東急百貨店
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}東急 > 東急グループ > 東急百貨店

株式会社東急百貨店
TOKYU DEPARTMENT STORE CO.,LTD.
東急百貨店本店(現在は閉店)
種類株式会社
市場情報東証1部 8232
1949年5月 - 2005年3月28日
本社所在地 日本
150-0042
東京都渋谷区宇田川町37-5
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分41.2秒 東経139度41分46.3秒 / 北緯35.661444度 東経139.696194度 / 35.661444; 139.696194座標: 北緯35度39分41.2秒 東経139度41分46.3秒 / 北緯35.661444度 東経139.696194度 / 35.661444; 139.696194
本店所在地150-8019
東京都渋谷区道玄坂二丁目24番1号
北緯35度39分38.1秒 東経139度41分45.8秒 / 北緯35.660583度 東経139.696056度 / 35.660583; 139.696056
設立1919年3月7日
(株式会社白木屋呉服店)
業種小売業
法人番号3011001016584
事業内容百貨店業、法人外商事業、通人販売事業ほか
代表者代表取締役社長執行役員 大石次則
資本金1億円(2023年1月31日現在)[1]
売上高

605億5300万円
(2023年1月期)[1]
営業利益

3億5300万円
(2023年1月期)[1]
経常利益

1億3400万円
(2023年1月期)[1]
純利益

△36億5300万円
(2023年1月期)[1]
総資産

947億0700万円
(2023年1月31日現在)[1]
従業員数970人
(2024年1月31日現在)
決算期1月31日
主要株主東急株式会社 100%
主要子会社#子会社参照
外部リンクhttps://www.tokyu-dept.co.jp/
特記事項:東急百貨店の母体である白木屋は1662年、東横百貨店は1934年に創業。1958年に白木屋が東横百貨店を合併し「株式会社東横」に変更後、渋谷に新店舗が完成した1967年に社名・店名とも現在の「東急百貨店」になった。
テンプレートを表示

株式会社東急百貨店(とうきゅうひゃっかてん、: TOKYU DEPARTMENT STORE CO.,LTD.)は、東京都渋谷区道玄坂に本店を置く日本の百貨店日本百貨店協会に加盟している。東急株式会社(旧・東京急行電鉄)の完全子会社東急グループの中核企業。
概要

東京横浜電鉄(現在の東急東急電鉄)が渋谷駅1934年に開業した電鉄系百貨店である「東横百貨店」が、呉服店系の老舗百貨店「白木屋」と1958年に合併して現在へと至る。

渋谷駅と直結した東横百貨店(後の東急百貨店東横店東館、現在は閉店)は、大阪梅田の日本初の駅直結型百貨店である阪急百貨店をモデルにしており、関東における私鉄型ターミナルデパートの先駆けとして知られる[2]。白木屋との合併は、実業家として名を馳せた横井英樹が白木屋株の買占め(M&A)を行い経営権獲得を目論んだものの難航し、五島慶太総帥率いる東急側に持株分を譲渡し白木屋が傘下に入った経緯による。合併の際、白木屋を存続会社としたため法人格は白木屋のものが生きており、設立年も1919年と、東急電鉄(1922年)より早い。日本の百貨店は呉服店系と鉄道系に大別されるが、現在の東急百貨店は鉄道系であると同時に、白木屋との合併により呉服店系の伝統も受け継いだ。その白木屋の流れを直接汲み、都心の主力店舗の一つだった日本橋店は、売上不振のため、1999年に336年の歴史に幕を下ろし閉店。東急不動産三井不動産による跡地と周辺の一体再開発により、2004年に賃貸オフィスと商業テナント「コレド日本橋」を複合した日本橋一丁目ビルディングが竣工・開業している。東急グループの名残として東急ストアによる食料品スーパー「プレッセ」が出店していたが、それも2014年に閉店した。

連結売上高は2,700億円以上になり、売上高営業利益率は1.94 %である(2009年1月期)。旗艦店の一つである渋谷の本店の売上高は1,243億円(2008年度)で、店舗別の売上高では全国8位だが、主に中高年層をターゲットとしている百貨店業界において、若者の街渋谷では、慢性的な売上不振が続いているといわれている。決算後などにメディアで報じられる本店の売上高は、本店、東横店、法人外商事業部、通信販売事業部の売上高を合わせて、「本店の売上高」として発表しており、本店単体の売上高は非公開だった。また、子会社で総合スーパーの「東急バラエティストア」(2007年撤退)、百貨店(たまプラーザ店、青葉台店、日吉店、港北店)を出店し、多摩田園都市の流通分野の中核を担っていた。2020年には主力店舗であった東横店が渋谷駅周辺の大規模再開発の影響で閉店[3]2023年には同様に再開発のため本店が閉店した[4]。2012年に、東急文化会館跡地の再開発ビルである渋谷ヒカリエへの新店舗「ShinQs」をオープンした[5]

スローガンは「上質な日々、ごいっしょに。」TOKYUポイント加盟店。
沿革1950年代の渋谷・東急百貨店2020年の東急百貨店東横店(2020年1月22日撮影)白木屋時代の詳細については「白木屋 (デパート)」を参照

1662年寛文2年)8月24日 - 「白木屋」を創業。

1919年大正8年)3月7日 - 「株式会社白木屋呉服店」として設立。

1932年昭和7年) - 東京横浜電鉄(現在の東急)、百貨店を設置のための市場調査開始。

1933年(昭和8年) - 東京横浜電鉄内に「百貨店部」設置。

1934年(昭和9年)11月1日 - 渋谷駅東口に地上7階地下1階の東横百貨店(東館)開業。

1937年(昭和12年)12月 - 東京横浜電鉄子会社として「東横興業」設立。

1938年(昭和13年)12月 - 「玉電ビル」が4階建で完成(後の西館)。

1948年(昭和23年)5月1日 - 東横興業が東京急行電鉄より百貨店事業を譲受、「株式会社東横百貨店」を設立。

1949年(昭和24年)5月16日 - 東京証券取引所に株式を上場。

1950年(昭和25年)

10月 - 渋谷・東横百貨店ビルの全館が売り場として復旧

※1944年以降、建物疎開を受けて取り壊された東京急行電鉄の本社事務所が同館3階以上に移転し、更に1946年1月以降は3・4階が東横映画の映画館として転用されていた。

12月8日 - 池袋駅西口の日本停車場ビルを借り受け、「池袋店」を開店。


1951年(昭和26年)

5月 - 屋上遊園の1つとして渋谷店(東館)の屋上と玉電ビルの屋上96メートルを結ぶロープウェイ「空中電車ひばり号[6]」が開通。※ただし、子供専用の12人乗りで[6]、玉電ビルでは乗降できず折り返すのみだった。

10月27日 - 日本初の「名店街」として、渋谷店(東館)1階に「株式会社東横のれん街」を開設。


1952年(昭和27年) - 渋谷店に日本国内初の「冷凍食品売り場」を開設。

1953年(昭和28年)8月 - 玉電ビルの増改築工事にともない、「ひばり号」を廃止[6]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:116 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef