東急ハンズ
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株式会社ハンズ
Hands Inc.
本社が入居する新宿イーストサイドスクエア
種類株式会社
本社所在地 日本
160-0022
東京都新宿区新宿六丁目27番30号
新宿イーストサイドスクエア[1]
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分48.3秒 東経139度42分29.5秒 / 北緯35.696750度 東経139.708194度 / 35.696750; 139.708194座標: 北緯35度41分48.3秒 東経139度42分29.5秒 / 北緯35.696750度 東経139.708194度 / 35.696750; 139.708194
設立1976年昭和51年)8月28日[1][2]
業種小売業
法人番号5011001016616
事業内容都市型ホームセンターおよび専門店の展開
代表者代表取締役会長 会長執行役員
高家正行(カインズCEO)[3]
代表取締役社長 社長執行役員
桜井悟[1]
資本金1億円
売上高555億8700万円
(2022年3月期)[4]
営業利益△39億1400万円
(2022年3月期)[4]
経常利益△40億1300万円
(2022年3月期)[4]
純利益△47億0000万円
(2022年3月期)[4]
純資産7億1500万円
(2022年3月31日現在)[4]
総資産279億9700万円
(2022年3月31日現在)[4]
従業員数2,219名(2022年4月1日現在)[1]
決算期3月31日
主要株主株式会社カインズ 100%[5]
主要子会社ハンズラボ株式会社[6](100%出資)[1]
TOKYU HANDS SINGAPORE PTE. LTD.[7]
関係する人物浜野安宏
吉浦勝博(元社長)
外部リンクhttps://info.hands.net/company/
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株式会社ハンズ(: Hands Inc.)[1]は、東京都新宿区に本社を置き[1]ホームセンター雑貨店をチェーン展開する企業。ベイシアグループカインズの完全子会社[5]

旧社名は株式会社東急ハンズ(とうきゅうハンズ、英: TOKYU HANDS INC.)[2]。2022年3月までは東急グループに属し[8]東急不動産ホールディングスの傘下にあった[9][5]。東急グループからの離脱により、2022年10月1日より社名から「東急」が外れ[10]、10月26日よりブランド名も「東急ハンズ」から「ハンズ」に順次変更されている[11]

ブランド・ステートメントは「手でソウゾウしよう。手でワクワクしよう。」[11]。コーポレートカラーは緑色で、ロゴマーク漢字の「手」をモチーフとしたもの(佐藤オオキデザイン)[11]TOKYUポイント加盟店[12]
概要ハンズ渋谷店(2023年)

ハンズでは、事業内容を「住まいと住生活・手づくり関連の製品・道具・工具・素材・部品の総合専門小売業」と規定している[1]

同社の展開する店舗は住まいと生活に関連する商品を多く取り扱う、市街地立地型のホームセンターである。生活雑貨を主体とした細かな品揃えを特徴としており、郊外立地型のホームセンターのような大型商品の陳列は少数にとどめている。カーナビなどの施設案内では「デパート」に分類されている場合もある。

取り扱う品目は非常に多岐にわたる。家庭で使う食器・調理器具、掃除・洗濯・風呂用品、寝具、文具、インテリアのほかファンシーショップ、バラエティーグッズの店としても知られる。また、プロが利用するような特定業界向けの工具や素材・材料類を工作マニア向けに提供する機能も担う。他にもからシルバーアクセサリー手品の小道具などといったパーティーグッズまで幅広いジャンルの商品が並び、東急ハンズで扱ったことがきっかけで流行になった商品も多い。

こうした高機能の商品を初心者が使用するにあたって、的確なアドバイスが行えるスタッフを充実させ、顧客層を開拓する戦略も採っている。商品についてメーカー各社の品揃えや使用方法や応用に精通する店員が詳細に案内・実演したり、商品を探す顧客からの問い合わせや取り寄せ依頼に対応したりする点でも、他店との差別化を図っている。

売れ筋に絞らず多様な商品を並べることで「ついで買い」を促したり、新しい発見を求めて来店する顧客を呼び込むなどして売上を増やす「ロングテール戦略」で知られる[13]

このほか、オンラインストア「ハンズネットストア」を運営し、通信販売も行っている。以前は楽天などが運営する仮想商店街へのテナント出店にとどめていたが、2005年6月1日から直営オンラインショップ「ハンズネット」としてサービス開始した。直営オンラインショップ開始後も、楽天市場への出店は「ハンズ 楽天市場店」[14] として継続している。

企業向けなどには、法人営業部が商品の業務やオーダーメイド調達を請け負っており、オリジナルノベルティポイントプログラムの景品カタログなどの企画・開発も行っている[15]

1976年の創業以来、本社機能を東京都渋谷区に置いていたが、2014年7月に新宿区新宿イーストサイドスクエアに本社を移転し、2箇所に分散していたオフィスを集約した[16]
歴史
1970年代
創業

1976年昭和51年)8月28日、株式会社東急ハンズを設立[17]東急不動産が遊休地利用を図るため、新規事業として浜野安宏の提案によりホームセンター事業に参入した。

同年11月、神奈川県藤沢市に第1号店の藤沢店を開店[17][18]。翌1977年11月には2号店として東京都世田谷区二子玉川に二子玉川店を開店した[17](両店舗の詳細については#過去に存在した店舗を参照)。
渋谷店の開業渋谷店 (2010年8月撮影)

1978年(昭和53年)9月、東京都渋谷区宇田川町旗艦店となる渋谷店を開店[17]。東急ハンズの特徴であるワンフロアごとに同系統の商品を展開する店舗形態は、渋谷店に起源を持つ。もともと渋谷店の敷地(1973年まで、現在は目黒区五本木にある日本聖公会聖パウロ教会があった[19])は、東急不動産が長年所有していた土地であったが、オルガン坂と呼ばれる坂道に面した狭い区画で、一般的な業態の店舗のビルが建てにくい状態であった。この傾斜地を逆に利用し、周囲の道路の高さに店の出入口を合わせて3種類のフロア高さを設定(スキップフロア)し、「A」「B」「C」のアルファベットの併用で各階を表示(「6B」=「6階Bフロア」等)するとともに、各フロア間を階段が回廊状に結ぶ構造とした。この工夫によって、小規模なフロアごとに1つの分野の商品群を展開するとともに、1つのフロアから他のフロアへ見通しを持たせることで来店者の期待感を高め、回遊を促すフロア構成となっている。

それまでは見たことはあっても、入手方法さえわからなかったような工芸用道工具類や金属材料・樹脂材料などが、「場違い」と言える都会の商業地で小ぎれいな店頭に並べられ、適量に小分けして販売される様子は一種のカルチャーショックを与え、東急ハンズ渋谷店は渋谷の新名所として知られるようになった。
1980年代
販売スタイルの確立

東急ハンズのこうした販売スタイルは、郊外型ホームセンターなどが個人向けの品揃えを重視する先陣を切ることとなった。また東急ハンズの成功を受けて1980年代には、旧セゾングループ(現:そごう・西武子会社)のロフト1987年に渋谷(西武百貨店渋谷店の隣)に出店、1985年には京王グループ京王アートマンが会社設立(1号店出店は翌1986年聖蹟桜ヶ丘店)。
全国展開

1983年10月には関西初出店となる江坂[17]多摩地区初出店となる町田店を開店[17]1984年10月には池袋サンシャイン60通りに池袋店を開店[17][20]1986年11月には名古屋栄キタ地区に初のフランチャイズ(FC)店「ANNEX店」を開店して中部地方へ進出した[17]1988年3月には神戸市三宮店を出店[17]、渋谷店と同様に傾斜地に建てられたためスキップフロア構造を採用した。
1990年代
三大都市圏以外への出店

1990年9月には横浜店を開店した[17]2013年10月に横浜岡田屋モアーズへ移転[17])。

首都圏各地で高い集客力を見せた東急ハンズのブランド力は地方都市においても注目され、地方中核都市で再開発事業で新たに建設される複合商業施設キーテナントとして出店を打診されることがあったが、業態の特性から広大な商圏人口が必要とされるため出店地域は限られ、1990年までは三大都市圏のみの出店であった。


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