東横浜駅
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東横浜駅
停車中の国鉄9600形蒸気機関車(1935年頃)
ひがしよこはま
Higashi-Yokohama

高島 (1.8 km) (2.5 km) 横浜港

所在地神奈川県横浜市西区桜木町1丁目.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度27分8.3秒 東経139度37分53.3秒 / 北緯35.452306度 東経139.631472度 / 35.452306; 139.631472座標: 北緯35度27分8.3秒 東経139度37分53.3秒 / 北緯35.452306度 東経139.631472度 / 35.452306; 139.631472
所属事業者日本国有鉄道(国鉄)
所属路線東海道本線貨物支線(横浜臨港線
キロ程1.8 km(高島起点)
駅構造地上駅
開業年月日1915年大正4年)12月30日
廃止年月日1981年昭和56年)1月30日
備考貨物専用駅
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桜木町駅前広場として使用されている東横浜駅跡地。写真上部は桜木町駅。

東横浜駅(ひがしよこはまえき)は、かつて神奈川県横浜市西区桜木町1丁目にあった日本国有鉄道(国鉄)東海道本線貨物支線(通称横浜臨港線)の貨物駅廃駅)である[1]
駅概要

桜木町駅の東側に隣接した地上駅であった。桜木町駅のうち、貨物扱いを行う部分を独立させた駅で、日本で最初の鉄道として新橋 - 横浜間が開通した際の横浜駅に相当する[2]横浜港における貨物取扱の拠点の一つだった。開業から廃止されるまで旅客営業は行っていなかったが、希に臨時列車が発着することがあった。

駅跡地は、桜木町駅前広場・桜木町駅前交通広場(バスターミナル)として使用されている。また当駅と横浜港新港埠頭に存在した横浜港駅までを結んだ路線は現在、「汽車道」として歩道化されている[1]
歴史

東横浜駅の位置には、新橋 - 横浜間開通の際の横浜駅が設置されていた[2]。また構内には横浜機関庫も設置されていた[3]。この横浜駅は、スイッチバック形式であったことから東海道本線の列車の運行上不都合であり、通過式配線の駅を設置できる位置に移転して2代目の横浜駅が1915年大正4年)8月15日に開設された。これに合わせて初代横浜駅は桜木町駅に改称された。さらにその後桜木町駅への京浜線電車(後の京浜東北線)の運転準備が進み、12月30日に仮設線路で運転が開始された。この際に旧来の貨物扱いの設備を分離して、東横浜駅として独立開設された[4]。詳細は「高島線#横浜港の開港と鉄道の創業」および「高島駅 (神奈川県)#客貨分離へ」を参照「横浜駅#初代」および「桜木町駅#歴史」も参照

これ以前に、桜木町駅貨物設備から北に本線に沿って貨物線が伸ばされ、高島町に高島荷扱所が開設されていたが、東横浜駅の設置と同日に高島荷扱所も正式に高島駅となり、また高島 - 東横浜間の線路複線化された。この時点で横浜港新港埠頭の横浜港荷扱所への貨物線も既に使用開始されており、1920年(大正9年)7月23日に横浜港駅となった。一方、東横浜駅構内に所在していた横浜機関庫は、1915年(大正4年)12月に高島駅構内へ移転し、高島機関庫となった[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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