東日本旅客鉄道大宮支社(ひがしにほんりょかくてつどうおおみやししゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の地域支社。旧国鉄東京北鉄道管理局の流れを汲んでいる。
JR東日本では2020年から2021年にかけて支社公式サイトの統廃合を進めたが、当支社は東京支社・横浜支社同様にそれ以前から支社公式サイトを設置していなかった(かつては携帯電話用サイトのみ存在し、2011年頃に閉鎖された)。 埼玉県・栃木県の多くの区間と茨城県西地域の東北本線を管轄している。2021年3月31日時点で、合計313.0 kmの在来線、合計166.5 kmの新幹線、79の鉄道駅を管轄している[5]。新幹線については2019年4月1日より発足した新幹線統括本部へ列車運行・線路設備管理業務を順次移管しているが、現在も元々の管轄区間は営業エリアとして位置づけられている。 ※支社境界は閉塞区間上にあるため、境界線の内側の停車場(駅・信号場など)を記載している。なお、◇が付いた路線は全線が管理区間内に入っている路線、●印が付いた路線は他線接続駅しか管理区間内に入っていない路線である。 路線名区間駅数備考
支社所在地
埼玉県さいたま市大宮区錦町434-4
大宮駅西口から南へ徒歩数分。駅に隣接した鉄道敷地内にある。
歴史
2001年(平成13年)4月1日[1] - JR東日本東京支社(現首都圏本部)の一部(川口駅・戸田公園駅以北、三郷駅以西。ただし東北本線豊原駅 - 白河駅間は同時に仙台支社(現東北本部)へ移管)を分離して発足[2]。現行のJR東日本の支社では最も遅く発足した。社屋は2月15日に完成し、支社発足と同時に使用を開始する[3]。
2008年(平成20年)3月15日 - 武蔵野線に越谷レイクタウン駅が新設される。
2009年(平成21年)3月14日 - 川越線に西大宮駅が新設される。
2012年(平成24年)3月17日 - 武蔵野線に吉川美南駅が新設される。
2015年(平成27年)8月 - 埼玉大学と連携協定を締結[4]。
2019年(平成31年)4月1日 - 新幹線統括本部の発足に伴い、東北新幹線と上越新幹線の運行・線路設備管理ならびに小山新幹線車両センターを同本部へ移管。
管轄路線
埼玉県内の高崎線、上越新幹線、八高線非電化区間と栃木県内の両毛線は高崎支社の管轄。
埼玉県内の武蔵野線新座駅以西と八高線電化区間は八王子支社の管轄。
栃木県内の水戸線(小山駅を除く)は水戸支社の管轄。
路線
東北新幹線(大宮駅・小山駅・宇都宮駅・那須塩原駅)[* 1](4)左記4駅の駅運転・営業業務のみ担当
列車運行・線路設備管理は新幹線統括本部の管轄
大宮駅は上越新幹線の起点駅でもある
東北本線川口駅[* 2] - 浦和駅 - 大宮駅 - 黒磯駅 - 豊原駅[* 3]39「宇都宮線」としては浦和駅 - 大宮駅 - 黒磯駅
「京浜東北線」としては川口駅 - 浦和駅 - 大宮駅
戸田公園駅[* 4] - 大宮駅(「埼京線」の一部)[* 5]8
武蔵野線北朝霞駅[* 6] - 三郷駅[* 7][* 8]10
西浦和駅 - 与野駅(大宮支線)[* 9]0JR東日本としての営業キロなし[注 1]
武蔵浦和駅 - 別所信号場(西浦和支線)[* 10]0営業キロ設定なし[注 1]
川越線大宮駅 - 武蔵高萩駅[* 11][* 12]9
◇烏山線宝積寺駅 - 烏山駅[* 13]7
◇日光線宇都宮駅 - 日光駅[* 14]6
●高崎線大宮駅 - (大成第六踏切先)[* 15][* 16]0
●両毛線小山駅 - (思川橋梁南方)[* 17][* 18]0
●水戸線小山駅 - (第二犬塚踏切先)[* 19][* 18]0