東京国際映画祭
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東京国際映画祭
Tokyo International Film Festival
第35回東京国際映画祭の様子(2022年)
イベントの種類映画祭
通称・略称TIFF
正式名称東京国際映画祭
開催時期毎年10月下旬?11月上旬
初回開催1985年
会場日比谷有楽町銀座地区ほか
東京都内の各劇場及び施設・ホール
主催公益財団法人ユニジャパン
共催経済産業省
国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
東京都(コンペティション部門)
協賛日本コカ・コーラAmazon Prime Video(オフィシャルパートナー)
三井不動産タカラベルモント(プレミアムスポンサー)
大和証券グループ、アイム・ユニバース、バンダイナムコホールディングスハイアット リージェンシー 東京ベイ(スポンサー)
ほか各社
プロデューサーチェアマン:安藤裕康
公式サイト
備考:
1985年1987年1989年は隔年開催。1991年より毎年開催。ただし1994年のみ「東京国際映画祭・京都大会」。
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東京国際映画祭(とうきょうこくさいえいがさい、英語: Tokyo International Film Festival)は、毎年10月日本東京都にて開催される映画祭公益財団法人ユニジャパンが主催する国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であり、アジア最大級の映画祭となっている。略称は、TIFF。
概要

日本で唯一のFIAPF公認のコンペティティブ長編映画祭(Competitive Feature Film Festival)である。

1985年昭和60年)のつくば万博開催を受け、通産省(現・経済産業省)からの誘いがあり、日本映画製作者連盟(以下、映連)会長・岡田茂東映社長や、瀬島龍三らの尽力で創設された[1][2]

1985年のスタート時は隔年開催で渋谷の映画館を中心に開かれていたが、1991年第4回に岡田映連会長の指名で徳間康快がゼネラル・プロデューサー(GP)就任後は[3][4][5]、毎年開催されるようになった[3][5]1994年平安遷都1200周年記念として「京都国際映画祭 / 第7回東京国際映画祭 - 京都大会」という名称のもと京都市で開催された[6]

国際審査委員が最優秀作品賞である“東京グランプリ”を選出する「コンペティション」や世界の映画祭で話題になった作品を日本公開前にプレミア上映する「ガラ・セレクション」、長編3作目までのアジアの新鋭監督の作品に焦点を当てた「アジアの未来」、まだ日本での配給が決まっていない世界の注目作品を紹介する「ワールド・フォーカス」、海外に紹介されるべき日本映画という視点で選考された作品を上映する「Nippon Cinema Now」などのメイン企画をはじめ様々な企画が毎年開催される。2004年には世界の映画界に貢献した映画人をたたえる賞として「黒澤明賞」が新設された[7]。黒澤明賞が設けられたのは2008年まで。2005年には映画祭最高賞の名称が「東京グランプリ」から「東京 サクラ グランプリ」に変更された[8]が、2014年に「東京グランプリ」に戻された。2014年、第27回東京国際映画祭ラインナップ発表会の際に、比類なき感性で常に時代を切り開き続けている人の実績をたたえる賞として「サムライ“SAMURAI”賞」が新設された[9][10]2017年まで)。2021年には商業経験のない作家を対象とした短編コンペの「Amazon Prime Videoテイクワン賞」が設立された。

2015年、上海国際映画祭との協力連携が発表される[11]

コンペティション部門への応募作品は2021年には113カ国・地域から1533本に上り、「アジア最大級の国際映画祭」へと成長している[12]
開催日程&受賞一覧

回数開催日程グランプリ受賞作品黒澤明賞
(第17回 - 第21回)
サムライ“SAMURAI”賞
(第27回 - 第30回)
第1回1985年5月31日
- 6月9日台風クラブ』(相米慎二監督) 日本
第2回1987年9月25日
- 10月4日古井戸』(呉天明監督) 中国


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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