東日本旅客鉄道千葉支社(ひがしにほんりょかくてつどうちばししゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の地域支社。日本国有鉄道(国鉄)千葉鉄道管理局の管轄エリアを継承している。 千葉県内の路線の大半及び東京都の葛西地域、茨城県の鹿嶋地域を管轄している。2021年3月31日時点で、合計592.2kmの在来線、158の駅(鹿島サッカースタジアム駅、越中島貨物駅を含む)を管轄している[9]。直接隣接している他支社は首都圏本部のみで、水戸支社とは鹿島臨海鉄道大洗鹿島線を介して隣接している。 ※支社境界はいずれも閉塞区間上にあるため、境界線の内側の停車場(駅・信号場など)を記載している。なお、◇が付いた路線は全線が管理区間内に入っている路線である。 路線名区間駅数備考
支社所在地
千葉県千葉市中央区弁天2丁目23番3号
沿革
1950年(昭和25年)8月1日 - 東京鉄道局千葉管理部を改組し、千葉鉄道管理局として発足。
1964年(昭和39年)9月 - 鉄道管理局ビル完成[1]。
1987年(昭和62年)4月1日 - 東日本旅客鉄道 東京圏運行本部千葉運行部に改称。
1988年(昭和63年)
3月24日 - 木原線をいすみ鉄道に移管。
4月1日 - 東京圏運行本部から分離し、東日本旅客鉄道 千葉支社発足。
12月1日 - 京葉線が新木場駅まで延伸。同時に貨物専用区間であった千葉港駅 - 蘇我駅間の旅客営業開始。
1990年(平成2年)3月10日 - 京葉線が東京駅まで延伸。同時に総武本線(越中島支線)の越中島駅を越中島貨物駅へ改称。
1991年(平成3年)3月19日 - 成田線空港支線開業。
1992年(平成4年)
3月14日 - 京葉線の千葉港駅を千葉みなと駅に改称。
6月1日 - 千葉駅以東の列車の前面方向幕を線区別に色分け表示開始[2]。
12月3日 - 成田線空港支線に空港第2ビル駅が新設開業。
1993年(平成5年)3月22日 - 当時の管内の東京近郊区間にあたる80駅を終日禁煙化[3]。
1998年(平成10年)3月14日 - 武蔵野線に東松戸駅が新設開業。
2012年(平成24年)10月23日 - 新支社ビルが竣工し、移転[4]。跡地は2027年度までにJR東日本の商業ビルが建設され、千葉市民会館も入居する予定となっている[5]。
2020年(令和2年)
11月1日 - 千葉支社管内全駅で全面禁煙となっていなかった71駅を全面禁煙化[6][7][8]。
12月18日 - 支社ウェブサイトを閉鎖、本社サイトに統合。
管轄路線
千葉県内の常磐線全区間、武蔵野線の新松戸 - 南流山間は首都圏本部の管轄。
路線
総武本線錦糸町駅[※ 1] - 銚子駅39「総武快速線」としては錦糸町駅 - 千葉駅
「総武緩行線」としては浅草橋駅 - 錦糸町駅 - 千葉駅
錦糸町駅 - 浅草橋駅[※ 2][* 1] 2
小岩駅 - 越中島貨物駅[※ 3](越中島支線)[* 2] 1定期旅客列車の運行なし
小岩駅 - 新小岩信号場駅[※ 4](新金線)[* 3] 0定期旅客列車の運行なし