東京ヘリポート
東京都東京ヘリポート(管理事務所棟、通信所棟)
IATA: なし - ICAO: RJTI
概要
国・地域 日本
所在地東京都江東区新木場四丁目7番28号
母都市東京
種類公共
所有者東京都
運営者東京都港湾局
運用時間8:30 - 16:30 (JST)
所在部隊警視庁航空隊
東京消防庁航空隊
川崎市消防航空隊
標高5 m
座標北緯35度38分10秒 東経139度50分22秒 / 北緯35.63611度 東経139.83944度 / 35.63611; 139.83944
番号 長さ×幅 (m) 表面
H1 90×30 アスファルト/コンクリート
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空港の一覧
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東京ヘリポート(とうきょうヘリポート)は、東京都江東区新木場にある公共用ヘリポート。東京都営空港の一つ。正式名称は東京都東京ヘリポート(とうきょうと とうきょうヘリポート)。 公共機関のヘリや在京マスコミ各社の報道ヘリ、遊覧飛行やチャーター、訓練飛行などを行う民間航空会社など、多種多様なヘリコプターが常に多数駐機し、頻繁に発着がみられる。 1985年の国際科学技術博覧会の開催に際し、道路交通の渋滞を避ける交通手段として、首都圏の数ヶ所から茨城県筑波郡の臨時ヘリポートまでのヘリコプターによる定期旅客輸送が実施された。東京ヘリポートからは、朝日航洋がベル 412/212を使用して筑波との間に1,736便を運航(352便欠航)、成田空港との間に8便を運航(3便欠航)した[3]。 2006年7月1日から、雄飛航空の成田空港直通乗り合い路線「成田ヘリ・エクスプレス」の新路線として、東京ヘリポート発着の路線が運航されている。予約があった場合のみ運航するチャーター便となっている。 ※上記値は全て開港当時のもの [ヘルプ]
目次
1 歴史
2 利用状況
2.1 旅客乗り合い輸送
2.1.1 科学万博輸送
2.1.2 成田ヘリ・エクスプレス
3 主な使用者
3.1 公共機関
3.2 報道機関
3.3 民間航空会社
3.4 ヘリコプターメーカー
4 施設
5 登場作品
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
歴史
1972年6月15日 - 開港。[1]
1980年4月1日 - 横浜市消防局航空隊が1号機を運用開始。[2]
1982年3月 - 横浜ヘリポートの竣工に伴い横浜市消防局航空隊が転出。[2]
1985年3月17日?9月16日 - 科学万博の期間中、筑波までの定期旅客輸送を実施。
1985年7月 - 川崎市消防航空隊が1号機(BK117)を運用開始。
1988年4月18日 - 建設省関東地方建設局が河川・道路管理用にヘリコプター(ベル 214ST)を運用開始。
1989年 - ヘリポート拡張。新滑走路供用開始。[1]
1990年 - ヘリポート拡張により、全面供用開始。
2003年2月20日 - 計器進入方式を設定。
伊豆諸島からの救急患者輸送目的の飛行に限定しての適用。これにより悪天候時の着陸が可能になる。
2006年7月1日 - 雄飛航空が成田国際空港までの旅客乗り合い輸送を開始。
2011年4月7日 - 計器進入方式の廃止。
利用状況
旅客乗り合い輸送
科学万博輸送
成田ヘリ・エクスプレス
主な使用者
公共機関
警視庁航空隊(本部・江東飛行センター)
東京消防庁航空隊(江東航空センター)
川崎市消防航空隊(川崎市消防局)
国土交通省関東地方整備局防災ヘリコプター(朝日航洋に運航委託)
報道機関
共同通信社(東邦航空に運航委託)
中日新聞社東京本社(自社運航)
NHK(オールニッポンヘリコプターに運航委託)
日本テレビ(朝日航洋に運航委託)
TBS(朝日航洋に運航委託)
フジテレビ(朝日航洋に運航委託)
テレビ朝日(東邦航空に運航委託)
テレビ東京(中日本航空に運航委託)
民間航空会社
東邦航空
朝日航洋
中日本航空
オールニッポンヘリコプター
朝日ヘリコプター
新日本ヘリコプター
アカギヘリコプター
DHCヘリコプター事業部
ヘリコプターメーカー
ユーロコプタージャパン
ユーロコプタージャパン T&E
施設
総面積 : 5万平米
滑走路 : 長さ90m×幅30m
誘導路 : 長さ40m×幅15m
格納庫 : 7,500平米
登場作品
逮捕しちゃうぞ the MOVIE(アニメーション映画、1999年公開)
脚注
^ a b “ ⇒東京ヘリポートのあゆみ”. 東京ヘリポート管理事務所. 2018年11月2日閲覧。
^ a b “ ⇒横浜ヘリポートの概要”. 横浜市消防局. 2018年11月2日閲覧。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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