東武宇都宮線
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宇都宮線

国谷駅 停車中の東武20400型電車
基本情報
通称「いちご王国」ライン
(2023年6月10日-2024年5月)
日本
所在地栃木県
起点新栃木駅
終点東武宇都宮駅
駅数11駅
路線記号TN
開業1931年8月11日 (92年前) (1931-08-11)
所有者東武鉄道
運営者東武鉄道
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離24.3 km
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
線路数単線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置東武形ATS
最高速度90 km/h (56 mph)[1]
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停車場・施設・接続路線
凡例


-37.5南栗橋駅


日光線


JR東:両毛線


-3.0TN-11 栃木駅


鍋山人車鉄道


巴波川






0.0TN-12 新栃木駅


日光線


南栗橋車両管区新栃木出張所


2.0TN-31 野州平川駅


3.9TN-32 野州大塚駅


柳原信号所


柳原線 柳原採取場


思川


小倉川砂利線 小倉川採取場


7.3TN-33 壬生駅


黒川


国道352号


10.8TN-34 国谷駅


北関東自動車道


12.6TN-35 おもちゃのまち駅


14.8TN-36 安塚駅


姿川


国道121号宇都宮環状道路


18.3TN-37 西川田駅


大谷線


20.3TN-38 江曽島駅


鶴田駅


JR東:日光線


22.1TN-39 南宇都宮駅


国道119号日光街道


23.2花房町駅 -1954


24.3TN-40 東武宇都宮駅

宇都宮市市街地を走る宇都宮線電車東武宇都宮駅の改札口

宇都宮線(うつのみやせん)は、栃木県栃木市新栃木駅と同県宇都宮市東武宇都宮駅を結ぶ東武鉄道鉄道路線である。駅ナンバリングの路線記号はTN。2023年6月10日から2024年5月末までの約1年間限定の予定で、「いちご王国」ラインの愛称が付けられる[2]
概要

栃木県の県庁所在地である宇都宮市中心部と同市南部、壬生町および栃木市を結ぶ路線である。東日本旅客鉄道(JR東日本)の「宇都宮線」が東北本線の列車運転系統の愛称であるのに対し、本路線は愛称ではなく正式な線路名称である上、先に名付けられている。ラインカラーは東武日光線と同様にオレンジと赤紫(■■)を用いている。

東武鉄道の路線網の中では支線的存在にありながら、幹線(伊勢崎線〈東武スカイツリーライン〉・日光線)との往来よりも末端である東武宇都宮駅を中心とした利用が多く、1日約24000人の利用があり(2016年度)、「日光線の支線」というより「宇都宮南西部における都市鉄道」または「県央地域における都市近郊路線」としての性格が強い[3](p3)。朝通勤時の下り列車(東武宇都宮行き)は東武宇都宮駅の改札口の位置関係上、先頭車両が激しく混雑しやすい。

全線が単線であるものの全駅が交換設備を持ち、また複線化用地が全線にわたって確保されていた形跡が見られる。東武宇都宮駅はJR宇都宮駅より市の中心部に近い場所に位置しており、さらに併設されている東武宇都宮百貨店は、日光線の一部にまで商圏が及び、鉄道の集客に効果を発揮している。沿線には駅を中心に百貨店のほか住宅地や医療施設、競技場[注釈 1]などが整備されている。

一方で対東京輸送面では所要時間・利用客の面でJRに大きく差を付けられており、東京の浅草駅方面に直通する特急急行列車、準急列車などは廃止され、日光線南栗橋駅・新栃木駅と東武宇都宮駅間で運転される普通列車が主体となっている[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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