東京ファイル212
Tokyo File 212
監督ダレル・マックガワン
『東京ファイル212』(とうきょうファイルにひゃくじゅうに、Tokyo File 212)は、1951年(昭和26年)製作・公開、ダレル・マックガワン、スチュアート・マックガワン共同監督の日本・アメリカ合衆国合作の長篇劇映画である。初の日米合作映画とされる[1]。 1949年(昭和24年)12月に設立され、翌1950年(昭和25年)に第1回作品『傷だらけの男』を新演伎座との提携により製作した、鈴木郁三の東日興業が、1951年(昭和26年)、アメリカの俳優出身の映画プロデューサージョージ・ブレイクストン
略歴・概要
フロレンス・マーリーは、ルネ・クレマン監督の『海の牙』(Les Maudits, 1947年)、スチュアート・ハイスラー監督の『東京ジョー』(Tokyo Joe, 1949年)にも出演している女優である。歌手の市丸が特別出演しており、『お江戸ブギ』を歌っている。
スタッフ・作品データ
製作 : ジョージ・ブレイクストン、鈴木郁三
監督・脚本 : ダレル・マックガワン、スチュアート・マックガワン
原作 : ジョージ・ブレイクストン
撮影 : 星島一郎、ハーマン・ショップ
照明 : 元持秀雄
美術 : 進藤誠吾
録音 : チャールス・キング
編集 : マーティン・G・コーン
音楽 : アルバート・グラッサー
オーケストラ編曲 : 清水保雄
助監督 : 丹生正
製作 : ブレイクストン・プロダクション、東日興業
上映時間 (巻数 / メートル) : 91分 (10巻 / 2,505メートル)
フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.37:1) - モノラル録音
キャスト
ロバート・ペイトン - ジム・カーター
フロレンス・マーリー - ステフィ・ノヴァク
バイロン・ミッキー - ジョフリー
斎藤達雄 - 松戸
灰田勝彦 - 松戸の息子太郎
中村哲 - 大山
大川平八郎 - 仙次
大谷伶子 - 許婚なみ子
松井翠声 - 運転手ジョー
横尾泥海男 - バーテンダー
田崎潤 - 加藤
ハヤフサヒデト - 村上
清水元
市丸 - 市丸(特別出演)
望月太意之助 - 楽団
註^ 『日本映画発達史 III』、田中純一郎、中公文庫、1980年 ISBN 4122003059, p.354.
^ #外部リンク、「東京ファイル212」、キネマ旬報、2009年11月18日閲覧。
外部リンク
⇒東京ファイル212 - 日本映画データベース
東京ファイル212 - allcinema
⇒東京ファイル212 - KINENOTE
Tokyo File 212 - オールムービー(英語)
Tokyo File 212 - IMDb(英語)