東戸塚駅
東口(2004年11月)
ひがしとつか
Higashi-Totsuka
所在地横浜市戸塚区品濃町692.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度25分49.7秒 東経139度33分24.3秒 / 北緯35.430472度 東経139.556750度 / 35.430472; 139.556750
東戸塚駅(ひがしとつかえき)は、神奈川県横浜市戸塚区品濃町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
地域住民からの要望を受けて新設された請願駅であり、SM分離に際して新川崎駅とともに開業した[4]。 乗入路線は、線路名称上は東海道本線であるが、当駅には横須賀・総武快速線専用線路上にのみ旅客ホームがあり、同線路を走行する横須賀線電車及び湘南新宿ラインの宇都宮線 - 横須賀線直通列車のみが停車し、東海道線列車は停車せず、旅客案内では「東海道(本)線」とは案内されていない。湘南新宿ラインの東海道線 - 高崎線系統は全列車が快速運転のため通過する[注釈 1]。 当駅には、各路線ごとに駅番号が付与されている。 このほか、東海道本線の本線と横浜羽沢駅経由の東海道本線支線との分岐駅になっている。この支線は、当駅以西で旅客線と並行して小田原駅まで延びる貨物列車専用線と繋がっており、併せて東海道貨物線と呼ばれている。ただし当駅の貨物線上には停車場が存在せず、列車はすべて通過する。 また、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」に属する。 当駅は地元住民の1世紀を越える請願運動の末に、新一開発興業社長の福原政二郎が中心となって設置された請願駅である[5]。大正期に「武蔵駅」として一旦開業が決まったが、関東大震災により頓挫[4]。戦後、地元住民による10万人超の署名運動が行政を動かし、官民一体となった運動が結実して開業した[6]。1980年代に開業した比較的新しい駅であるが、1990年代後半からは駅前再開発事業が行われ、百貨店やショッピングモール等の商業施設が相次いで開業し、駅周辺では1990年代から2000年代にかけて計5棟の高層マンションが建設され、市内では横浜みなとみらい21地区に次ぐ供給量になっている。現在ではマンションなどの建設も進み住宅街としても発展している。
乗り入れ路線
横須賀・総武快速線:東海道本線(品鶴線経由)を経て、下り列車は大船駅より線路名称上の横須賀線を走る。上り列車は多くの列車が東京駅を経由し、総武快速線へ直通する - 駅番号はJO 11。
湘南新宿ライン:東海道本線(品鶴線経由)を経て、西大井駅まで横須賀線と同一の線路を使用し、新宿駅経由で宇都宮線へ直通する - 駅番号はJS 11。
歴史
地域の歴史については、東戸塚#歴史、戸塚駅#歴史、戸塚区#歴史も参照。
横須賀線の歴史と「SM分離」については、横須賀・総武快速線#歴史、横須賀線#歴史も参照。
東海道線の歴史については、東海道本線#歴史、東海道線_(JR東日本)#東海道線東京口普通列車の沿革も参照。
年表「東戸塚#歴史」も参照
1887年(明治20年)7月11日:東海道本線横浜 - 国府津間が延伸開業、戸塚駅が開業[6]。
1923年(大正12年):ほぼ現在の東戸塚駅の場所に「武蔵駅」設置が決定するが、同年9月1日の関東大震災で計画頓挫[6]。
1939年(昭和14年):新駅設置を求める住民運動が起こる[6]。その後、終戦直後に再び運動開始[6]。
1965年(昭和40年):地元住民有志により「東戸塚駅(仮称)設置促進委員会」が結成される[6]。新駅設置を求める署名運動開始。1万5千人超の署名を集め、横浜市長・市議会議長に陳情[6]。
1967年(昭和42年)7月:国鉄総裁に対し新駅設置を陳情[6]。