東北方面隊
JGSDF North Eastern Army
創設1960年(昭和35年)1月14日
所属政体 日本
所属組織 陸上自衛隊
部隊編制単位方面隊
所在地仙台(宮城県仙台市)
編成地仙台
愛称東北方、NEA
上級単位防衛大臣直轄(有事 陸上総隊)
担当地域東北地方
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東北方面隊(とうほくほうめんたい、英語:JGSDF North Eastern Army)は陸上自衛隊の方面隊の一つである。防衛大臣直轄(有事の際は陸上総隊直轄)にあり、東北地方の防衛警備や災害派遣等を担任。方面総監部は仙台駐屯地に置かれている。
概要半旗を掲げた災統合任務部隊司令部(仙台駐屯地・東北方面総監部庁舎)
東北方面隊は、2個師団を基幹兵力としており、管内には13個の駐屯地、1個の分屯地、6個の地方協力本部が配置されている。
東北方面隊の部隊章(師団等標識)は以前はこけしと「東北」の文字を図案化したものであったが、2020年(令和2年)3月26日に部隊章のデザインが改正された[1]。
新部隊章は「伝統、絆、飛躍」をコンセプトに、朱色の日輪は東北の護りを担う「伝統」を表し、東北地方の白地図は東北6県の「絆」を表し、東北6県に見立てた6枚羽の青い翼は体制移行や任務の多様化に対応する方面隊の「飛躍」を表している。また、背景色の空色は「任務を完遂する決意」を表現している[1]。
沿革
1959年(昭和34年)8月1日:東北方面隊準備本部が臨時編成[2]。
東北方面隊
1960年(昭和35年)
1月14日:方面管区制施行により東北方面隊編成完結[2]。警備区域は青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県[3]。
東北方面総監部・同付中隊、東北方面会計隊、東北方面通信隊、東北方面資料隊、東北方面調査隊、東北方面音楽隊が編成完結。
第6管区隊、第9混成団、第2特科群、第1教育連隊、東北地区補給処を隷下に編合。
1月19日:東北方面総監部開庁式(南仙台駐屯地)[2]。
1961年(昭和36年)8月17日:第2施設団(船岡駐屯地)を新編。
1962年(昭和37年)
1月18日:総監部付中隊を総監部付隊に改編。東北方面航空隊(霞目駐屯地)を新編。
8月15日:師団制への改編により、第6管区隊は第6師団に、第9混成団は第9師団にそれぞれ称号変更、改編。
1964年(昭和39年)3月24日:東北方面武器隊(仙台駐屯地)を新編[4]。
1968年(昭和43年)3月1日:東北方面通信隊が東北方面通信群に称号変更。
1970年(昭和45年)3月10日:第6師団改編(甲師団化)。
1973年(昭和48年)3月27日:第5高射特科群(八戸駐屯地)が編成完結。
1976年(昭和51年)3月25日:東北方面輸送隊(霞目駐屯地)を新編。