東急多摩川線
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東急玉川線」とは異なります。

東急多摩川線

東急多摩川線を走行する7000系
(2021年12月 沼部駅 - 鵜の木駅間)
基本情報
日本
所在地東京都大田区
起点多摩川駅
終点蒲田駅
駅数7駅
路線記号TM
路線色臙脂色
開業1923年3月11日
所有者東急電鉄
運営者東急電鉄
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離5.6 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V
架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置東急型ATS
最高速度80 km/h[1]

路線図


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停車場・施設・接続路線
凡例


東横線目黒線






0.0TM01 多摩川駅


←東横線


←目黒線




0.9TM02 沼部駅


JR東海東海道新幹線


JR東横須賀線


2.0TM03 鵜の木駅


2.6TM04 下丸子駅


3.4TM05 武蔵新田駅


4.3TM06 矢口渡駅




道塚駅 -1946


池上線




5.6TM07 蒲田駅


JR東:京浜東北線


JR東:東海道線

東急多摩川線(とうきゅうたまがわせん)は、多摩川駅蒲田駅とを結ぶ東急電鉄が運営する鉄道路線である。全区間が東京都大田区内に所在する。

路線図駅ナンバリングで使用される路線カラーは臙脂色、路線記号はTM。
概要

かつて目蒲線の一部を形成していた線区である。東横線田園調布駅 - 武蔵小杉駅間の複々線化工事が完成し、2000年9月26日から目黒駅において営団地下鉄(帝都高速度交通営団、現・東京地下鉄南北線および都営地下鉄三田線東京都交通局)との相互直通運転を実施するため、目蒲線の路線再編が行われ、同年8月6日に目黒駅 - 武蔵小杉駅間を「目黒線」とし、残った多摩川駅 - 蒲田駅間が分離・区間運転化されて成立したのが本路線である[2]
名称について

本路線は、会社の略称「東急」を含めた「東急多摩川線」が届出上の正式名称であり[* 1]、単に「多摩川線」ではない。これは、名称制定時にすでに都内に存在していた西武多摩川線(こちらは多摩川線が正式名称)との混同を防ぐとともに、同じ読み方である「玉川線」および「新玉川線[* 2]」という名称がかつて東急に存在していたため、それらと区別するためでもある。ただし、駅の一部案内や池上線蒲田駅の乗り換え案内放送(車内および蒲田駅ホームとも)では単に「多摩川線」と案内されることもあり、車両前面の行先表示器の路線名表示も「多摩川線」と表記される。
路線データ

路線距離:5.6km

軌間:1067mm

駅数:7駅(起終点駅含む)

複線区間:全線

電化区間:全線(直流1500V)

閉塞方式:自動閉塞式

保安装置:東急型ATS

最高速度:80km/h[1]

運行形態・設備

東急多摩川線の列車種別各駅停車のみで、池上線と共通の18m車3両編成で運行される[3] 。基本は多摩川駅 - 蒲田駅間の折り返し運行で途中駅での折り返しはないが、一部に蒲田駅を経由して池上線と直通して五反田行きや、雪が谷大塚行きとなる列車がある[3]。これは東急多摩川線に独自の車両基地がなく、全列車に池上線の雪が谷大塚駅にある雪が谷検車区に所属する車両が用いられているため、車両の入出庫に伴う運用としてのものでもある[3]。ただし、駅掲示の時刻表上はこれらの列車もすべて「蒲田」行きとなっている。

多摩川駅と蒲田駅を除くすべての中間駅において、上下線ホーム、および改札が分離されており、両ホームを連絡する跨線橋、地下通路踏切等がなく、駅構内でホーム間を往来できないことが特徴である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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