東京混声合唱団
出身地 日本 東京都
ジャンルクラシック音楽
活動期間1956年 -
公式サイトtoukon1956.com
メンバー
音楽監督
山田和樹
桂冠指揮者
田中信昭
常任指揮者
キハラ良尚
正指揮者
松原千振
大谷研二
ポータル クラシック音楽
東京混声合唱団(とうきょうこんせいがっしょうだん、英語: The Philharmonic Chorus of Tokyo、略称:東混(とうこん))は、日本のプロ合唱団である。1956年に、田中信昭をはじめとする東京藝術大学声楽科の卒業生20数名によって結成された。前身は、田中らが所属していた「アンサンブル研究会」である。
現在は一般財団法人合唱音楽振興会が運営するプロの音楽家による合唱団であり、東京都では第一生命ホールを、大阪府ではいずみホールを拠点に、年数回の定期演奏会を含む年200回の演奏会のほか、小学校・中学校での音楽教育活動、各種CM・番組出演、数年に1度の海外公演、合唱曲の作曲委嘱、その初演など、様々な音楽活動を行い、文化庁から日本を代表する芸術団体に認定されている。団員8名で編成される声楽アンサンブル東混ゾリステンとしても活動している。
創立者の田中信昭の意向により、日本の合唱曲の創作および普及に重心が置かれている。東混が委嘱した作品は200曲以上にのぼる。放送局や自治体などからの委嘱作品も数多く初演している。
略歴
1956年 - 東京藝術大学卒業式の晩に、第1回定期演奏会を開催。田中によると、演奏会の際に「東京混声合唱団」という名称がつけられた。
1959年 - 4夜にわたって「合唱の歴史連続演奏会」を行う。
1976年 - 創立20周年記念として、レコード7枚組『合唱音楽の領域?その新しい地平?』を発売。レコード・アカデミー賞を受賞。
1979年 - ASEAN5ヶ国で公演(指揮/宮本昭嘉)。
1980年 - 林光の「原爆小景」を歌い継ぐことを目的とした「八月のまつり」第1回演奏会(指揮/林光)を開催。
1987年 - アメリカツアーを行う(指揮/田中信昭)。
1997年 - 創立40周年記念としてスウェーデン、ベルギーで公演(指揮/松原千振)。
2000年 - エストニアとフィンランドで公演(指揮/松原千振)。
2002年 - カナダ公演(指揮/松原千振)。
2005年 - 定期演奏会が200回を超える。
2006年 - 創立50周年記念としてラトビア、エストニアで公演(指揮/松原千振)。
2007年 - サントリー音楽賞および中島健蔵音楽賞を受賞。
2010年 - フィンランド公演(指揮/松原千振)。
2016年 - 藤倉大がレジデントアーティストに就任。
2017年 - ロストロポーヴィッチ国際フェスティバルに参加(指揮/山田和樹)。
2019年 - 信長貴富がレジデントアーティストに就任。フランスとモナコで公演(指揮/山田和樹)。
所属指揮者
山田和樹(音楽監督・理事長)
田中信昭(桂冠指揮者)
キハラ良尚(常任指揮者)
松原千振(正指揮者)
大谷研二(正指揮者)
ヴォルフディーター・マウラー(首席客演指揮者)