湾総督府台北中学校校長、台湾総督府立商業学校校長[2]、台北高等学校校長、東亜高等予備学校学監[3]を歴任し、1926年（大正15年）から水戸高等学校校長を務めた。
脚注^ 高知県人名事典 1999.
^ 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 昭和3年版』帝国秘密探偵社、1928年。
^ 『日華学会二十年史』日華学会、1939年、p.127。

参考文献

人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。 

「高知県人名事典新版」刊行委員会編『高知県人名事典』（新版）高知新聞社、1999年。 

公職
先代
渡辺又次郎 水戸高等学校長
1926年 - 1928年次代
小松倍一
先代
（新設） 台湾総督府高等学校長
1922年 - 1925年次代
校長事務取扱
吉川貞次郎
先代
台湾総督府台北中学校長
土屋員安台北州立台北第一中学校長
1922年 - 1925年
台北州立台北中学校長
1921年 - 1922年
台湾総督府台北中学校長
1916年 - 1921年次代
浜武元次
先代
（新設） 台湾総督府商業学校長
1917年 - 1920年次代
平野象一
先代
弘田正郎三重県立第一中学校長
1912年 - 1916年次代
山本安之助
先代
服部精四郎奈良県立畝傍中学校長
1911年 - 1912年次代
松山亮
先代
尾田信直愛媛県立宇和島中学校長
1902年 - 1911年次代
村越銃之輔
その他の役職
先代
（学監新設）東亜高等予備学校学監
1925年 - 1926年次代
三輪田輪三