東武桐生線
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桐生線

桐生線を走行する、特急リバティりょうもう
(2023年4月 赤城駅 - 相老駅間)
基本情報
日本
所在地群馬県太田市みどり市桐生市
起点太田駅
終点赤城駅
駅数8駅
路線記号TI
開業1911年(藪塚石材軌道として)
1913年3月19日 (111年前) (1913-03-19)(東武桐生線として)
最終延伸1932年3月18日 (92年前) (1932-03-18)
所有者東武鉄道
運営者東武鉄道
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離20.3 km
軌間1,067 mm
線路数単線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置東武形ATS
最高速度90 km/h[1]
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停車場・施設・接続路線
凡例


浅草駅


伊勢崎線


館林駅


伊勢崎線




小泉線


0.0TI-18 太田駅




伊勢崎線




3.4TI-51 三枚橋駅


5.9TI-52 治良門橋駅


北関東自動車道


9.7TI-53 藪塚駅


13.1TI-54 阿左美駅


14.6TI-55 新桐生駅


両毛線




わたらせ渓谷線


16.9TI-56 相老駅


上毛電鉄上毛線






桐生球場前駅




20.3TI-57 赤城駅

桐生線(きりゅうせん)は、群馬県太田市太田駅から同県みどり市赤城駅までを結ぶ東武鉄道鉄道路線である。駅ナンバリングの路線記号はTI。

元々、太田軽便鉄道の路線であった太田 - 藪塚間を買収し、さらに太田軽便鉄道の未成線であった藪塚 - 相老間を新たに敷設して、1913年大正2年)3月に開業した。
路線データ

路線距離(
営業キロ):20.3 km

駅数:8駅(起終点駅含む)

軌間:1067 mm

複線区間:なし(全線単線

電化区間:全線(直流1,500 V)

閉塞方式:自動閉塞式

保安装置:東武形ATS

最高速度:90 km/h[1]

IC乗車カード対応区間:全線(PASMOエリア)

沿線概況

この項目では太田駅より赤城駅方面へ北上するように記述する。
太田 - 藪塚

桐生線の普通列車は太田駅では一番南側のホームである5・6番ホームから発車する。太田駅の周りは中層ビルに囲まれていて、発車からしばらくはビル群やSUBARUの工場、国道407号などの広い道路が目につく。高架駅である太田駅を出発すると、すぐに伊勢崎線伊勢崎方面の線路を横断し、伊勢崎線と分かれる。線路は単線となり北へと進路を変えながら徐々に高架を降りていく。高架を降りきるとすぐ左にSUBARU健康保険組合太田記念病院が見えてくる。風景はすぐに太田市街から、のどかな田園地帯に変わる。列車はしばらくすると三枚橋駅に着く。

この先は大間々扇状地の東部を走り、左手西側が扇央部の平地、右手東側が数百メートルの平地の先に八王子丘陵が広がり、この景色が阿左美駅付近までしばらく続く。三枚橋駅を出た列車はしばらくすると緩い左カーブを過ぎ、右側遠くに北関東自動車道が見えてくると治良門橋駅に到着する。

治良門橋駅からしばらく線路右側沿いに蛇川が流れ、田園風景とあわせたのどかな光景を見ることができる。徐々に右奥に見える北関東自動車道が迫ってくると桐生線はその下をくぐる。程なくして藪塚駅に到着する。藪塚駅は藪塚温泉三日月村などの観光地を抱え、特急「りょうもう」号が停車する。
藪塚 - 新桐生

薮塚駅を出ると線路は少しずつに右にカーブを描きながら、右側に延々と続いていた山も徐々に低くなり、山が無くなるあたりでみどり市南部の笠懸地区(旧新田郡笠懸町域)に入り、群馬県道68号桐生伊勢崎線と併走し、2020年に従来より北側へ移設された阿左美駅に到着する。

阿左美駅を出ると線路南東方面の台地に沿いながら、桐生市街へと徐々に坂を下っていく。やがて国道50号の橋の下をくぐり、桐生市桜木地区に入る。このあたりから左後方の高台に桐生競艇場の照明塔が見えてくる。桐生線は阿左美駅から相老駅まで、競艇場のある阿左美沼の東側を迂回するように進んでいく。坂を下ると線路は再び北に進路をとり、新桐生駅に到着する。


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