東京都立三鷹中等教育学校
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分46秒 東経139度34分2秒 / 北緯35.67944度 東経139.56722度 / 35.67944; 139.56722
東京都立三鷹中等教育学校(とうきょうとりつ みたかちゅうとうきょういくがっこう)は、東京都三鷹市新川六丁目にある東京都立中等教育学校(中高一貫校)。後期課程(高等学校に相当)からの入学(編入学)者は募集しない完全中高一貫校。 1949年に三鷹町立三鷹新制高等学校として創立。1955年に東京都に移管(設置者変更)。2010年より中等教育学校を設置し中高一貫校化した。校訓は「気力を起こして我が身をためそう」。サッカー部は強豪として知られ、2度の全国大会出場経験がある。 前期課程では自校調理の学校給食が出されている。外部から非常勤講師を月に4回ほど招いて、外国語指導助手 (ALT) による授業を行っている。2022年度に「Society5.0 に向けた学習方法研究校」の指定を受けた。これにより、前期課程生徒に2in1端末が貸与される。そのため、令和2年の新型コロナウイルス感染症予防に伴う臨時休業期間も、他校に先駆けて同時双方向型オンライン授業を実施した。 国際交流リーディング校
概要
教育目標
互いの基本的人権を尊重し、思いやりの心を持った豊かな人間性を養う。
高い見識と幅広い視野を培う。
自立と共生の精神を養う。
目指す学校像
将来の日本を担う生徒を育てる。
高い見識と広い視野を培う。
思いやりを持った豊かな人間性を培う。
一貫教育校として、6年間の体系的な教育課程を実践する。
東京都教育委員会指定・推進事業
Global Education Network 20 (GE-NET20)
探究的な学び推進事業
理数研究校
情報教育研究校
エンジョイスポーツプロジェクト事業実施校
TOKYOデジタルリーディングハイスクール(TOKYO教育DX推進校)
情報科目の充実を図るための教員支援モデル校 他
沿革
1949年 - 三鷹町立三鷹新制高等学校開校(1月定時制、4月全日制)
1950年
三鷹町立三鷹高等学校(1月校名変更)
三鷹市立三鷹高等学校(11月市制施行による校名変更)
1955年 - 東京都へ移管
2010年 - 定時制課程閉課、東京都立三鷹中等教育学校を新設
2014年 - 秋の叙勲において第13代校長・島根岱助が瑞宝小綬章を受章する[1]
2015年 - 高等学校を閉校し中等教育学校に完全移行
入学検査
160名(男女各80名)
検査は適性検査I、適性検査II(各45分)で行われる。
適性検査I、IIはそれぞれ満点が100点だが、Iは500点に、IIは300点に換算される。
報告書からの評価は小学校5・6年次の成績による。評点の3が40点、2が20点、1が5点に換算され、それらの合計点(640点満点)をさらに200点満点の基準に換算する。
以上、IIの500点に、Iの300点、報告書の200点の合計は1000点満点となる。
生徒数
6学年各160名(男女各80名)
計960名(男女各480名)
転校した生徒等がいるため実際の人数はこの通りとはなっていない。
適性検査での募集要項は男女共に80名ずつとなっているが、補欠繰り上げは男女問わず得点の高いものからなので、実際は僅かだが男女の人数差がある。
学校行事
合唱祭
2010年度は八王子市民会館で行われた。学年ごとに課題曲(1年生は校歌)とクラスごとに自由曲を歌い、審査員の審査によって学年優勝を決定する。2012年度からは府中の森芸術劇場で行われている。
校外学習
1年生の5月に行われる。千葉県にある大房岬の青少年自然の家に宿泊。2年生の5月に行われる。長野県白馬村に2泊3日の民宿などに宿泊を行う。
研修旅行
3年生の11月に行われる。京都、奈良に3泊4日の宿泊を行う。
修学旅行
5年生の10月に行われる。台湾にて3泊4日の宿泊を行う。地域の学生との国際交流も盛んに行われている。
鷹校祭
体育祭と文化祭を合わせて鷹校祭という。9月中旬に行われる、前後期合同での文化祭。元々は鷹高祭という名称だったが、中等教育学校も合わせての開催となるため鷹校祭に変更された。例年は文化祭が先で体育祭が後である。
体育祭
9月上旬に武蔵野陸上競技場で行われていたが、校庭の改修工事が2013年夏に終わったため2013年度からは学校で行われている。
文化祭
中等1年生と2年生は校外学習の発表。3年生は演劇。後期課程からは販売等ができるようになる。各学年夏休み等の課題を発表する教科展示がある。他にも生徒会ではクラスTシャツコンテスト、書道パフォーマンス等、委員会や部活動の展示もある。垂れ幕や階段装飾も見どころである。文化祭最終日の夜には後期課程のみ参加できるフィナーレがある。
制服
前期課程は男女とも冬服は濃紺のブレザーに白いワイシャツ。男子は灰色を基調とした鼠色のスラックス。女子は灰色を基調とした白とピンクのチェックの入ったプリーツスカート。夏服用のベストは灰色で、左胸に「M」の字の入ったデザイン。リボンタイは計6種類が用意されており、標準の男子用ブルータイ、女子用ブルーリボンの他に、男子用のピンクタイ、女子用のピンクリボン、ブルータイ、ピンクタイがある。なお、式典などの際には標準のものを着用する生徒がほとんどである。
後期課程は男子が濃灰色のスラックス、男子は濃紺色のネクタイが2種類、女子が黒とピンクのプリーツスカートで、スカートには「M」の字。オプションとしてベージュ色のプリーツスカート、リボン、ネクタイが用意されている。夏服用のベストは紺色、クリーム色。ブレザーは引き継ぎ。
部活動
部活動・同好会一覧
サッカー部(前後期別・男子のみ)
全国大会に2度出場、ベスト8まで進んだことがある。
軟式野球部(前期男子)
硬式野球部(後期男子)
ラグビー部
関東大会に3度の出場経験がある。
剣道部(男女合同)
硬式テニス部(前後期別・男女別)
バレーボール部(前後期別、女子のみ)
1963年に全国大会(インターハイ)で優勝した。その時の監督は、後に全日本女子バレー監督となる山田重雄だった。
水泳部(前後期合同・男女合同)
バスケットボール部(前後期別・男女別)
陸上競技部(前後期合同・男女合同)
バドミントン部(男女合同)
茶華道部
吹奏楽部
アンサンブルコンテストで金賞を多数受賞。
第63回東京都高等学校吹奏楽コンクールの東日本組で金賞を受賞。
定期演奏会を実施している。
演劇部
東京都高等学校文化祭演劇部門 多摩南地区大会B日程で奨励賞を受賞
書道部
東京芸術劇場で開催された「第35回東京都高等学校文化連盟書道展」で奨励賞を受賞。
美術部
音楽部
鉄道研究部 - 2021年度より部に昇格
「第7回全国高等学校鉄道模型コンテスト」のモジュール部門で全国2位相当の優秀賞を受賞。