松尾剛次
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松尾 剛次(まつお けんじ、1954年2月14日[1] - )は、日本中世史学者、仏教史学者、山形大学教授。官僧・遁世僧研究を基点に、中世日本宗教史の見直しを行なっている。
目次

1 来歴・人物

2 著書

2.1 編著・共著

2.2 英文著作

2.3 論文


3 脚注

4 外部リンク

来歴・人物

長崎県南高来郡愛野町(現・雲仙市)に生まれる。東京大学文学部卒業[1]、1981年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、同年山形大学講師、助教授を経て現職。1994年「鎌倉新仏教の宗教史学的考察」で東京大学文学博士。大学都市地域学研究所所長も兼務。日本仏教綜合研究学会初代会長でもあった。
著書

鎌倉新仏教の成立 入門儀礼と祖師神話』 吉川弘文館「中世史研究選書」、1988年、増訂版1998年

『中世都市鎌倉の風景』 吉川弘文館、1993年

『勧進と破戒の中世史 中世仏教の実相』 吉川弘文館、1995年?論考集

『鎌倉新仏教の誕生 勧進・穢れ・破戒の中世』 講談社現代新書、1995年

『救済の思想 叡尊教団と鎌倉新仏教』 角川書店〈角川選書〉、1996年

『中世都市鎌倉を歩く 源頼朝から上杉謙信まで』 中公新書、1997年

『中世の都市と非人』 法蔵館、1998年?論考集

『仏教入門』 岩波書店〈岩波ジュニア新書〉、1999年

中国語訳版 『佛教入門』(張傑訳、山形大学出版会、2016年)


太平記 鎮魂と救済の史書』 中公新書、2001年

『「お坊さん」の日本史』 日本放送出版協会〈生活人新書〉、2002年 。韓国語訳版(2005年)

『日本中世の禅と律』 吉川弘文館、2003年?論考集

忍性 慈悲ニ過ギタ』 ミネルヴァ書房ミネルヴァ日本評伝選〉、2004年

『鎌倉古寺を歩く 宗教都市の風景』 吉川弘文館[歴史文化ライブラリー]、2005年

『破戒と男色の仏教史』 平凡社新書、2008年

『山をおりた親鸞 都をすてた道元 中世の都市と遁世』 法蔵館、2009年

『中世律宗と死の文化』 吉川弘文館、2010年?論考集

『親鸞再考 僧にあらず、俗にあらず』 日本放送出版協会[NHKブックス]、2010年

『葬式仏教の誕生 中世の仏教革命』 平凡社新書、2011年

『知られざる親鸞』 平凡社新書、2012年

『家康に天下を獲らせた男 最上義光柏書房、2016年

『中世叡尊教団の全国的展開』 法蔵館、2017年?論考集

編著・共著

『日本の名僧10 持戒の聖者叡尊・忍性』(編著)、吉川弘文館、2004年

『日本社会における仏と神』(
速水侑共編著)、吉川弘文館、2006年

『思想の身体 戒の巻』(共編著)、春秋社、2006年

『仏教用語の基礎知識』(共著)、角川書店〈角川選書〉、2000年

日本仏教34の鍵』(編著)、春秋社、2003年

『新アジア仏教史12?躍動する中世仏教 日本U』(末木文美士ほかと共編)、佼成出版社、2010年

『仏教新発見23 西大寺』(共著)朝日新聞社、2007年

『仏教新発見24 建長寺円覚寺』(共著)朝日新聞社、2007年

『岩波仏教辞典』 岩波書店、1989年、第2版2002年?執筆者の一員

英文著作

『A History of Japanese Buddhism』 GLOBAL ORIENTAL LTD、2007年

論文

CiNii>松尾剛次

INBUDS>松尾剛次

脚注^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.343

外部リンク

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ISNI: ⇒0000 0000 8153 2420

NDL: 00178629

SUDOC: 12238184X

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更新日時:2017年3月15日(水)15:35
取得日時:2019/01/09 10:44


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