東京新大学野球連盟
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「東京新大学野球連盟」のその他の用法については「東京新大学野球連盟 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

東京新大学野球連盟
創立1958
参加チーム23
日本
前回優勝1部:創価大学(49回目)
2部:駿河台大学(8回目)
3部:東京海洋大学(初)
4部:日本工業大学(初)
最多優勝1部:創価大学(49回)
2部:東京都立大学(16回)
3部:東京農工大学首都大学東京(11回)
4部:国際基督教大学(10回)
公式サイト ⇒東京新大学野球連盟

東京新大学野球連盟(とうきょうしんだいがくやきゅうれんめい、英語表記はNEW TOKYO UNIVERSITY BASEBALL LEAGUE)は、主に東京近隣地域に所在する大学の硬式野球部で構成された大学野球リーグである。全日本大学野球連盟の傘下団体でもある。
略史

1946年の学制改革を受けて、翌年に全国新制大学野球連盟が発足した。これにより東京近郊の新制大学の硬式野球部はこの新制大学野球連盟の下で文科系・理工系・医薬系の3系統のリーグに分かれて運営を開始した。当時はまだ現在のような連盟組織での運営は行なわれていなかった。

1950年から1951年にかけて文科系(6校)・理工系(7校)の中から有力校5校(学習院大学青山学院大学成蹊大学武蔵工業大学芝浦工業大学)が東都大学野球連盟に移籍し、残った学校と新規加盟校の11校により1951年に東京都新制大学野球連盟を発足させる。

1952年には旧制大学連盟による全国大学野球連盟と全国新制大学野球連盟の合併と発展的解消により全日本大学野球連盟が誕生した。この時点で関東・甲信越地方には東京六大学野球連盟東都大学野球連盟、東京都新制大学野球連盟、神奈川県下六大学野球連盟が存在していたが、同年から開始した全日本大学野球選手権大会の代表枠においては東京六大学リーグと東都大学リーグ以外は全て関東地区(東京都新制、神奈川、北関東地区・甲信越地区)として編成され代表決定戦を行う方法が採られた。

東京都新制大学野球連盟の発足以後も新加盟校がある一方で有力校の東都リーグへの移籍が相次ぎ、明治学院大学を始めにその後に加盟した有力校の日本体育大学、成城大学も東都に移籍するにいたり、1958年に組織強化を図ることを目的に12校により新たに東京新大学野球連盟を発足した。
沿革

※関連団体についても併記
東京新大学野球連盟発足以前

1946年 - 学制改革が実施。

1947年 - 全国大学野球連盟と全国新制大学野球連盟が発足。理工科系リーグ(芝浦工業大学武蔵工業大学東京理科大学東京電機大学東京農工大学東京都立大学久我山大学(現在廃校)の7校)・文科系リーグ(学習院大学青山学院大学明治学院大学成蹊大学東京外国語大学善隣大学(現在廃校)の6校)・医歯薬科系リーグ(東京薬科大学日本歯科大学東京歯科大学ら数校)の3リーグを編成。

1950年 - 医歯薬科系リーグがなくなり、歯科系4校(東京歯科大学、日本歯科大学、日本大学歯学部東京医科歯科大学) は独立し東京歯科大リーグを結成。電気通信大学工学院大学が理工科系リーグに加盟。学習院大学が東都リーグに移籍。

1951年 - 青山学院大学、成蹊大学、芝浦工業大学が東都リーグに移籍。また東都側の受け入れ数の都合で武蔵工業大学と明治学院大学とが決定戦を戦い、勝利した武蔵工業大学が東都リーグに移籍。以上の脱退により11校(工学院大学、国際短期大学(途中脱退)、高千穂商科大学(現在の高千穂大学)、電気通信大学、東京外国語大学、東京学芸大学東京経済大学、東京電機大学、東京都立大学、東京理科大学、日本大学農獣医学部(現在の日本大学生物資源科学部)により東京都新制大学野球連盟を1部2部制で発足。同年秋季から東京薬科大学が加盟し、同時に紅陵大学(現在の拓殖大学)が東都リーグを脱退したことで明治学院大学の東都リーグへの加盟が実現。

1952年 - 日本体育大学が加盟。全国大学野球連盟と全国新制大学野球連盟が合併し全日本大学野球連盟が発足。東京六大学リーグと東都大学リーグ以外は全て関東地区として編成される。翌年までに東部地区と改称。全日本大学野球選手権が開始。

1954年 - 成城大学、東京農工大学が加盟。

1954年 - 東京水産大学(現在の東京海洋大学)が神奈川大学野球連盟から移籍。

東京新大学野球連盟発足後

1958年 - 日本体育大学、成城大学が東都大学野球連盟へ移籍し、残存した大学で新たに東京新大学野球連盟を発足。

1965年 - 全日本大学野球選手権大会の代表枠再編にともない連盟単独の出場権を獲得。

1970年 - 秋から明治神宮野球大会が開始。日大農獣医学部が連盟代表として出場。

1972年 - 明治神宮野球大会の代表枠再編にともない、秋季の代表枠が関東地区2連盟(東部地区、東京新)に編入。

1973年 - 明治神宮野球大会の代表枠再編にともない、秋季の代表枠が関東地区4連盟(東部地区、東京新、首都、神奈川)に編入。

1980年 - 明治神宮野球大会の代表枠再編にともない連盟代表の出場権は隔年に変更。同年は本連盟代表が出場。

1986年 - 全日本大学野球選手権大会において、流通経済大学が連盟代表として初の準優勝。

1991年 - 明治神宮野球大会において、流通経済大学が連盟代表として初の準優勝。

1992年 - 年末に連盟創立40周年記念事業として20校参加によるトーナメント大会を開催。

2002年 - 年末に連盟創立50周年記念事業として21校参加によるトーナメント大会等を開催。

2005年 - 明治神宮野球大会の代表枠再編にともない秋季の代表枠が関東地区5連盟(関甲新、千葉県、東京新、首都、神奈川)に編入。

2015年 - 全日本大学野球選手権大会において、流通経済大学が連盟代表として2回目の準優勝。

2020年 - 新型コロナウイルスの影響で春季リーグ戦は中止。秋季は1部リーグ戦のみ実施。2部以下は交流トーナメント大会を開催。

チーム数の変遷

年・期全チーム数1部2部3部4部備考
1958年春季1266--東京新大学野球連盟発足
1959年春季1266--東京経済大学が脱退、東京商船大学(現在の東京海洋大学)が加盟
1969年春季1468--桜美林大学日本工業大学が加盟
1969年秋季1367--桜美林大学が脱退
1973年1468--創価大学が加盟(加盟が春季・秋季かは不明)
1977年春季1569--国際基督教大学が加盟
1977年秋季16610--流通経済大学が加盟
1978年春季16664-3部リーグ制に移行
1985年春季17665-国際商科大学(現在の東京国際大学)が加盟
1987年春季18666-杏林大学が加盟
1992年春季2066624部リーグ制に移行
駿河台大学、西東京科学大学(現在の帝京科学大学)が加盟。
2002年春季216663東京工科大学が加盟
2003年春季226664淑徳大学国際コミュニケーション学部が加盟
2003年秋季236665共栄大学が加盟


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