東京セレソンデラックス (とうきょうセレソンデラックス)は、俳優、脚本家の宅間孝行(サタケミキオ)が主宰した日本の劇団である。通称「東京セレソンDX」。
1997年に「東京セレソン」として旗揚げし、2012年12月31日をもって解散したが[1]、その後も上演作品が映像化されている。 1997年に宅間孝行と旗揚げメンバーの武田秀臣
沿革
2000年7月の第8回公演『律儀な君の照れ笑いは夕闇にすすけてたし?その上僕の顔は多分涙でゆがんでたはず』で萬スタジオBACKUPシリーズグランプリを受賞[2]。
2001年に「東京セレソンデラックス」に改称、宅間がサタケミキオ名義にて作・演出を担当する[2]。サタケミキオの名は「東京セレソン」の第1作『今夜だけ、キャバレーで』にて宅間が演じた脚本・演出家の役名から[3]。
2006年8月、劇団の運営・芸能マネジメント業務を行う株式会社オフィスセレソンを設立。宅間が代表取締役に就任。
2007年春には『あいあい傘』で初の大阪公演。同年夏の『歌姫』(再演)で8,500人、翌2008年夏の『夕』(再々演)では12,600人を動員する[3]。
一方で、2006年10月期にはテレビ大阪開局25周年記念番組として連続ドラマ『魁!セレソンDX』が放送、2007年10月期には『歌姫』がTBSテレビにてサタケ脚本、長瀬智也主演によりドラマ化[3]。
2012年1月5日、2012年10月 - 12月に上演の本公演を以って解散することを発表[4]。最終公演『笑う巨塔』(『HUNGRY』改題)をもって2012年12月31日付で解散[5][6]。
解散時メンバー
宅間孝行(サタケミキオ) - 主宰
永田恵悟
越村友一
須加尾由二
伊藤高史(2010年1月1日より加入)
元メンバー
武田秀臣
阿南敦子
宮前利成
砂塚舞
藤田京子
野口小百合
西村清孝
飯島ぼぼぼ
竹森りさ
吉成浩一
松永亜樹
高橋亜里沙
杉田吉平
丸山麗
公演
「東京セレソン」としての公演
今夜だけ、キャバレーで(1997年12月、銀座小劇場)
アルトマンを探して(1998年6月、銀座小劇場、作:長田敏晴、演出:伊藤秀裕)
ゼロ番区からのラブレター(1998年12月、大塚萬スタジオ、作:長田敏晴、演出:伊藤秀裕)
私の愛したカインとアベル(1999年4月、新宿シアターモリエール、作:長田敏晴、演出:伊藤秀裕)
偉人たちのラプソディ(1999年8月、シアターVアカサカ、作・演出:伊藤秀裕)
Y2Kよりあなたへ(1999年12月、新宿スペース107、作:長田敏晴、演出:伊藤秀裕)
シングル8からの招待状」(2000年3月、下北沢「劇」小劇場、作:長田敏晴、演出:伊藤秀裕)
律儀な君の照れ笑いは夕闇にすすけてたし?その上僕の顔は多分涙でゆがんでたはず(2000年7月、大塚萬スタジオ、作・演出:伊藤秀裕)
緋色エレジー(2000年12月、中野ザ・ポケット、作・演出:伊藤秀裕)
[7]
「東京セレソンデラックス」としての公演
傷 -kizu-(2001年)
ぴえろ(2001年)
JOKER(2001年)
WHAT A WONDERFUL LIFE!(2002年)
口笛(2002年)
BARTENDER(2002年)
HUNGRY(2003年)
WHAT A WONDERFUL LIFE!(再演)(2003年)
W(2003年)
夕(2003年)
ピリオド(2003年)
Happy(2004年)
歌姫(2004年)
FAMILY!(2005年)
How are you?(2005年)
夕(再演)(2005年)
口笛(再演)(2005年)
ぴえろ(再演)(2005年)
ザ・福袋 ala carte vol.1(2006年)
流れ星(2006年)
あいあい傘(2007年)
歌姫(再演)(2007年)
渡辺いっけいと東京セレソンDX(2007年)
夕(再々演)(2008年)
流れ星(再演)(2009年)