東追分信号場
信号場全景(2018年8月)
ひがしおいわけ
Higashi-Oiwake
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東追分信号場(ひがしおいわけしんごうじょう)は、北海道勇払郡安平町追分美園にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の信号場である。電報略号はカケ[2][3]。事務管理コードは▲132110[4]。旅客営業時代の駅番号はK16。
歴史1976年の夕張線(当時)の東追分駅と周囲750m範囲。右上が夕張方面。右上側の踏切手前、夕張に向かって右側に、短い単式1面1線の石組み土盛のホームがある。待合室はホーム横の踏切側に置かれていた。後に石勝線への移行に先駆けて相対式2面2線となるに当たり、写真中央の位置へ移動した。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成東追分駅時代のホーム全景(2004年8月)
第二次世界大戦後、安平村本安平の北海道炭礦汽船が所有する山林の一部が、外地引揚者、復員軍人などによる緊急開拓事業による開拓予定地として買収され、秩父・光起などの集落が誕生した[5][6]。当初、住民は鉄道を利用するために川端駅・追分駅へ約10 - 15kmの距離を徒歩で移動するほかなかったため、当駅の設置が請願されることとなり[6]、仮乗降場としての設置を経て旅客駅となった。しかしその後、半世紀超を経て利用客の減少により2016年(平成28年)3月26日に旅客扱いを廃止し信号場となった[JR北 1]。
1948年(昭和23年):同年初頭に臨時乗降場設置について、地元住民より陳情書、安平村長から請願書が札幌鉄道局長に提出[6]。その後、時期不詳ながら夕張線(当時)追分駅 - 川端駅間に小安平仮乗降場[注 1]が設置される。1日1往復停車[6]。
1952年(昭和27年)
11月:追分村村議会に、「本安平駅」の設置陳情書が議員により提出され、可決[6]。
12月:追分村長・追分村議会議長連名により、「小安平仮停車場の昇格並びに停止列車の増加について」陳情書を提出[6]。
1965年(昭和40年)3月1日:日本国有鉄道の東追分駅(ひがしおいわけえき)として開業[6][1][7]。旅客のみ取扱いの無人駅[8]。
1978年(昭和53年)4月:当駅にて東宝による映画「ブルークリスマス」のロケが勝野洋、竹下景子を迎えて行われる。当駅は東北地方の田舎駅との設定で用いられた[9]。
1981年(昭和56年)
6月1日:移転改キロ(追分寄りに300m移設)。
6月19日:追分駅 - 川端駅間が票券閉塞式から単線自動閉塞式に変更され、同時に当駅に交換設備新設(当初より継電連動化)[10]。
7月1日:新駅舎使用開始[11]。