東京農業大学第二高等学校・中等部
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度18分4秒 東経139度0分4.6秒 / 北緯36.30111度 東経139.001278度 / 36.30111; 139.001278
東京農業大学第二高等学校・中等部(とうきょうのうぎょうだいがくだいにこうとうがっこう・ちゅうとうぶ)は、群馬県高崎市に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。略称は、「農二(のうに)」、「農大二高」、「東農大二高」など。 設置者は榎本武揚創設の東京農業大学を運営する学校法人東京農業大学。 一般、推薦、特待入試が行われるが、入試方式によるクラス分けはない(2015年度入学の1学年より、成績によるクラスの編成は行われている)。“農業”の字を冠してはいるが農業科は設置されておらず、普通科のみの進学校である。 「大根踊り」(正式名称:青山ほとり)が有名である。スポーツの応援などでよく見られる。 2023年、東京農業大学第二高等学校中等部が併設され、開校[1][2]。 中等部の生徒は原則として高校では「中高一貫コース(仮称)」に進学する[3]。外部の中学校から高校に入学した者は一貫コースには所属することができず、高校の一貫コースは中等部からの内部進学者のみで構成される[3]。
概要
設置学科
普通科
リベラルアーツ - Iコース(特別進学コース)
ジュネラルアーツ - IIコース(発展/標準コース)
スペシャルアーツ - IIIコース(クラブ選抜コース)
海外留学 - グローバルコース(2020年度設置)
中高一貫コース(2023年度中等部設置に伴い、高校生徒はいない)
歴史
1962年 - 学校法人東京農業大学の理事長内藤敬を校長として、東京農業大学第二高等学校の設立許可を申請。
1962年 - 群馬県知事から設立許可。常谷幸雄校長代理に就任。
1962年 - 群馬音楽センターにて開校式を挙行、父兄会・生徒会を創設。
1962年 - 校旗を制定。
1963年 - 高崎市石原町3,430番地に、鉄筋コンクリート3階建校舎(普通教室24教室、特別教室6教室)完工。
1963年 - 鉄筋コンクリート3階建校舎(普通教室6教室)完工。
1965年 - 常谷幸雄校長に就任。
1965年 - 群馬音楽センターにて第1回卒業式を挙行。
1966年 - 創立5周年記念式典挙行。
1968年 - 渡辺春吉校長代理に就任。
1969年 - 理事長兼学長内藤敬校長に就任。島田正士副校長兼教頭に就任。
1971年 - 高野栄次郎校長に就任。
1973年 - 第1回遣米交歓学生実施(オレゴン州)。
1973年 - 創立10周年記念事業として教育会館(1階食堂、2階図書室、3階合宿所)完工。校歌を制定。
1973年 - 創立10周年記念式典挙行。
1975年 - 鉄筋コンクリート4階建校舎(普通教室12教室)完工。
1976年 - 竹園一校長に就任。
1977年 - 鉄筋コンクリート4階建校舎(特別教室4教室)完工。
1980年 - 鉄筋コンクリート3階建体育館完工。
1982年 - 創立20周年記念事業として、中庭の庭園化工事完工。
1982年 - 創立20周年記念式典挙行。
1984年 - 中段グランド拡幅整備工事完工。
1985年 - 鉄骨造4階建芸術棟完工。
1986年 - 柴田寛三校長に就任。
1989年 - 後閑暢夫校長に就任。
1992年 - 創立30周年記念式典挙行。創立30周年誌発刊。
1993年 - 創立30周年記念事業として而立棟完工。
1994年 - 下段多目的グランド完成。
1995年 - 二宮松壽校長に就任。
1996年 - 全教室冷暖房完工。
1998年 - 体育館連絡通路完工。
1999年 - 第3駐車場完工。
2000年 - バス車庫完工。
2001年 - 秋元正範校長に就任。
2001年 - 創立40周年記念式典挙行。創立40周年誌発刊。
2002年 - 校舎外壁全面塗装完工。
2007年 - 松本兼太郎校長に就任。
2007年 - 全面新築校舎での授業開始。武揚ホール、時敬グラウンドもオープン。
2013年 - 村清志校長就任。
2015年 - 而立棟自彊室改修工事。この年の入学生よりコース制を導入。
2018年 - 大西修校長就任。
2020年 - 鶴陵舎(男子学生寮)完工。グローバルコースを開設。
2023年 - 4月に中等部が開校。
特色
進路・学習面
群馬県の公立高校である高崎高校、高崎北高校、高崎経大付高校や前橋高校、前橋南高校、高崎女子高校や前橋女子高校などとの併願校としての受験者が多いが、推薦や単願の入学者も多い。
系列である東京農業大学に推薦で進学できるが、他の大学に進学する生徒も多い。東京情報大学への進学者はほとんどいない。
以前、校内は男子と女子でクラスが異なったが、2015年来より男女混合クラスになった。
2015年度入学生よりコース制を導入。旧帝国大学、医学部医学科、早慶上理への進学を目指すTコース、難関国公立大学やGMARCH、東京農業大学などへの進学を目指すUコース発展コース、高崎経済大学や群馬大学などの地方国公立大学、日東駒専、東京農業大学などの進学を目指すUコース標準コース、クラブ活動で全国大会での活躍を目指すVコースクラブ選抜コースに分かれている。これらに関しては1年次は入学時における試験結果など、2年次以降に関しては校内試験や模擬試験の結果などを踏まえ割り振りを行っている。更に2020年度より1年次1月から2年次12月までの1年間、オーストラリア、ニュージーランド、カナダのいずれかへ留学を行うグローバル(海外留学)コースも新設された。留学期間中の単位認定を行うため、3年間での卒業が可能である。
上記のコース制導入に伴い、2015年度入学生より0限授業を午前8時より行っている。1,2年次にTコースは週5日、Uコースは週1日である。
学習面ではT、Uコースでは2年次から、2020年度新設のグローバルコースでは3年次から文系、理系クラスに分けられている。また奇数の土曜日は休日ではなく通常通り(ただし4時間目まで)授業が行われている。
その他
キャンパスは本校舎、而立棟、昭和棟、武揚ホール、時敬グランドからなる。