凡例松下長綱
時代江戸時代前期
生誕慶長15年(1610年)
死没万治元年9月10日(1658年10月6日)
戒名月照院殿円室宗孤大居士
墓所高知県高知市の真如寺
福島県田村郡三春町字新町の州伝寺
官位従五位下石見守
幕府江戸幕府
主君徳川家光
藩陸奥二本松藩主→陸奥三春藩主
氏族松下氏
父母松下重綱、加藤嘉明長女・星覚院
兄弟長綱、佃和高
松下 長綱(まつした ながつな)は、江戸時代前期の大名。陸奥国二本松藩2代藩主、陸奥三春藩主。官位は従五位下・石見守。 慶長15年(1610年)、二本松藩初代藩主・松下重綱の長男として誕生。寛永4年(1627年)に父が死去したため家督を継いだが若年を理由に、寛永5年(1628年)1月に陸奥三春藩3万石に移封された。寛永13年(1636年)、従五位下、石見守に叙位・任官する。 しかし寛永21年(1644年)4月10日、乱心したとして改易され、その身柄は縁戚に当たる土佐藩主・山内忠義に預けられた。一説には、長綱に代わって二本松に移封されていた加藤明利ら加藤家の者が前年に悉く改易されており、その縁戚に当たることから連座的な改易を受けたとされる。 その後、長綱は土佐国の久万村で余生を過ごした。万治元年(1658年)9月10日に死去した。享年49。松下家の家督は次男・長光
生涯
系譜
父:松下重綱(1579-1627)
母:星覚院 - 加藤嘉明の長女
正室:喜与 - 山内忠義の娘
長男:松下豊綱(1640-1657)
生母不明の子女
次男:松下長光
女子:宮城和澄正室
表
話
編
歴
松下氏二本松藩2代藩主 (1627年 - 1628年)
松下家
松下重綱1627
松下長綱1627-1628
陸奥三春藩へ移封
加藤家
加藤明利1628-1641
改易
丹羽家
丹羽光重1643-1679
丹羽長次1679-1698
丹羽長之1698-1700
丹羽秀延1701-1728
丹羽高寛1728-1745
丹羽高庸1745-1765
丹羽長貴1766-1796
丹羽長祥1796-1813
丹羽長富1813-1858
丹羽長国1858-1868
丹羽長裕1868-1871
廃藩置県
表
話
編
歴
松下氏三春藩藩主 (1628年 - 1644年)
加藤家
加藤明利1627-1628
陸奥二本松藩に転封
松下家
松下長綱1628-1644
改易
秋田家
秋田俊季1645-1649
秋田盛季1649-1676
秋田輝季1676-1715
秋田頼季1715-1743
秋田延季1743-1751
秋田定季1751-1757
秋田倩季1757-1797
秋田長季1797-1811
秋田孝季1803-1832
秋田肥季1832-1865
秋田映季1865-1871
廃藩置県