東京暗黒街・竹の家
[Wikipedia|▼Menu]

東京暗黒街・竹の家
House of Bamboo
監督
サミュエル・フラー
脚本ハリー・クライナー
サミュエル・フラー
製作バディ・アドラー
出演者ロバート・スタック
山口淑子
早川雪洲
音楽リー・ハーライン
ライオネル・ニューマン
撮影ジョー・マクドナルド
編集ジェームズ・B・クラーク
配給20世紀フォックス
公開 1955年7月1日
1955年8月28日
上映時間102分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
日本語
テンプレートを表示

『東京暗黒街・竹の家』(とうきょうあんこくがい・たけのいえ、原題:House of Bamboo)は、1955年に製作されたサミュエル・フラー監督のサスペンス映画である。

ウィリアム・ケイリー監督の『情無用の街』(The Street With No Name, 1948年)の舞台を戦後の東京に置き換えたリメイク作品である。東京(浅草月島銀座など)、神奈川横浜港鎌倉など)、山梨で、43日間にわたりロケ撮影が行なわれた。室内シーンの多くは、アメリカの撮影所に作られたセットである。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

オープニングシーンの撮影

映画のオープニングシーンでは富士山をバックに蒸気機関車が走っているが、これは山梨県の富士山麓電鉄(現・富士山麓電気鉄道富士急行線)の富士吉田駅河口湖駅の区間約5kmを、20世紀フォックス社が借り切って撮影したものである。当初、20世紀フォックス側からは両駅間を1955年(昭和30年)2月7日から9日まで3日間運休して撮影したい」との打診があり、富士山麓電鉄は「公共の鉄道の運行を中止してまで映画のために貸すわけにはいかない」として一度は断ったが、外務省運輸省山梨県東京都などから「国際親善・観光などに資することなので協力するように」との要請があり、最終的に2月7日から9日のうち午前7時30分から午後4時までを運休して撮影することを承諾した。

この場所が選ばれたのは「富士山をバックに蒸気機関車の走るシーンを撮りたいから」という理由だったが、開業時から電化されていた富士山麓電鉄には蒸気機関車はなく、わざわざ国鉄から借りてきての撮影となった。そのため、電化されて架線のある場所を蒸気機関車が走るシーンとなっている。なお、富士山麓電鉄に蒸気機関車が走るのは開業以来この日が初めてで、大勢の見物人が押し寄せたという。

この映画は、当時のアメリカ人がいだいていた日本のステレオタイプである「ヤクザ(暴力団)、ゲイシャ(芸者)、フジヤマ(富士山)」などを題材にした映画であり、その撮影のためにわざわざ公共の交通機関を3日間にわたり運休させることに対して、一部の国民から反発があった。
キャスト

ロバート・ライアン:サンディ・ドーソン

ロバート・スタック:エディ

山口淑子:マリコ

早川雪洲:キタ警部

キャメロン・ミッチェル:グリフ

ブラッド・デクスター:ハンソン

デフォレスト・ケリー:チャーリー

ビフ・エリオット:ウェバー

サンドロ・ギグリオ:セラン

英百合子:叫ぶ日本人女性

ハリー・ケイリー・ジュニア:ジョン

ピーター・グレイ:ウィリー

ロバート・クオリー:フィル

デフォレスト・ケリー:カーリー

ジョン・ドゥーセット:スキッパー

島田晃:マリコの叔父

ロバート・ホソイ:医師

ジャック・マエシロ:バーテン

メイ・タカスギ:銭湯の番台

リチャード・ロー:早川雪洲のセリフの吹き替え

スタッフ

監督:
サミュエル・フラー

製作:バディ・アドラー

衣裳:チャールズ・ルメイアー

外部リンク

東京暗黒街・竹の家
- allcinema

東京暗黒街・竹の家 - KINENOTE


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef