東仙台駅
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東仙台駅
駅舎(2023年5月)
ひがしせんだい
Higashi-Sendai


所在地仙台市宮城野区東仙台一丁目7-8.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度16分35.41秒 東経140度55分12.66秒 / 北緯38.2765028度 東経140.9201833度 / 38.2765028; 140.9201833座標: 北緯38度16分35.41秒 東経140度55分12.66秒 / 北緯38.2765028度 東経140.9201833度 / 38.2765028; 140.9201833
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号ヒセ
駅構造地上駅
ホーム2面3線(実質2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-3,289人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日1932年昭和7年)7月25日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線■東北本線
(■■仙石東北ライン含む)
キロ程355.8 km(東京起点)
仙台から4.0 km
仙台 (4.0 km) (4.1 km) 岩切[* 1]
所属路線東北本線(貨物支線)
キロ程6.6 km(長町起点)
仙台貨物ターミナル (2.8 km)
備考

業務委託駅

仙台市内

^ この間に東仙台信号場有り(当駅から1.7 km先)。

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東仙台駅(ひがしせんだいえき)は、宮城県仙台市宮城野区東仙台一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である[1]

当駅で東北本線と貨物支線(通称:宮城野貨物線)が合流する。また、松島駅から分岐する支線を経由して仙石線へ直通する仙石東北ラインの列車も、東北本線内各駅停車となる快速(緑快速)に限り停車する。
歴史旧駅舎(2010年4月)

東仙台駅は、東北本線の苦竹信号所が1932年(昭和7年)に駅として開業したものである[2]。この場所は、明治、大正時代には宮城郡原町だったが、東仙台駅が開業する4年前の1928年(昭和3年)に原町が仙台市に編入合併されたことで、仙台市内となった[3]。この駅の開業に合わせて駅の周辺では、仙台市で初の事例となる都市計画法に基づく土地区画整理事業が行われて、宅地が造成された[4]。現在は旅客駅である東仙台駅だが、かつては貨物も取り扱う駅だった[5]

1936年(昭和11年)東仙台駅の隣接地に仙台政府倉庫(国立米穀倉庫)が設置され、東仙台駅からここへ向けて引き込み線が敷設された。仙台政府倉庫の構造は、敷地の中に敷設された線路に対してその両脇に倉庫群が並び立つというもので、貨車が倉庫の入口のすぐ前に到着できるようになっていた[6][7][8]。この引き込み線は後になくなり、仙台政府倉庫も2008年(平成20年)に解体される。東仙台駅の東側にある踏切の名称は今も「倉庫前踏切」であり、かつて存在した倉庫群の名残を留めている。

戦後の復興期において仙台駅の貨客分離が立案され、これに伴って東北本線の長町駅と東仙台駅の間に貨物用の新線と新しい貨物駅である宮城野駅が建設されることになった。この新線は1960年(昭和35年)に開通し[9]、東仙台駅は旅客線と貨物線の分岐駅になった。

2015年(平成27年)、駅舎を新築するために旧来の駅舎が取り壊された。この旧来の駅舎は戦前から使用されてきた築70年以上の歴史を持つ木造建築物で、老朽化が進んでいたという。仙台市内にあるJR東日本の駅舎の中では、数少ない木造駅舎の一つだった[10][11]。仮設の駅舎の使用を挟んで[10]、鉄骨造りの新しい駅舎は2016年(平成28年)から供用を開始した[12][11]
年表

1909年明治42年)10月18日:苦竹信号所として開設[1][13]。ホーム等の設備は無かったが旅客の乗降が可能であった。

1932年昭和7年)7月25日:東仙台駅として開業[1][13]

1941年(昭和16年)3月:駅舎改築[10][注 1]

1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[13]

2003年平成15年)

3月6日:自動改札機導入。

10月26日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[14]


2008年(平成20年)3月14日:ホームにエレベーターが設置され、供用を開始した。

2013年(平成25年)4月1日:直営駅(岩切駅所属東仙台駅在勤)から業務委託駅(JR東日本東北総合サービス)となる。

2015年(平成27年)

5月30日:同日開業の仙石東北ラインのうち、東北本線内各駅停車タイプの快速(緑快速)の停車駅となる[15]

9月5日:旧駅舎での営業を終了[10]。仮設駅舎での営業となる[10][11]


2016年(平成28年)2月28日:新駅舎の営業を開始[11][12]

2021年令和3年)11月30日みどりの窓口の営業を終了[16]

駅構造

(駅舎側から)単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)、計2面3線のホームを持つ地上駅。3番線の南側には上り貨物列車の通過線が1線ある。旅客扱いは1・2番線のみで、3番線には転落防止の柵が設けられており、主に下り貨物列車が通過する。互いのホームは跨線橋で連絡している。

仙台駅管理の業務委託駅JR東日本東北総合サービス委託)。JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。自動券売機自動改札機が設置されている。

トイレは1番線ホームに設置されている。かつてはプラットホームからトイレに入ることはできなかったが、自動改札化とほぼ同時期にトイレの建替えが行われ、逆にプラットホームに入場せずトイレを利用することができなくなった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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