東金駅
駅舎(2021年5月)
とうがね
Tōgane
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所在地千葉県東金市東金585.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度33分36.9秒 東経140度21分48.9秒 / 北緯35.560250度 東経140.363583度 / 35.560250; 140.363583
東金駅(とうがねえき)は、千葉県東金市東金にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東金線の駅である。1961年までは当駅から九十九里鉄道が伸びていた。 山武地域一帯における中心都市の東金市中心部に位置する。開業したのは1900年(明治33年)6月のことで、日本では早い部類に属している。当時の房総鉄道の目的地は東金であったが住民の反対に遭い、やむなく大網まで開通させた後、大網駅 - 当駅間を開通させ、当初の目的が達成されたものである。 開業してから僅か7年後の1907年(明治40年)9月には鉄道国有法により房総鉄道が国に買収され、国鉄の駅となった。1909年(明治42年)に大網駅 - 当駅間が東金線として分離されるまでは東金線の方が本線であり、外房線は支線だった。当時は大網駅 - 当駅間に途中駅は無く、大網駅からただ1駅のみの路線であったが、1911年(明治44年)11月に当駅 - 成東駅間延伸を果たした。 1926年(大正15年)11月には当駅に九十九里軌道が接続した。九十九里軌道はその名の通り九十九里海岸沿いの片貝駅までを結んでいた鉄道である。夏は海水浴客で満員になるなど賑わいも見せたが、モータリゼーションの影響もあり、九十九里鉄道に社名を変更したものの、1961年(昭和36年)には鉄道を廃止してバス事業に専念することとなった。事情により1972年頃までは駅構内、車両共に荒廃状態で残存していたが、区画整理事業に伴い整理された。1973年(昭和48年)9月には国鉄東金線全線の電化が完成、当駅にも電車が発着するようになった。そして1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となって現在に至っている。
歴史
年表
1900年(明治33年)6月30日:房総鉄道の駅として開業[1]。旅客・貨物取扱い[2]。開業当初は終着駅であった。
1907年(明治40年)9月1日:房総鉄道が買収され、鉄道省の駅となる[1]。
1909年(明治42年)10月12日:大網駅 - 当駅間が東金線とされる[1]。
1911年(明治44年)11月1日:東金線が当駅から成東駅まで延伸される[1]。
1926年(大正15年)11月25日:九十九里軌道当駅 - 片貝駅(後の上総片貝駅)間開通[1]。
1932年(昭和7年)3月24日:九十九里軌道が九十九里鉄道に社名を変更する[1]。
1961年(昭和36年)3月1日:九十九里鉄道当駅 - 上総片貝駅間廃止[1]。
1973年(昭和48年)9月28日:国鉄東金線全線が電化される[1]。
1981年(昭和56年)12月1日:貨物取扱廃止[2]。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。