東海道線_(静岡地区)
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}東海道本線 > 東海道線 (静岡地区)

東海道線(静岡地区)

国道1号と並走する 薩?(さった)峠付近
(2021年2月 由比駅 - 興津駅間)
基本情報
日本
所在地静岡県愛知県
起点熱海駅
終点豊橋駅
駅数44駅
経由路線東海道本線
路線記号
開業1888年9月1日(浜松駅 - 大府駅間)[1]
所有者東海旅客鉄道(JR東海)
運営者東海旅客鉄道(JR東海)
使用車両使用車両を参照
路線諸元
路線距離189.0 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V
架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-PT
最高速度110 km/h
テンプレートを表示

本項では、東海旅客鉄道(JR東海)が管轄する東海道線(東海道本線)のうち、静岡県熱海市熱海駅から愛知県豊橋市豊橋駅までの区間についての詳細を記述する。
概要

静岡地区の東海道本線は、並行する東海道新幹線国道1号東名高速道路新東名高速道路とともに県内を東西に横断する動脈として機能している。

かつては東京名古屋京阪神西日本各地を結ぶ優等列車が多数経由していたが、1964年東海道新幹線開業後は遠距離輸送が新幹線にシフトされ、東海道本線は普通列車による地域旅客輸送が中心となっている。JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)末期の1984年2月1日のダイヤ改正以降では「するがシャトル」を中心とした普通列車の短編成化・高頻度化による都市型ダイヤ(シティ電車)が形成され、現在までその流れを受け継いだ運行形態となっている。このほかに日本貨物鉄道(JR貨物)による貨物列車が運行されている。

また、他地区の東海道本線には料金不要の快速(快速・新快速・特別快速・アクティーなど)が走るが、静岡地区の熱海駅 - 浜松駅間には自社車両による料金不要の快速はごく一部を除いてなく[注 1]、運賃のほかに乗車整理券330円(2019年10月1日改定)を要するホームライナーなどの有料の快速のみが走る。
路線の特徴

熱海市から静岡県東部の函南町三島市沼津市富士市、中部の静岡市焼津市藤枝市島田市、西部の菊川市掛川市袋井市磐田市浜松市湖西市などの県内の主要都市を経由し、愛知県豊橋市に至る。

静岡県東部地区では1889年の路線開業時、箱根山を迂回して現在の御殿場線の経路である御殿場市裾野市を経由していたが、開業から45年後の1934年から、伊豆半島に連なる山地を丹那トンネルで抜ける現在のルートとなった。この丹那トンネルを含む熱海駅 - 三島駅間と、県中部地区と西部地区の境目に位置する牧之原台地を越える島田駅 - 掛川駅間は山間部を通り、蒲原駅 - 興津駅間と用宗駅付近では駿河湾沿岸を通る。それ以外の区間ではほとんど平野部であり、この平野部に前述の各都市が点在している。また富士川安倍川大井川天竜川の各河川が太平洋に向かって流れており、東海道本線はこれらを鉄橋で横断している。舞阪駅 - 鷲津駅間では浜名湖湖畔近くを通る。
静岡地区都市型ダイヤの沿革路線・駅設置などの沿革については「東海道本線#年表」を、


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:150 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef