東京メトロ18000系電車
東武日光線を走る18000系電車
(2021年7月25日 幸手駅 - 南栗橋駅間)
基本情報
運用者東京地下鉄(東京メトロ)
製造所日立製作所笠戸事業所[1]
製造年2020年 -
製造数19編成190両(予定)[2]
運用開始2021年8月7日[3]
投入先半蔵門線
東武日光線(東武動物公園駅 - 南栗橋駅間)
東武伊勢崎線(押上駅 - 久喜駅間)
東急田園都市線
主要諸元
編成10両編成
軌間1,067 mm
電気方式直流1,500 V(架空電車線方式)
最高運転速度110 km/h
設計最高速度120 km/h
起動加速度3.3 km/h/s
減速度(常用)3.5 km/h/s
減速度(非常)4.5 km/h/s
編成定員1,508人
車両定員
先頭車:142人(座席45人)
中間車:153人(座席51人)
自重26.7 - 32.8 t
編成重量298.4 t
車体長
先頭車:20,005 mm
中間車:19,500 mm
車体幅
一般部:2,780 mm
車側灯間:2,828 mm
沓摺り部:2,786 mm
車体高
一般部:3,635 mm
空調ユニット部:4,022 mm
パンタ折畳み高さ:4,080 mm
床面高さ1,140 mm
車体アルミニウム合金製オールダブルスキン構体 (A-train)
台車ボルスタ付きモノリンク式空気バネ台車
FS-781形(全車共通)
主電動機全密閉式永久磁石同期電動機 (PMSM)
主電動機出力205 kW(16台/編成)
駆動方式平行軸歯形継手式(WN式)
歯車比99:14 (7.07)
制御方式フルSiC-MOSFET素子適用VVVFインバータ制御(PGレス2レベルベクトル制御方式)
制御装置三菱電機製 MAP-214-15V336[4]
制動装置ATC連動電気指令式電空併用ブレーキ(回生ブレーキ併用)
TISによる編成総括回生ブレンディング制御
保安装置新CS-ATC・ATC-P・東武形ATS・無線列車制御システム (CBTC)
備考出典:交友社『鉄道ファン 2021年9月号』、電気車研究会『鉄道ピクトリアル 2021年9月号』
第62回(2022年)ローレル賞受賞車両
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東京メトロ18000系電車(とうきょうメトロ18000けいでんしゃ)は、東京地下鉄(東京メトロ)半蔵門線用の通勤形電車。2021年(令和3年)8月7日より営業運転を開始した[3][5][6][7]。 1980年から約40年に渡り活躍してきた8000系の老朽化に伴う置き換え用として、車両のさらなる安全・安心かつ高品質な輸送サービスを提供するため製造された[6][7]。半蔵門線では08系以来約18年ぶりの新型形式である[6][7]。 当系列が走行する半蔵門線はラッシュ時間帯は高頻度運行を行っていることや乗り入れ先の区間が多く占めることが特徴で、歴代車両は8000系に日本初のボルスタレス台車の使用、08系にアルミニウム合金製セミダブルスキン構体を使用するなど時代の先駆けとなる技術を取り入れたことが特徴となっている[8][9]。
概要