杵築駅
駅舎(2009年2月)
きつき
Kitsuki
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杵築駅(きつきえき)は、大分県杵築市大字八坂野添にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅[1]。事務管コードは▲920518[5]。
当駅から日出駅までが単線区間である[1]。特急は「にちりん」「にちりんシーガイア」と「ソニック」のそれぞれ一部が停車する。また、大分方面からの一部普通列車が当駅で折り返す。 単式ホーム1面1線[13]と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。木造駅舎を有する。 待合室にはキヨスクがあったがすでに閉店している。キヨスクのあったスペースはその後改装され、2015年に杵築市観光協会の観光案内所が設置された[20]。直営駅だが、2017年から2023年の間はJR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅であった。みどりの窓口が設置されている[4]。ICカードSUGOCAを自動券売機、窓口にて購入できる。 改札口には関所風の木製の門が設置されている[13]。 のりば路線方向行先備考 1965年(昭和40年)度には乗車人員が554,363人(定期外:135,180人、定期:419,183人)、降車人員が561,785人で、手荷物(発送:2,246個、到着:1,610個)や小荷物(発送:10,162個、到着:3,677個)も取り扱っていた[21]。 2015年(平成27年)度の乗車人員は291,136人(定期外:95,201人、定期:195,935人)、降車人員は300,063人である[22]。 ※1日平均乗車人員の数値は各年度版「 ⇒大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値(2016年度以降の数値は非公表)。 年度年間
歴史
1911年(明治44年)3月22日:豊州線の中山香駅 - 日出駅間が開通し、開業[注釈 1]。
1922年(大正11年)7月7日:国東鉄道の当駅 - 杵築町間が開通[2][6]。
1945年(昭和20年)4月20日:国東鉄道が大分交通に合併し[2]、同社の国東線となる。
1966年(昭和41年)4月1日:大分交通国東線が全線廃止[7]。
1978年(昭和53年)9月21日:日豊本線の大川司信号場 - 当駅間が複線化し、中山香駅 - 当駅間の複線化が完成[8][注釈 2]。
1982年(昭和57年)11月15日:貨物の取扱を廃止[9][10]。
1986年(昭和61年)11月1日:荷物扱い廃止[9]。
1987年(昭和62年)
3月31日:貨物の取扱を再開。但し、蜜柑の出荷時期に限定した取扱で、臨時貨物列車のみの設定とされた[11]。
4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[12]。
1995年(平成7年)12月9日:1番のりばを改装し、ホームの駅舎側の壁を武家屋敷風にする[13]。
1997年(平成9年)3月22日:JR貨物の駅(貨物の取扱)が廃止[9]。
2012年(平成24年)12月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[14]。
2016年(平成28年)3月21日:バリアフリー化工事が完了し、エレベーター、多機能トイレなどが設置され記念式典が行われた[15]。
2017年(平成29年)4月1日:業務委託駅となる。
2021年(令和3年)8月1日:到着メロディを南こうせつ作曲の「おかえりの唄」に変更[16][17]。
2023年(令和5年)10月1日:JR九州サービスサポートによる業務委託駅から[18]九州旅客鉄道本体による直営駅へと変更される[19]。
駅構造
のりば
1■日豊本線上り中津・小倉方面特急待避時は2番のりば
2・3下り別府・大分方面2番のりばは特急待避または当駅始発
当駅始発の一部は1番のりばからも発車
利用状況
乗車人員定期外
乗車人員定期
乗車人員1日平均
乗車人員年間
降車人員出典
1965年(昭和40年)554,363135,180419,183-561,785[21]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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