東淀川駅
東口(2019年11月)
ひがしよどがわ
Higashi-Yodogawa
◄JR-A44 吹田 (3.1 km) (0.7 km) 新大阪 JR-A46►
所在地大阪市淀川区宮原二丁目3-17.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度44分23.77秒 東経135度30分16.56秒 / 北緯34.7399361度 東経135.5046000度 / 34.7399361; 135.5046000
東淀川駅(ひがしよどがわえき)は、大阪府大阪市淀川区宮原二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。駅番号はJR-A45。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。 特急・新快速・快速は停車せず、普通(京阪神緩行線)のみが停車する。 駅名が「東淀川駅」となっている理由は、当初所在地が大阪市東淀川区に属していたからである。1974年7月22日に大阪市の区の増設が行われ、22区制から26区制に変更されたのに伴い旧東淀川区も東西に2分割され、東半分は東淀川区の区名を継承し、西半分は淀川区となった。この東西分割が東海道本線の東端に沿って行われたため、当駅は東淀川区ではなく淀川区に取り込まれることとなり、阪神本線の淀川駅と混同を避けるために、駅名の改称も行われなかったため、所在地の区名との同一性は失われた。その後、東淀川区にJRの駅がない状態が続いていたが、2019年3月16日に、新大阪駅から2駅東隣におおさか東線のJR淡路駅が開業した。 東海道本線における大阪支社の管轄対象駅では最も東にある。JRの特定都区市内制度における「大阪市内」の駅であり、東海道線としては最も東になる[2]。 戦前の新幹線計画である「弾丸列車計画」において、弾丸列車線の「新大阪駅」になる予定であった駅が、この東淀川駅である[1]。駅そのものは、1940年4月1日、沿線の工業発展による人口増加を受け、東海道本線上に先行して設置された。 戦後、東海道新幹線の建設の際、「将来の山陽新幹線の延伸を考えて北方貨物線に並行して建設した方がいい」ということで建設計画が変更され、南側の東海道本線と北方貨物線の分岐点に設置されたのが、1964年10月1日に開業した現在の新大阪駅である。 当駅は新大阪駅の開業時に至近となるため、国鉄はそれを代替駅として廃止する方針であったが、周辺住民から苦情が出たために存続したと言われている(新大阪駅も参照)。 当駅と新大阪駅の間の営業キロが0.7 kmと、JR線としては比較的短い理由は、上記のような経緯による。 2018年までは東口・西口双方に平屋の駅舎があり、駅舎間、およびホーム同士は地下道で連絡していた。地下道は一部が仕切られていて東西の自由連絡通路として使用されていた。トイレは東口駅舎内にのみ設置されていた。2018年に橋上駅舎が建設された(後述)。
概要
歴史旧東口駅舎(2007年3月)
年表
1940年(昭和15年)4月1日:鉄道省東海道本線の吹田駅 - 宮原信号場(現在は廃止)間に新設開業。旅客扱いのみ。
1974年(昭和49年)7月22日:大阪市の分区に伴い、駅の在地が東淀川区から淀川区となる。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR京都線」の愛称を使用開始。
1997年(平成9年)8月3日:自動改札機を設置し、供用開始[3]。