松岡宏泰
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まつおか ひろやす
松岡 宏泰
生誕 (1966-04-18)
1966年4月18日(58歳)
イタリアローマ
国籍 日本
出身校慶應義塾大学法学部法律学科
ピッツバーグ大学経営大学院
職業実業家
活動期間1992年 -
松岡功(父)
千波静(母)
親戚#家系・親族を参照
家族松岡修造(弟)
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松岡 宏泰(まつおか ひろやす、1966年4月18日 - )は、日本実業家東宝株式会社代表取締役社長 社長執行役員、東宝東和株式会社取締役会長、東宝ファシリティーズ株式会社取締役、株式会社ビーエスフジ非常勤取締役、公益財団法人川喜多記念映画文化財団評議員。
経歴・人物

1966年4月18日イタリアローマで松岡功の長男として生まれた[1]。3人姉弟の真ん中。

慶應義塾幼稚舎慶應義塾普通部[2]慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学法学部法律学科を卒業[3]

大学卒業後はアメリカ合衆国へ留学し、オルブライト大学ピッツバーグ大学でそれぞれ学ぶ。

大学時代は體育會庭球部でテニス三昧の学生生活であったという[4]。アメリカ合衆国留学時代には実弟がプロテニス選手として遠征した際に休日を利用してサポートをしたこともあるという[5]

アメリカ合衆国留学を終える頃に全米でトップクラスの映画会社・20世紀フォックスでアルバイトをしていたこともあった[4]

1992年にピッツバーグ大学経営大学院を修了した後、ハリウッドの大手エンターテイメントエージェンシーとして知られるインターナショナル・クリエイティブ・マネージメントに入社。そこで資料整理などの仕事をし、ハリウッド映画会社の裏側を大いに学んだという[4]

1994年に帰国し、東宝東和に入社[3]。東宝東和では1998年に取締役となり、段階を踏んで昇進、2008年に代表取締役社長、2015年に代表取締役会長となった[3]。2022年現在は取締役会長。

2014年に東宝本社取締役に就任、2018年に常務取締役、2021年に取締役 常務執行役員にそれぞれ就く[3]。東宝本社では映像本部(映画調整部、映画企画部、国際部)の事業の統括を担当する[6]

2022年5月26日付で島谷能成の後任として、東宝第15代社長に就任した[3][6]

家系・親族

松岡家は元々摂津国有馬郡塩瀬村(現・兵庫県西宮市塩瀬町)において地域の門閥家であったとされる一族で、高祖父にあたる松岡修造(弟と同姓同名)が大阪で実業家として成功を収めたことで財を成した。修造の養子で家督を継いだ松岡潤吉は修造と共に設立した松岡汽船など、養父の遺した企業の経営を続けながら呉羽紡績(現:東洋紡)の設立などにも携わり、1933年には兵庫県で第5位の資産家になるまでの財力を築いた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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