東洋大学短期大学
現在の東洋大学白山キャンパス。かつてここに短期大学が併設されていた
大学設置/創立1950年
廃止2002年
学校種別私立
設置者学校法人東洋大学
本部所在地東京都文京区白山5-28-20[注釈 1]
学部観光学科
第一部
第二部[注 1]
研究科なし[注 2]
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東洋大学短期大学(とうようだいがくたんきだいがく、英語: Toyo University Junior College[注釈 2])は、東京都文京区白山5-28-20[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1950年に設置され、2002年に廃止された。大学の略称は東洋大短大。
概要
大学全体
東京都文京区に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人東洋大学[1]。
国内で最初に認可された短期大学149校[注 3]の1校として、1950年に1学科3専攻体制で開学した[2]。
のちに学科の増設により昼間部2学科、夜間部に各2学科、最多で4学科からなっていたが、順次大学の学部に改組されたことにより2000年度入学生より観光学科のみの単科短大となる。
2000年度の入学生を最後に[注釈 3]、2002年に短期大学としての使命を終える[4]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
東洋大学を参照。
教育および研究
東洋大学短期大学には全国の短大でも数少ない観光学科があり[5]、この名称を冠する学科は日本初でもあり、全国でも唯一の夜間部も設けられていた。観光学に関連した科目ほかホテルでの学外実習なども行われていた。旅行業務取扱主任者資格の取得支援も行われていた。日本文学や英文学に関する科目もあり、こちらは昼間部と夜間部が設けられていたが、昼間部ではそれぞれ単独の学科をもっていたが夜間部に関しては文学科の各専攻課程となっていた。
学風および特色
東洋大学短期大学は全体的には男女共学だったが、日本文学と英文学の各学科は女子のみを対象としていた。
開学当初より第二部が設けられていた。
短期大学独自の行事として、新入学生の教育研修旅行、ゼミナール旅行やオーストラリア、ニュージーランド語学研修旅行などがあった。
沿革
1949年
10月 文部省[注釈 4]に短期大学[注 4]の設置認可に関する申請を行う[注 5]。なお、学科・専攻は以下の通りとなっている[注 6]。
学科名→表記なし
国語専攻 入学定員50名
英語専攻 入学定員50名
フランス語専攻 入学定員40名
新聞学専攻 入学定員50名
商業専攻 入学定員50名
1950年
3月14日 左記を以て短期大学の設置が文部省[注釈 4]より認可される[11][12]。