東京メトロ半蔵門線
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「半蔵門線」はこの項目へ転送されています。かつて東京で運行されていた路面電車については「東京都電車#旧路線」をご覧ください。

半蔵門線

半蔵門線で運用される18000系
(2024年2月、住吉駅
基本情報
日本
所在地東京都
種類地下鉄
路線網東京メトロ
起点渋谷駅
終点押上駅
駅数14駅[1]
輸送実績2,036,810千人キロ(2019年度)[2]
路線記号Z
路線番号11号線
路線色      パープル
開業1978年8月1日
最終延伸2003年3月19日
所有者東京地下鉄
運営者東京地下鉄
車両基地鷺沼検車区
長津田検車区(東急)
南栗橋車両管区(東武)
使用車両車両の節を参照
路線諸元
路線距離16.8 km[1]
軌間1,067 mm狭軌[1]
線路数複線
複線区間全区間
電化方式直流1,500 V架空電車線方式[1]
最大勾配35 [3][4]
最小曲線半径160.7 m[3][4]
(三越前 - 水天宮前間[3][4]
閉塞方式車内信号閉塞式
保安装置新CS-ATC
最高速度80 km/h[1][5]

路線図


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停車場・施設・接続路線
凡例


東急田園都市線中央林間方面)


鷺沼車両基地








0.0Z-01 渋谷駅 ↑田園都市線/半蔵門線↓




1.3Z-02 表参道駅


外苑前駅


2.7Z-03 青山一丁目駅


4.1Z-04 永田町駅


(赤坂見附駅 )


東京メトロ:銀座線浅草方面)


5.1Z-05 半蔵門駅


6.7Z-06 九段下駅


7.1Z-07 神保町駅


8.8Z-08 大手町駅


9.5Z-09 三越前駅


(新日本橋駅 )


10.8Z-10 水天宮前駅


(人形町駅 )


12.5Z-11 清澄白河駅


14.4Z-12 住吉駅


15.4Z-13 錦糸町駅


16.8Z-14 押上駅 ↑半蔵門線/伊勢崎線↓


(とうきょうスカイツリー駅 )


東武伊勢崎線浅草方面)




東武:伊勢崎線(東武動物公園方面)

表参道駅のカラースキーム

半蔵門線(はんぞうもんせん)は、東京都渋谷区渋谷駅から墨田区押上駅までを結ぶ、東京地下鉄(東京メトロ)が運営する鉄道路線である。『鉄道要覧』における名称は11号線半蔵門線。

路線名の由来は沿線に所在する皇居の一つ、半蔵門から。車体および路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「パープル」(#8f76d6、紫)[6]、路線記号はZ[注釈 1]
概要

1968年(昭和43年)の都市交通審議会答申第10号において、東京11号線は「二子玉川方面より三軒茶屋渋谷神宮前永田町九段下神保町および大手町の各方面を経て蛎殻町に至る路線」として初めて示された[7][注釈 2]。1972年(昭和47年)の同答申第15号では、終点が深川扇橋[注釈 3]へと延長された[8]

また、同答申では住吉 - 押上間のルートが、東京8号線(有楽町線)の一部(豊洲 - 東陽町 - 住吉 - 押上 - 亀有)として示された[8]。この時点では東京11号線との接続は予定されていなかったが、1985年(昭和60年)の運輸政策審議会答申第7号において、東京11号線の計画が錦糸町、押上経由で松戸へとさらに延長され、住吉 - 押上 - 四つ木間が東京8号線との共用区間とされた。このうち渋谷 - 押上間が半蔵門線として1978年(昭和53年)から2003年(平成15年)にかけて順次開業しており、また二子玉川 - 渋谷間は1977年(昭和52年)に東京急行電鉄の新玉川線(現・東急電鉄田園都市線)として開業している。

千代田線、有楽町線に次ぐ「バイパス3路線」の一つで、銀座線の混雑緩和と渋谷副都心の発展寄与、皇居西北地区の都市再開発への貢献を狙いとしてルート設定がなされた[9]。しかし、沿線の地権者による反対運動が発生したこと[10]、さらにバブル崩壊とそれに伴う当時の営団の減収などが原因で押上までの開通が当初予定より大きく遅れることとなった。半蔵門 - 九段下間では地下鉄建設に当たっての説明不足や環境悪化を理由に一坪共有運動が起こった[11][12]。このため、営団は土地収用法を基に強制収用の申請をしたが、一連の土地買収に10年ほどの期間を要した[11]

半蔵門線は東京メトロの路線の中で全駅間の所要時間が最も短く(距離は銀座線の方が2.5 km短い)、また東京メトロの路線の中で最も駅数が少ない。一方、渋谷駅からは東急田園都市線と、押上駅からは東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)及び日光線と相互直通運転を行い、直通運転先(東急田園都市線中央林間駅 - 東武日光線南栗橋駅間)を含めた運行距離は98.5 kmにも及ぶ。これは、東京メトロの特別料金不要列車としては副都心線直通列車の海老名駅相鉄本線) - 小川町駅東武東上線)間(116.4 km)、同じく副都心線直通列車の元町・中華街駅みなとみらい線 ) - 小川町駅間(100.1 km)に次ぐ第3位の長さとなっている[注釈 4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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