東京DOGS
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東京DOGS
ジャンル
刑事ドラマ
脚本福田雄一
演出成田岳
石井祐介
監修飯田裕久(警察)
出演者小栗旬
水嶋ヒロ
吉高由里子
勝地涼
東幹久
志賀廣太郎
臼田あさ美
ともさかりえ
水上剣星
矢崎広
川口春奈
吉村卓也
田中好子(特別出演)
大塚寧々
三浦友和
音楽Rita-iota
エンディングEXILEふたつの唇
国・地域 日本
言語日本語
製作
プロデューサー鹿内植
制作フジテレビドラマ制作センター

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2009年10月19日 - 12月21日
放送時間月曜日21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数10
フジテレビ番組基本情報
特記事項:
初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。
最終回は25分拡大(21:00 - 22:19)。
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『東京DOGS』(とうきょうドッグス)は、2009年10月19日から12月21日まで、フジテレビ系列毎週月曜日21時 - 21時54分の「月9」枠で放送された小栗旬主演の刑事ドラマである。初回は15分、最終回は25分拡大放送。ハイビジョン制作。全10話。
概要

月9枠では1988年の『君の瞳をタイホする!』以来22年ぶりとなる刑事ドラマである。福田雄一脚本によるオリジナルストーリーで、ニューヨーク市警察のエリート刑事・高倉奏と、血の気が多い暴走族上がりの刑事・工藤マルオがバディを組み、数々の事件に挑んでいく。

番組タイトルの「DOG」の意味は、警察犬と、スラングで「ダメな奴」というダブル・ミーニングである。

小栗旬の連続ドラマ主演は、『貧乏男子 ボンビーメン』(2008年・日本テレビ系)に続いて2作目で、フジテレビ系の連続ドラマには『花ざかりの君たちへ?イケメン♂パラダイス?』以来約2年ぶり、月9枠に於いては初出演となる。また、共演の水嶋ヒロも月9枠は初出演となる。本作品のヒロインを演じる吉高由里子は『太陽と海の教室』以来2度目の月9作品への出演となった。
あらすじ

小学生のころに父親を目の前で殺された過去を持つ高倉奏は、ニューヨークで父の事件と関係する国際麻薬シンジケートを摘発すべく日本から派遣された工藤マルオを含む100人以上の捜査員を指揮していたが、作戦は失敗に終わってしまう。後に奏は責任を取らされ、日本へ渡りマルオの所属する警視庁特殊捜査課にやって来る。そこでマルオとバディを組み、事件現場に1人取り残されていた記憶喪失の女性・松永由岐を警護することになる。
キャスト
主な人物
高倉奏 (26) -
小栗旬澁谷武尊(幼年期)
本作品の主人公。階級巡査部長。17年前に刑事であった父親を目の前で殺された過去を持ち、その犯人である国際麻薬シンジケートのボス神野を追って渡米し刑事に。組織摘発に失敗したため、ニューヨーク市警察から出張捜査へ放り出される形で警視庁特殊捜査課にやって来た。軍歴があるため武術射撃にも精通しており、料理も得意。生真面目で融通が全く利かない、いわゆる堅物で、無愛想。歯に衣着せぬ物言いで自らの理論をマルオたちに押し付けるため、反発を生むことが多い。始めは由岐を捜査の道具として扱っていたが、共に過ごしていくうちに一人の女性として見るようになり、不器用ながら彼女を気遣うようになる。また、日本を離れていたため「キモい」などの俗語に疎く、生真面目さが祟って何事も真剣に捉えてしまう天然な一面もある。勤務中に電話をかけてくる母親を迷惑がっているが、実は母親に頭が上がらない極度のマザコン。犯人は銃を所持していることを前提として捜査を行い、事ある毎に発砲する。また、七つ道具が入っていると思われるバッグを常に持ち歩いている(内容物は、ロープや集音機、ガムテープなど)。使用拳銃はアメリカのキンバー社製のM1911タクティカルカスタムII(ベースはタニオ・コバ GM?7)。愛車はS200型トヨタ・クラウンアスリート。
工藤マルオ (25) - 水嶋ヒロ
警視庁特殊捜査課所属の刑事。階級は巡査部長。元暴走族(夜露頭屋・第三代総長)上がりの叩き上げ。NYでの麻薬捜査の一件で警視庁より応援に行き、奏に出会う。奏の左遷に伴い、不本意ながらバディを組まされるが、その型破りな捜査方法に納得がいかず、たびたび衝突する、そのため奏のことを名前では呼ばずに「アメリカの先生」と呼んでいた。人情深く熱血漢な性格だが、感情的になりやすく頭に血が昇りやすい。ノリが軽く、仕事中にもかかわらずナンパをするなど、女性好きな一面を持ち、趣味は合コン。奏の天然に対してツッコミ役や、場の空気が悪くなると和ませたりなど、常識的な一面を持ち合わせている。暴走族時代の舎弟を家族のように大切に思っているが、未だ足代わりに使ったりすることもある。由岐に対して恋愛感情を抱くようになってからは、趣味の合コンに参加しなくなる。使用拳銃はSIG P226R(タナカ SIG P226)。
松永由岐 (23) - 吉高由里子文屋愛海(幼年期)
NYでの麻薬捜査の現場に取り残されていた謎の女。パスポートから名前と年齢が分かった。事件の鍵を握っていると思われるが、記憶を無くしており、日本で治療を受けることになる。麻薬組織から口封じのために狙われており、奏やマルオに保護されているが、その過剰な保護ぶりに苛立ちを感じている。ワガママな面があり、ハッキリとモノを言う気丈さを持つ。少々口が悪い。姉が1人おり、両親とは中学生のときに事故で死別。高校卒業後はアメリカに留学。自分を捜査の道具としか見ていない奏に対し反発することが多かったが、時折見せる不器用な優しさに次第に惹かれ始める。しかし、記憶を取り戻すにつれて、かつて恋人同士であった神野京介への感情も思い出し、奏に対し複雑な思いを抱く。最終話にて、神野の誘いを断り、奏に告白しようとするが背後から近付いたため、彼から一本背負いで投げ飛ばされてしまう。
堀川経一 (23) - 勝地涼
警視庁・特殊捜査課所属の刑事。奏が日本に来てからは、奏とマルオのサポート役となる。東京大学法学部卒のキャリアだが、やや実戦には弱く苦戦中のヘタレ刑事。由岐の記憶が戻り始めるまでの間、レストランでバイトしながら見張り役として働いていたが、その後は捜査課へと戻る。
益子礼二 (40) - 東幹久
警視庁・特殊捜査課所属の刑事。階級は警部補。課長に自ら担当の事件の報告を行うも、全く相手にしてもらえない。主にデータ収集を担当。家庭をとても大事にしており、中1の娘と小5の息子を持つ子煩悩な、いわゆるマイホームパパ刑事。
鈴江光男 (59) - 志賀廣太郎
警視庁・特殊捜査課所属の刑事。階級は警部補。通称・鈴さん。昔、奏の父親および大友と組んでいた。ノンキャリの人情派刑事。取調べを得意とする。
田中真紀 (23) - 臼田あさ美
堀川の彼女。大企業勤務のOL。とても嫉妬深く、経一が捜査しているところを尾行する・ETCの通過履歴を見る・携帯のGPSで位置を常に確認するなど、半ばストーカーに近い行為を行っている。同い年の由岐と親しい。
西岡ゆり (29) - ともさかりえ
関東医科大学病院の女医。由岐の主治医。由岐の診療方針を巡って奏と対立する。
甲斐崎ヒロト (27) - 水上剣星
神野の組織の一員。神野を殺し、組織のトップになろうと企んでおり、「吉村」という偽名で由岐のアルバイト先に潜伏し彼女に接触する。彼女を襲い人質にして神野を誘き寄せようとするも奏とマルオに逮捕されるが、組織に狙撃され入院。入院中、神野に殺害される。
蒲田シゲオ (22) - 矢崎広
マルオの暴走族時代からの後輩。合コン仲間。マルオとは兄弟のように想い合い信頼しあっている。通称「シゲ」。
高倉カリン (17) - 川口春奈
奏の妹。中谷と付き合っている。
中谷祥太 (17) - 吉村卓也
カリンの彼氏。高倉家に入り浸っており、奏のことを「お兄さん」と呼び馴れ馴れしくするため、当の奏からは疎まれている。高校球児で、甲子園出場を目指している。
高倉京子 (53) - 田中好子特別出演
奏の母親。奏を溺愛していて、奏が勤務中でもお構いなしに私用電話をかける。韓国ドラマが好き。天然ボケの節がある。


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