この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "東京メディアシティ"
東京メディアシティ(とうきょうメディアシティ、Tokyo Media City)は、東京都世田谷区砧にあるテレビスタジオ。略称TMC(ティー・エム・シー)。映像製作会社の国際放映が建物を所有・管理しており、同社の本社所在地でもある。 内部には、日本放送協会(NHK)管理のスタジオ2つ、関西テレビのスタジオが2、国際放映直接管理のスタジオが3(国際放映直営2、テクノマックス〈テレビ東京のグループ会社〉運営1)の、計7つのスタジオがある。 うち、関西テレビのスタジオは、同社の系列会社「レモンスタジオ」が運営しており、スタジオもそう呼ばれている。 関西テレビのスタジオはあくまでも同社(の系列会社)が管理するスタジオ(国際放映はTMCの建物管理のみ)の扱いであるため、スタッフロールでは「レモンスタジオ」・「関西テレビレモンスタジオ」と表記され、国際放映直接管理のスタジオも「TMC-A1」、「国際放映」などのような表記となり、正式名称の「東京メディアシティ」という表記がされることはほとんど無い。逆にスタジオを収録で利用する出演者や一部のスタッフにとってはスタジオごとの管理運営者が異なることはあまり関係ないため、「TMC」「砧」「砧スタジオ」等と呼ばれており、放送上で本施設を言及する場合この名称で呼称される場合が多い。 国際放映は阪急阪神東宝グループに属するテレビ番組制作会社。元々は大手映画会社・新東宝で、同社倒産後の1961年(昭和36年)に東宝・TBS(現・TBSホールディングス)・フジテレビの出資による新会社「ニッポン・アートフィルム・カンパニー」として改組。3年後の1964年(昭和39年)、社名を国際放映に改めた。以降、映画撮影所の大部分を日本大学に譲渡し(現・商学部敷地)、残地に残った映画撮影用スタジオをテレビ用に転用して番組制作を行ってきた。その後、テレビドラマ制作の主流がフィルムからVTRへと変化したため、建物の老朽化と相まってスタジオを改築。国際放映と同じ阪急東宝グループ(厳密にはその中の阪急電鉄グループ)の関西テレビ放送も参加し、1992年(平成4年)、東京メディアシティが誕生した。完成当初は主としてTBS→TBSテレビ、フジテレビ、関西テレビの全国放送番組がここで収録及び生放送され、関西テレビ以外の在阪他局(特に毎日放送、ABCテレビ)や在名他局(主に東海テレビ放送)も東京での番組収録にはここを使うことが多く、CMなどレンタルによる収録も多い。 日本テレビの番組は基本的に汐留本社、麹町分室→番町スタジオ、生田スタジオの3箇所で制作されるが、スタジオの運用スケジュールによってはTMCで収録される事もある。 フジテレビは2007年9月14日に本格運用を開始した新自社スタジオであるフジテレビ湾岸スタジオに全面的に機能移転したため、9月末をもってTMCを退去した。このためA1・A2スタジオは管理主体が国際放映に移り、管理者直営となった。ただし、外部の制作会社が制作する一部の番組はTMCで収録されている。 A1スタジオは、テクノマックスが運営していた東京タワースタジオが2012年9月末をもってテレビスタジオとしては閉鎖[1]されたことにより、同年10月から国際放映からテクノマックスに運営が移管され(管理は国際放映のまま)、東京タワースタジオに代わるスタジオとして運営を担当している。
概要