東京ブルース_(西田佐知子の曲)
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「東京ブルース」
西田佐知子シングル
A面東京ブルース
B面サルビアの花は知っている
リリース1964年1月
規格シングルレコード
ジャンル歌謡曲
時間3分33秒(M-1)
レーベルポリドール・レコード
作詞・作曲作詞: 水木かおる(M-1・2)
作曲: 藤原秀行(M-1・2)
西田佐知子 シングル 年表

恋なんてしたくない
(1963年)東京ブルース
(1964年)こいさんのブルース
(1964年)


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「東京ブルース」(とうきょうブルース)は、1964年1月に発売された西田佐知子シングルレコードである。発売元はポリドール・レコード(現:ユニバーサルミュージック)。品番:DJ-1421。
解説

表題曲「東京ブルース」とB面曲「サルビアの花は知っている」の両楽曲とも、「アカシアの雨がやむとき」(1960年の楽曲)の作詞・作曲を手がけた“水木かおる藤原秀行”コンビによる。演奏は、ポリドール・オーケストラ。

当時、西田佐知子には「アカシアの雨がやむとき」が持つ退廃的なイメージが強かったが、ポピュラー調である本楽曲の大ヒットにより「美人流行歌シンガー」としての地位が揺るぎないものになった、とベスト・アルバムライナーノーツで紹介されている[1]

発売された1964年は東京オリンピックが開催された年であり、名前に「東京」のつく楽曲や言葉(商品コピー等)が流行した[2]。西田は本楽曲で同年大晦日に放送された『第15回NHK紅白歌合戦』に出場(連続4回目)したが、この第15回紅白には本楽曲を含め、題名に「東京」とつく楽曲が計4曲登場している。

累計売上はミリオンセラーを記録した[3]

スタジオジブリの映画『おもひでぽろぽろ』(1991年の映画)の劇中において、本楽曲が使用されており、同映画のオリジナル・サウンドトラックCDにも収録された。ほか、2003年9月放送開始のNHK連続テレビ小説てるてる家族』第133話劇中でも使用されている[4]。歌ったのはいしだあゆみ

1971年藤圭子が7月5日のサンケイホールリサイタルにてカバー。(同10月5日アルバム『藤圭子リサイタル』に収録)。

1994年には香西かおりがカバーした(アルバム『綴織百景 VOL.4 旅』に収録)。

1996年には舟木一夫がカバーした(アルバム『ツイン・パック 風、好きに吹け?迷夢本望?』(Disk 2)に収録)。
収録曲
東京ブルース

作詞:
水木かおる、作曲・編曲: 藤原秀行


サルビアの花は知っている

作詞: 水木かおる、作曲・編曲: 藤原秀行


収録作品
東京ブルース


西田佐知子 アカシアの雨がやむとき(1993年:POCH-1288)

全曲集(1994年:POCH-1437)

西田佐知子全曲集(1999年:POCH-1842)

スーパー・バリュー 西田佐知子(2001年:UPCH-8010)

GOLDEN☆BEST 西田佐知子(2003年:UICZ-6041)

西田佐知子 ベスト10(2005年:UPCY-9016)

西田佐知子 魅惑のヒット集ベリーベスト(2006年:EJS-5)

西田佐知子歌謡大全集(2007年:UPCY-9096/100)

西田佐知子 エッセンシャル・ベスト(2007年:UPCY-9137)

初めての街で ?西田佐知子ベストセレクション?(2009年:UPCY-6543)

関連項目

東京都のご当地ソング一覧

八反安未果 - アルバム『忘れないわ』(2007年:XNRR-10001)でカヴァー[5]

脚注^ ベスト・アルバム 『GOLDEN☆BEST 西田佐知子』(2003/11/26発売、ユニバーサルミュージック、規格品番:UICZ-6041)の歌詞ブックレットに掲載されているライナーノーツ(著:土龍団)参照。
^現代用語の基礎知識 2003』特別付録、「ニッポン風俗・芸能グラフィティ」(2003年、自由国民社刊、著:室伏哲郎)参照。
^読売新聞』1968年9月29日付朝刊、23頁。
^ 項目『てるてる家族#使用された楽曲』参照。
^ 八反安未果のカバー・アルバム『忘れないわ』では、他に西田の楽曲「エリカの花散るとき」(1963年)、「赤坂の夜は更けて」(1965年)が取り上げられている。

典拠管理

MusicBrainz

作品



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