一般財団法人東方学会(とうほうがっかい)は、日本の学術系財団法人。1947年(昭和22年)に設立、東方文化の学術的研究の発達、東方諸国の文化の進展および国際文化の交流を目的とする、元は外務省所管[1]。
事業
関係諸団体・会員との連絡・斡旋、世界学界との交流、日本国内外における研究業績の紹介・普及、著名な学者の招聘・派遣、文献資料の交換、講演会・談話会・国際会議の開催、出版など[1]を行う。
事務局は東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館(1926年1月竣工、改装2024年1月)
会誌
『東方学』、年2回(1月・7月)発行[2]
役員
会長
羽田亨
宇野哲人、理事長を経て会長[3]
石田幹之助
吉川幸次郎、理事長を経て会長
貝塚茂樹
山本達郎、退任後は没時まで名誉会長
神田信夫、退任後は没時まで顧問
高崎直道、退任後は没時まで顧問
池田温
吉川忠夫(現:顧問)
旧:理事長
宇野哲人
吉川幸次郎
山本達郎
護雅夫
高崎直道
服部正明(現:顧問)
戸川芳郎(現:顧問)
興膳宏
理事長
興膳宏。2009年?2015年[4]
池田知久。2015年6月に就任(現:顧問)
小南一郎。2019年6月に就任(現:顧問)
斎藤明。2021年6月に就任
脚注[脚注の使い方]^ a b ⇒沿革、目的
^ 『東方学回想』全9巻(刀水書房、2000年)を出版。
過去に掲載された座談会での門下生達の回想で、構成は「先学を語る」6巻、「学問の思い出」3巻。
^ 1955年4月の羽田亨没後は、1965年5月まで宇野が実質会長兼理事長だった。
^ 2013年度より公益法人改革により、内閣府所管の一般財団法人となり理事長に一本化。
会長および理事長時代も、慣習で交互に東大・京大出身の名誉教授が就いている。
関連項目
東洋学
東洋史
日本学
東洋文庫
オリエンタリズム
中国学(シノロジー)
外部リンク
⇒一般財団法人 東方学会