この項目では、横浜正金銀行の後継、東京三菱銀行の前身となった銀行について説明しています。1896年に設立された銀行については「近江銀行」をご覧ください。
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株式会社東京銀行
The Bank of Tokyo, Ltd.
旧・東京銀行本店
現・三菱UFJ銀行日本橋支店・室町支店
種類株式会社
市場情報東証1部 8313
東京銀行のデータ
英名The Bank of Tokyo
統一金融機関コード0015
SWIFTコードBOTKJPJT
設立日1946年(昭和21年)12月17日
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株式会社東京銀行(とうきょうぎんこう、英語: The Bank of Tokyo, Ltd.)は、かつて存在した日本の銀行。略称は東銀(とうぎん)、自行内や金融業界内では英語名を略してBOT(ビー・オー・ティー)と呼ぶこともあった。コーポレートカラーは緑。キャッチコピーは 「広がる世界 身近な東銀」。
1996年(平成8年)4月1日の三菱銀行との合併(東京三菱銀行)から度重なる再編が続いている。後身である三菱UFJ銀行に「東京」の名称はなくなり、現在は同行に継承されているSWIFTコードに往時の面影を残すのみとなっている。
概略銀座松屋にあった東京銀行銀座支店(1967年5月)
設立は1946年(昭和21年)。初代頭取は濱口雄彦。実質的前身は、戦前における特殊銀行・横浜正金銀行。普通銀行として新規に発足したが、事実上は閉鎖機関に指定された横浜正金銀行の資産を引き継いでの開業であった。1954年(昭和29年)公布の外国為替銀行法に基づき、日本で唯一の外国為替銀行(いわゆる「外国為替専門銀行」のこと。略称「為専」)となったが、便宜上都市銀行として扱われ、BANCSにも参加していた。
本店は東京都中央区日本橋本石町一丁目にあった。この場所はかつての横浜正金銀行東京支店の位置であるが、日本銀行本店のすぐ隣りでもあり、この銀行が通常の商業銀行とは違う、かつての特殊銀行であったことをうかがわせる。
外国為替銀行法に基づく外国為替銀行という性格上、貿易に直接関係のない業務は認められないため、外国為替銀行の認可をうけるにあたっては半数近くの支店を閉鎖した[注釈 1]。