東軟信息学院(とうなんしんそくがくいん、中国語簡体字: ??信息学院、英語:Neusoft Institute of Information)は中国の大連、広州(南海)、成都にある主にIT教育を専門とする大学で、独立して運営されている。中国語の「信息」は情報の意味で、中国では単科大学はすべて「学院」と呼ばれるために、日本語では「東軟信息学院」「東軟情報大学」ともいっている。東軟信息学院 大連校
沿革
2000年、東軟グループが60パーセント、大連ソフトウェアパーク鰍ェ40パーセント出資で民間大学(私立大学)、東軟信息学院(東軟情報大学、英語:Neusoft Institute of Information)を、東北大学 (中国)の学部として大連に建設。
2001年に、南海分校(広東省、広州市近くの仏山市南海ソフトウェアパーク内)、また2003年に、成都分校(四川省の都江堰市青城山)にも開設。
2008年、5月の四川省地震のため成都校で学習ができなくなったため、7~8月の期間に大連校が3000人の学生を受け入れた。
概要
専攻は情報科学、情報管理、組込みソフト開発、アニメーション、英語、日本語などである。
大連校は毎年約4千人の学生を入れている。南海校は毎年約1,000人、成都校は約800人。
学生はすべてノートパソコンを買わされており、実用的な教育を重んじている。図書館も「電子図書館」と呼ばれ、ノートパソコン持込み可で、電子的な資料も多い。
欧米人の英語教師・日本人の日本語教師もいて、外国人留学生も受け入れている。
参照項目
東北大学 (中国)
大連校:遼寧省、大連
南海校:広東省、仏山市
成都校:四川省、都江堰市
投資:東軟グループ & 大連ソフトウェアパーク
外部リンク
⇒東軟信息学院・大連校 home page(中国語・英語・日本語・韓国語)
⇒東軟信息学院・南海校 home page(中国語・英語)
⇒東軟信息学院・成都校 home page(中国語・英語)
⇒東軟グループ home page(日本語対応、言語設定により異なる)
⇒大連ソフトウェアパーク home page(簡体字中国語)
参考
大前研一著『チャイナ・インパクト』(講談社、2002)
関満博編『中国の産学連携』(新評論、2007)