東南アジア
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この項目では、アジアの区画について説明しています。東南アジアの地域協力組織については「東南アジア諸国連合」をご覧ください。
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2021年6月)

東南アジア

国家

ブルネイ

カンボジア

インドネシア

ラオス

マレーシア

ミャンマー

フィリピン

シンガポール

タイ

東ティモール

 ベトナム

面積
 ? 合計4,545,792 km2
人口
 ? 合計641,775,797人
 ? 密度140人/km2
等時帯

UTC+6:30ミャンマー

UTC+7カンボジアラオスインドネシアタイベトナム

UTC+8ブルネイインドネシアマレーシアフィリピンシンガポール

UTC+9東ティモールインドネシア

東南アジア(とうなんアジア、英語: Southeast Asia, Southeastern Asia)は、アジアのうち南シナ海周辺に位置している国々を指す地域区分である。インドシナ半島マレー半島インドネシア諸島フィリピン諸島アジアと島嶼部東南アジアに分けられる。国連による世界地理区分[1]
概要

東南アジアという用語は比較的新しく、初出は1830年代である。当時の地理学や歴史学が国家論や支配論に偏っていたこともあり、当初は考古学や民族学用語としてのみ普及した[2]。地理概念として一般化したのは、1942年に連合国軍が「東南アジア司令部」をセイロンに設置し、戦後処理を進める連合軍の作戦領域名として政治的にも公式化されるようになってからである。ただし、現在でもイギリス英語やフランス語では、東南アジアという概念に島嶼部を含めないことが多い[3]。日本の旅行案内書などでは「香港マカオ台湾など」を含めていることもあるが、通常は東アジアの扱いとなる。
地理東南アジアの地図東南アジアの範域国際連合によるアジアの地域の分類 .mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{}  北アジア   中央アジア   西アジア   南アジア   東アジア   東南アジア
気候

平均気温25度以上で、大部分がケッペンの気候区分でいう熱帯[注釈 1]であり、熱帯特有の急な雷雨、スコールが雨季に多く見られる。湿潤熱帯に属する島嶼部では一年中降水量が多いが、大陸部やインドシナ半島モンスーン[注釈 2]の影響を受けてサバナ気候となり、雨季と乾季がはっきりしている。
環境分類
熱帯雨林
フィリピン諸島からボルネオ、スラウェシの北半、ジャワ西部、スマトラにかけての島嶼部、アラカン地域沿岸、マレー半島西岸。常時25℃を上回る高温と、年間2000 mmから4000 mmの多雨で、植物の宝庫。
熱帯高地
パマス(南スマトラ州)、ミナンカバウ(西スマトラ州)などのスマトラ背梁山脈の中の盆地は、1500メートル前後の高度で、湿度が高いが冷涼な気候。古くから人が居住し、集約的稲作が行われている。
沿岸低地
熱帯雨林帯の沿岸は、砂丘以外は泥炭林と
マングローブ林で農業に不適であるが、砂丘地帯とともに漁業・海運の基地である。
サバンナ平原
大陸東南アジアでは、乾いた北東モンスーンの影響で、冬季には強い乾季があり、雨季に茂り乾季に落葉する雨緑林が多い。ビルマ平原では、南西モンスーンの影響で乾燥地帯になる。古い時代から平原畑作が進み、周りの山地からの流水を利用した灌漑が発達している。東北タイのコラート平原、カンボジア平原では、雨季と乾季の降水量に差があるが、雨緑林が形成される。夏季には長期に降水があり、天水稲作が広がっている。
デルタ
三大デルタ(イワラジ、チャオプラヤー、メコン)はサバンナ気候である。乾季にはほとんど降雨がない。しかし、雨季には河川が洪水を引き起こすほどである。
国名リスト

東南アジアに属する国家を、英語表記順に国名 - 首都の順で表記する。

ブルネイ - バンダルスリブガワン

カンボジア(カンプチア) - プノンペン

インドネシア - ジャカルタパプア島パプア州西パプア州オセアニア地域に属す)

ラオス - ヴィエンチャン

マレーシア - クアラルンプール

ミャンマー(ビルマ) - ネピドー

フィリピン(ピリピナス) - マニラ

シンガポール - シンガポール(都市国家

タイ - バンコク

東ティモール - ディリティモール島の原住民はメラネシア系でオセアニア地域と民族的に近縁)

 ベトナム - ハノイ (ベトナムは漢字文化圏に属しており、稀に東アジアに含む場合がある)

自治地域及び特別領

アチェ州 (インドネシア)

アンダマン・ニコバル諸島 (インド)

バンサモロ自治地域 (フィリピン)

クリスマス島 (オーストラリア)

ココス諸島 (オーストラリア)

ダヌ自治区 (ミャンマー)

海南島 (中華人民共和国)

ジャカルタ (インドネシア)

コーカン自治区 (ミャンマー)

ナガ自治区 (ミャンマー)

パラウン自治区 (ミャンマー)

パオ自治区 (ミャンマー)

ワ自治管区 (ミャンマー)

ジョグジャカルタ特別州 (インドネシア)

東南アジアの歴史

東南アジア諸国の各国の歴史については、以下を参照。インドネシアの歴史 - カンボジアの歴史 - シンガポールの歴史 - タイの歴史 - フィリピンの歴史 - ブルネイの歴史 - ベトナムの歴史 - マレーシアの歴史 - ミャンマーの歴史 - ラオスの歴史 - 東ティモールの歴史- バミューダの歴史
東南アジアの原歴史

東南アジアの歴史は、各国の歴史として著述されることが多い。しかし特にマレー半島および島嶼部では、各国の領域は19世紀から20世紀初めにかけて、欧米列強が植民地主義に基づき東南アジアを分割した結果生じたものが後に独立国家として認められたものであり、政治的色彩が非常に濃いといえる。

東南アジアの歴史は、そのような政治的な現代国家の歴史を離れ、伝統的な政治圏、つまり、政治的・文化的中心都市とその周辺の圏的な空間の歴史、別な言葉で言えば歴史圏を対象とするものである。また、元来この地域は封建主義中央集権皇帝専制とは違った、マンダラ論といった説で解き明かされる重層的な権力構造がみられた地域であることも近年では重要視されている。また日本との関係も、一部の先住民が渡来したことや太平洋戦争において各国に進入し、その後高度経済成長期に多数の企業が進出するなど、非常に深いものがある。
石器時代

東南アジアの人類文化は、2?3万年前の後期旧石器時代から始めることができる。それは、大陸部でも島嶼部でも洞穴や岩陰で人間が生活した痕跡を得られるからである。

大陸部では、ベトナム北部のソンヴィー文化、ホアンビン文化、バクソン文化、ダブート文化とたどることができる。ソンヴィー文化は、礫の周囲を打ち欠いた石器を主とする。旧ヴィンフー省のソンヴィー遺跡で発見され、放射性炭素年代測定では2万?1万2000年前である。磨製石器を伴わないことから旧石器時代に属する。次にホアビン文化は、ベトナムホアビン省の洞窟・岩陰遺跡群から名づけられた文化。原初的な形態の石器に加えスマトリアスなどの進んだ形態が特徴であり、部分的に磨製した石器も現れる。食料残滓に貝殻(淡水のタニシカタツムリ)、獣骨の層が伴う。

年代測定では、ほぼ1万1000から7500年前で、中石器文化に位置する。この文化は大陸部全域からマレー半島、スマトラ島まで広く分布する。


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