東京堂書店
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株式会社東京堂東京堂本社が入る東京堂神保町第一ビル。東京堂出版本社も入っている(2018年平成30年〉5月撮影)
種類株式会社
本社所在地 日本
101-0051
東京都千代田区神田神保町1丁目17番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分42.9秒 東経139度45分36.0秒 / 北緯35.695250度 東経139.760000度 / 35.695250; 139.760000座標: 北緯35度41分42.9秒 東経139度45分36.0秒 / 北緯35.695250度 東経139.760000度 / 35.695250; 139.760000
本店所在地102-0074
東京都千代田区九段南1丁目3番1号
東京堂千代田ビルディング18階
北緯35度41分42.9秒 東経139度45分36.0秒 / 北緯35.695250度 東経139.760000度 / 35.695250; 139.760000
設立1917年大正6年)3月
創業1890年明治23年)3月
業種小売業
法人番号6010001034313
事業内容書店事業、不動産事業
代表者代表取締役会長 大橋信夫
代表取締役社長 大橋知広
資本金7000万円
従業員数27名
(2020年4月1日現在)
主要子会社株式会社東京堂出版
外部リンク ⇒www.tokyodo-web.co.jp
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東京堂千代田ビルディング

施設情報
所在地東京都千代田区九段南1丁目3番1号
状態完成
着工1975年2月[1]
竣工1977年6月[1]
用途事務所[1]
地上高
高さ81m[1]
各種諸元
階数地下4階、地上20階、塔屋1階[1]
敷地面積4,142 [1]
建築面積2,111 [1]
延床面積34,140 [1]
構造形式RC造S造[1]
駐車台数89台[1]
関連企業
設計日建設計・東京[1]
施工大成建設[1]
所有者東京堂
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東京堂書店(とうきょうどうしょてん、: Books Tokyodo)は、東京都千代田区神保町にある書店

本項では、東京堂が所有するテナントビルである東京堂千代田ビルディングについても記載する。
概要

1890年明治23年)に大橋新太郎博文館における小売書店として開業し、翌年、出版取次出版業も開始した。しかし、出版取次は、太平洋戦争に伴い、1941年昭和16年)国策会社日本出版配給(日配)へ吸収された。

戦後、日配の停止清算後も取次は再開しなかったが、1949年(昭和24年)の東京出版販売(東販、現・トーハン)創立にかかわった。1964年には東京堂から小売と出版を分離し、小売部門が東京堂書店、出版部門が東京堂出版となり、「民俗学辞典」「全国方言辞典」など刊行し、“辞書の東京堂”として著名となる[2]

2011年(平成23年)、東京堂が子会社の東京堂書店を合併した。
店舗

かつては、神田神保町店のはす向かいに「ふくろう店」があり、2012年(平成24年)には女性向けの書店「Chez moi(シェ・モワ)」としてリニューアルしたが、翌年に閉店している。このほか、2012年には東中野駅の駅ビルに「アトレヴィ東中野店」、ショッピングセンター ソヨカふじみ野埼玉県ふじみ野市)に「ソヨカふじみ野店」を出店したが、アトレヴィ東中野店は2015年、ソヨカふじみ野店は2021年に閉店し、店舗は神田神保町店だけとなった。
神田神保町店

1982年(昭和57年)に竣工した神田神保町店は千代田区の神田すずらん通りにある。2002年には大規模なリニューアルが行われ、1?3階を書店が占めるようになり、2011年のリニューアルでは、カフェスペースが新設された[3]

靖国通り三省堂書店神田神保町本店、書泉グランデなどと共に神保町の代表的な大型書店とされ、規模ではそれらに敵わないものの、独自の棚作りによって立花隆安原顯坪内祐三など多くの読書人に愛され、レジ前のメイン平台には各ジャンルの注目の新刊が並ぶので、来店するとまずここをめざす客が多い[3]
東京堂千代田ビルディング

1971年(昭和46年)暮、普通のテナントビルとして設計が着手されるが、途中、太陽神戸銀行(現・三井住友銀行)をテナントとして迎えることが決定した。このため設計は見直され、内部は銀行の本部となる専用ビル、外部まわりはテナントビルスタイルという特異な性格を持つビルとして完成した[4]
テナントの変遷

完成したビルには太陽神戸銀行が東京営業部を置き営業を始めるが、1990年(平成2年)4月1日、同行が三井銀行と合併すると太陽神戸三井銀行(さくら銀行)本店となり[5]2000年(平成12年)4月1日、同行が住友銀行と合併すると三井住友銀行九段営業部となった。

三井住友銀行九段営業部が撤退後、2003年(平成15年)3月、旧日本債券信用銀行本店ビルで営業していたあおぞら銀行が再開発や老朽化のため、本店を東京堂千代田ビルに移すが[6]、2017年春、上智大学が四谷キャンパス内に建設したソフィアタワーが完成すると同行本店はテナントとして入り、東京堂千代田ビルから撤退した[7]

2018年(平成30年)には、リニューアル工事を経て、NTTデータグループの日本電子計算が本社として使用している[8][9]
沿革

1890年明治23年) - 東京堂創業。小売業を営む。翌年に書籍取次業と出版業を始める。

1927年大正2年) - 社員教育のための[2]青年学校「東京堂教習所」を設立[10]東京府東京市神田区錦町)。

1935年昭和10年) - 4月、財団法人東京堂学園を設置者として実業学校「実践商業学校」開校([11]現在の実践学園中学・高等学校)。

1941年(昭和16年) - 国内の書籍の流通が日本出版配給株式會社に吸収されることとなり、取次業を終了する。


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