東京サマーランド
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「サマーランド」はこの項目へ転送されています。映画については「サマーランド (映画)」をご覧ください。

株式会社 東京サマーランド
TOKYO SUMMERLAND CO.,LTD.


種類株式会社
市場情報非上場
略称サマーランド
本社所在地 日本
197-0832
東京都あきる野市上代継600番地
設立1970年(昭和45年)9月28日
業種サービス業
法人番号8013101001065
事業内容遊園地娯楽施設、スポーツ施設経営並びに管理運営
代表者折戸一義(代表取締役社長
資本金4億円(2022年9月30日時点)
純利益▲1400万円
(2021年12月31日時点)[1]
総資産15億6200万円
(2021年12月31日時点)[1]
主要株主東京都競馬株式会社 100%
外部リンクhttps://www.summerland.co.jp/
(東京サマーランド公式HP)
特記事項:敷地面積1,294,069.51m2
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アドベンチャードーム内部

東京サマーランド(とうきょうサマーランド)は、東京都あきる野市にある遊園地。日本最大級の流れるプールや天候を気にせず遊べるドーム内プールなど、多彩なウォーターアトラクションが中心。また、株式会社東京サマーランドは、これを運営する企業で、東京都競馬の完全子会社である。
前史

1960年中頃、東京・多摩地方に自動車レース場設立計画が持ち上がり、運営会社として東京サーキットが設立されたが、諸般の事情によりレース場は建設されず、代わりにレジャーランドとして設立されたのが東京サマーランドであった。
沿革
株式会社東京サーキット運営時代

1966年昭和41年)3月 - 現在の東京サマーランドの前身である株式会社東京サーキットを設立。

1967年(昭和42年)7月8日 - 南国ムード満点の屋内型レジャーランド「サマーランド」オープン(世界最大のプラスチックドーム、東洋初の屋内波の出るプール、1000種類、12000本の熱帯植物)。

1967年(昭和42年)10月 - 屋外遊園地開業。

1968年(昭和43年)7月 - 最新施設の伴った「温水プール」他3種類の屋外プール新設、宿泊施設「ロッジ」オープン。

株式会社東京サマーランド運営時代

1970年(昭和45年) - 東京都競馬100%出資で、株式会社東京サマーランドを設立。

1971年(昭和46年) - 東京都競馬株式会社が株式会社東京サーキットを吸収合併。株式会社東京サマーランドが、東京都競馬よりサマーランド運営の委託を受ける。

1972年(昭和47年)8月 - 全22レーンのボウリング場「サマーボウル」開業。

1986年(昭和61年)4月26日 - 屋外遊園地が「スリルマウンテン」としてリニューアルオープン。「フリーフォール」「トルネード」など9機種開業[2]

1988年(昭和63年)7月 - 屋外プール施設に「フリーフォールスライド」「スピードスライド」オープン。

1990年平成2年) - 東京セサミプレイス開園。

1991年(平成3年)7月 - スリルマウンテンに大観覧車「スターホイール」開業。

1992年(平成4年)7月23日 - スリルマウンテンに日本初のサスペンデッド(吊り下がり式)コースター「はやぶさ」開業。

1994年(平成6年)7月 - 新エリア「スプラッシュガーデン」、新アトラクション「スプラッシュフォール」開業。

1996年(平成8年)4月 - スリルマウンテンにワイヤー式振り子アトラクション「風人」、ウォーターパラダイスに子供向けプール施設「ココナッツビーチ」開業。

1997年(平成9年)7月 - 屋外プール施設が「アドベンチャーラグーン」としてリニューアルオープン。

1998年(平成10年)4月 - アドベンチャーラグーンに温浴施設「スプリングハウス」、子供向けプール施設「アドベンチャーフォール」、ビーバーレイクに「スーパーモンキーフロート」開業。

1999年(平成11年) - 屋内施設「ビッグドーム」、屋内プール施設「ウォーターパラダイス」が「アドベンチャードーム」としてリニューアルオープン。

2000年(平成12年) - アドベンチャードーム地下に大型温浴施設「湯遊大洞窟」開業。

2002年(平成14年)7月1日 - アドベンチャーラグーンに「バッシャハウス」「噴水アーチウェイ」開業。

2003年(平成15年)3月 - アドベンチャードームに新ウォータースライダー「Tiki(ティキ)スライド」開業。

2004年(平成16年) - 東京ムツゴロウ動物王国開園。

2004年(平成16年)3月 - アドベンチャードーム内に子供向けプール施設「フルーツアイランド」開業。

2005年(平成17年) - 「はやぶさ」営業終了。

2006年(平成18年)12月31日 - 東京セサミプレイス閉園。

2007年(平成19年)7月1日 - 開業40周年を記念し、アドベンチャーラグーン拡大オープン。総水路延長日本最大級(約650m)の流れるプール「グレートジャーニー」を始めとした新施設が計6種開業。

2007年(平成19年)11月25日 - 東京ムツゴロウ動物王国閉園。

2009年(平成21年)7月1日 - アドベンチャーラグーンに大型休憩施設「アドベンチャー・レスト」開業。

2010年(平成22年)4月3日 - スリルマウンテンに新アトラクション「スピンディンギー」開業。

2010年(平成22年)7月1日 - アドベンチャーラグーンに2本の新大型ウォータースライダー「タワーズロック」開業。

2011年(平成23年)4月29日 - スリルマウンテンに新アトラクション「ランダーズカップ」開業。

2011年(平成23年)5月8日 - 「サマーボウル」営業終了。

2012年(平成24年)7月1日 - アドベンチャーラグーンに新ウォータースライダー「dobon(ドボン)」開業。

2013年(平成25年)3月1日 - スリルマウンテンに新アトラクション「ファンコプター」開業。

2013年(平成25年)8月31日 - 太陽光発電システム導入の為、テニスコート及びスポーツコートの営業を終了。

2014年(平成26年) 7月1日 - アドベンチャーラグーンに日本初導入となる新大型ウォータースライダー「DEKASLA(デカスラ)」開業。

2016年(平成28年)8月21日 - コバルトビーチにて女性9人が切りつけられる事件が発生。8月25日まで休園。

2018年(平成30年)12月31日 - 「サマーランドロッジ」閉館。

2019年(平成31年)4月4日 - スリルマウンテンに新アトラクション「海賊迷宮 パイレーツアドベンチャー」開業。

2019年(令和元年)5月6日 - 「フリーフォール」営業終了。

2021年(令和3年)3月26日 - 入園券及びフリーパスを統合し「1Dayパス」に名称変更(事実上入園券の廃止)。

2022年(令和4年)9月25日 - 「トルネード」「ウェーブスウィンガー」営業終了。

主な施設
アドベンチャードーム(屋内施設)
プールエリア
コバルトビーチ
1時間おきに高さ70cmの波が押し寄せる遠浅の
プール。ウォーターパラダイス時代の名称は「波の出るプール」。
Tiki(ティキ)スライド
ハワイで守護神とされているティキ像がモチーフのウォータースライダー。身長120cm以上で利用可。
ロックビーチ
から一気に600リットルの水が流れ出すプール。アドベンチャーラグーンにあるアクアファンの小型版。2011年3月よりがリニューアルされ、CMに登場したキャラクターの顔が描かれた。
フルーツアイランド
様々な果物で彩られた子供向けプール。
軟水ジャグジー
温浴ジャグジー施設。
湯遊大洞窟
アドベンチャードーム地下にある大型温浴プール施設。
ドライエリア
アドベンチャートレイン
機関車型ライドアトラクション。
みらーめいず
迷路
ゲームパラダイス
約100台のマシンが揃うゲームコーナー。
アドベンチャーラグーン(屋外プール)
ビーバーレイク
長さ40mのスタンダードなプール。

バッシャハウスビーバーレイクの中央にあり、窓や煙突から突然水が噴き出す。

スーパーモンキーフロート頭上の綱に捕まりながら浮島を渡り、ビーバーレイクを横断する。

噴水アーチウェイ
噴水でできた水のアーチ。夜にはライトアップされる。
スプリングハウス
温浴プール施設。
アドベンチャーフォール
子供向け施設。
グレートジャーニー
全長650mの世界最大級(日本最長)の流れるプール。

キッズベイ

ワイルドキャニオン。滝の裏には人が通れるスペースがある。

アドベンチャーサークル

ロックスプラッシュ人面のついた岩が三つ並んでいる場所。時々水を噴き出す。

ファウンテンビーチ
水深が浅く、地中から水が噴き出している。
アクアファン
頭上の大樽から一気に1.2トンの水が流れ出す他、滑り台や水鉄砲など様々な子供向けの遊具がある。2021年には樽に描かれた「ADVENTURE LAGOON」のロゴが「AQUA FUN」と描かれたものに変更された。
モンキーフロート
スーパーモンキーフロートの子供版。
dobon(ドボン)
スライダーの出口と着水プールの水面に高低差があり、その名の通り滑った後に落ちる新感覚ウォータースライダー。身長140cm以上、体重105kg以下、年齢60歳以下で充分な泳力があれば利用可。
タワーズロック
高さ20mのウォータースライダー。2種類のスライダーがあり、専用のボートに乗って滑る。両者共に身長140cm以上で利用可。

バックドロッパー急勾配を滑り下り、傾斜70度の斜面を上った後、後ろ向きに滑るスライダー。2人乗り専用で、合計体重180kg以下で利用可。

コブラツイスター直径12mのすり鉢の中を、吸い込まれるように回転しながら滑るスライダー。1人乗り専用で、体重100kg以下で利用可。

スネイクスライド
名前の通り蛇のように曲がりくねった水路を滑るウォータースライダー。身長110cm以上で利用可。当初は青い半透明のフルオープン型スライダーで、生身で滑るタイプだった。2002年にリニューアルされ、スライダーの色が白と茶色を基調としたものになりトンネルが付けられ、2人乗りの専用ボートに乗って滑っていた。現在ボートは廃止されている。
キディスライド
子供向けウォータースライダー。
スクリーマー
2人乗りの専用ボートで10mの高さから急降下するウォータースライダー。身長130cm以上で利用可。
DEKASLA(デカスラ)
白と黒のカラーリングが特徴の、日本初導入となる超大型スライダー。4?6人乗りの専用円形ボートに乗って急勾配を一気に滑り下りたかと思うと、すぐさま巨大なファンネル(じょうご・漏斗)状のコースに突入し左右に大きく揺さぶられながら滑るスライダー。身長130cm以上、合計体重454kg以下で利用可。この施設のみ1回600円と利用料金が設定されており、乗り物券3枚かフリーパスが必要となっていたが、2021年3月26日より入園券とフリーパスが「1Dayパス」に統合された為料金設定は廃止された。
スリルマウンテン(屋外遊園地)
スーパーバウンティ
海賊船を模した振り子型アトラクション。ビッグドーム内にあったバイキング(後述)の後継機種。
ラブエクスプレス
遠心力を利用した回転型アトラクション。最初は前向きで回転するが、しばらくするとシートが覆い被さって暗くなり、更には後ろ向きで回転する。
スピンディンギー
ボート型の乗り物が回転しながら揺れ、荒波にもまれたかのような動きをするアトラクション。
ファンコプター

ランダーズカップ

スターホイール
大観覧車。
コーヒーカップ

メリーゴーランド

以下の施設は1Dayパス利用不可。
アイスケイブ

マジックハウス

ダウンタウン
アーケードゲームコーナー。
ファミリーパーク・スポーツエリア
ゴルフ練習場(全119打席)

Wonderful Nature Village

FISH UP 秋川湖

あじさい園

過去に存在した施設
ビッグドーム / アドベンチャードーム

パームスライド直線の
ウォータースライダー。ウォーターパラダイス時代はレーンの色が赤・黄・白の3色だった。2003年に「TiKi(ティキ)スライド」としてリニューアル。

ココナッツビーチ子供用プール施設。2004年に「フルーツアイランド」としてリニューアル。

バイキングスーパーバウンティと同様の、海賊船を模した振り子型アトラクション。スーパーバウンティが70人乗りなのに対し、こちらは50人乗りと小型。営業終了後もドーム内に船体がオブジェとして設置されている。

黄金伝説スリラーカーライドアトラクション。2011年2月28日をもって営業終了。現在はアドベンチャートレインがオープン。

幽喰館3Dサウンドホラーアトラクション。

ボールプール

アドベンチャーラグーン

コニファークリーク全長約300mの流れるプール。現在はグレートジャーニーにリニューアル。

ラビットポンド飛び込みプール。

ラクーンベイアクアファンの樽から落ちる水が流れ込むプール。現在はグレートジャーニーの一部となっている。

ミスティバレイグレートジャーニーの中州にあった、ミストの出るアトラクション。
2011年の営業をもって終了。現在はウォータースライダー「dobon」の着水するプールとなっている。

フリーフォールスライド高さ17mから傾斜60°の斜面をほぼ垂直に滑り降りるスライダー。スピードスライドの隣にあった。2007年8月、滑走中の20代男性が着水直前にコースを外れ20cm下の緩衝マットに転落し肩を骨折、全治4週間の重傷を負う事故が発生した為撤去された。

スピードスライド高さ17mから緩急のついた斜面を滑り降りるスライダー。2011年の営業をもって終了。

トーテムタワートーテムポールを模したアトラクション。紐を引っ張ると上へ昇っていく。

スカイバード高所に張られたワイヤーから吊り下がった座席が、高低差を利用して前後に滑り降りるアトラクション。


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