東洋水産
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東洋水産株式会社
Toyo Suisan Kaisha,Ltd.

東洋水産本社
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 2875
1970年9月28日上場
略称東水
本社所在地 日本
108-8501
東京都港区港南二丁目13番40号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度37分43.3秒 東経139度44分43.0秒 / 北緯35.628694度 東経139.745278度 / 35.628694; 139.745278座標: 北緯35度37分43.3秒 東経139度44分43.0秒 / 北緯35.628694度 東経139.745278度 / 35.628694; 139.745278
設立1953年(昭和28年)3月25日
業種食料品
法人番号2010401020321
事業内容加工食品事業、水産事業、冷凍・冷蔵事業
代表者代表取締役会長 堤殷
代表取締役副会長 今村将也
代表取締役社長 住本憲隆
資本金189億6900万円
(2021年3月31日現在)[2]
発行済株式総数1億1088万1044株
(2021年3月31日現在)[2]
売上高連結: 4175億1100万円
単独: 2687億3000万円
(2021年3月31日現在)[2]
営業利益連結: 364億6000万円
単独: 170億2300万円
(2021年3月31日現在)[2]
経常利益連結: 386億9700万円
単独: 230億7100万円
(2021年3月31日現在)[2]
純利益連結: 296億1000万円
単独: 177億6700万円
(2021年3月31日現在)[2]
純資産連結: 3433億1900万円
単独: 1822億3400万円
(2021年3月31日現在)[2]
総資産連結: 4260億7100万円
単独: 2629億1000万円
(2021年3月31日現在)[2]
従業員数連結: 4,880人
単独: 2,276人
(2021年3月31日現在)[2]
決算期3月31日
会計監査人有限責任あずさ監査法人[2]
主要株主日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 9.13%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 7.82%
日本カストディ銀行(信託口) 4.76%
一般財団法人東洋水産財団 2.94%
STATE STREET BANK WEST CLIENT-TREATY 505234 2.54%
三井住友銀行 1.72%
マルちゃん持株会 1.67%
榎本武平商店 1.63%
日本カストディ銀行(信託口5) 1.55%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 1.49%
(2021年3月31日現在)[2]
主要子会社#主なグループ会社参照
関係する人物森和夫(創業者・相談役)
橋本晃明(元社長)
小畑一雄(元社長)
外部リンク東洋水産株式会社
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東洋水産株式会社(とうようすいさん、: Toyo Suisan Kaisha,Ltd.[3])は、日本食品会社。

「マルちゃん」のブランドで親しまれている。モットーは「やる気」と「誠意」。2009年(平成21年)3月に「Smiles for All. すべては、笑顔のために。」のコーポレートスローガンを制定していた。
概要

当初は、水産物の取引および輸出と加工食品(魚肉ハム魚肉ソーセージなど)の製造・販売が主体であったが、1962年(昭和37年)から「マルちゃん」ブランドにてインスタントラーメンの製造・販売を開始。即席麺業界では日清食品に次いでシェア第2位である。

以降、インスタントの冷やしラーメン(中華)や天ぷらそば(カップ・袋麺ともに)、カレーうどん(カップ・袋麺ともに)、即席ワンタンなど個性的な商品も登場させ、チルドレトルト食品なども製造・販売している。ラーメン・うどん・そばなどの即席麺の寡占率に関しては、西日本では低く[注 1]、東日本、特に北日本(北海道東北6県・新潟県)で高い[注 2]

1972年(昭和47年)にアメリカで現地法人のMaruchan Inc.を設立。1977年(昭和52年)から現地生産した即席麺を北米大陸で販売しており[4]、同地では日清食品と激しいトップシェア争いを演じている[5][6]

1986年(昭和61年)頃からはメキシコにもMaruchan Inc.から即席麺の輸出を開始し、1994年(平成6年)に発生したメキシコ・ペソの大暴落でライバル企業が撤退する中で販売を継続して大きなシェアを獲得した[7]。2006年(平成18年)現在、メキシコでの即席麺に占める同社のシェアは約85%となり、即席めんの通称名となるに留まらず、「『マルちゃん』が『早くに?する』と言った動詞とまでなっている」とロサンゼルス・タイムズが一面で伝えるほど、現地では知名度の高いブランドとなっている[8][9]

水産・加工食品以外では、創業当初から続く冷蔵倉庫業務も引き続き手がけており、2012年現在約36万トン弱の冷蔵設備を保有しシェアでは業界5位につけている[10]

1950年代後半から60年代にかけて一時三井物産の子会社だった時期がある関係で、三井物産から橋本晃明が社長として招聘されたこともあり、現在も三井物産との取引が多い。三井物産食品グループの構成メンバーでもある。

東洋水産における味付けや商品展開の東西日本の境界線は関ヶ原であるとされている[11]。静岡県内に製造拠点を持っていたこともあり、静岡県限定で発売された商品もいくつか存在する。

2011年(平成23年)11月7日に全国にて発売を開始した即席袋麺の「マルちゃん正麺」は高めの価格設定にもかかわらずネット上の口コミなどでその味が消費者の間で評価され、2013年3月までの1年半弱で累計3億食、希望小売価格を元に計算した合計販売金額は300億円を超えるなど大ヒットを記録している[12][13]
沿革

1953年(昭和28年)3月 - 横須賀水産株式会社として築地市場で創業。

1956年(昭和31年)7月 - 現在の商号に変更。

製造拠点

北海道工場(小樽市)

関東工場(館林市)

埼玉工場(日高市)

相模工場(伊勢原市)

関西工場(神戸市西区)

福岡工場(
福岡市東区箱崎ふ頭六丁目10-15)

主なグループ会社

グループの名称は「TSグループ」(ティーエスグループ)。

八戸東洋株式会社(
青森県八戸市

宮城東洋株式会社(宮城県石巻市

フクシマフーズ株式会社福島県伊達郡桑折町

埼北東洋株式会社(埼玉県加須市

銚子東洋株式会社(千葉県銚子市

株式会社フレッシュダイナー(千葉県船橋市

株式会社酒悦東京都港区福神漬で有名)


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