東京ゲートブリッジ
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東京ゲートブリッジ
東京ゲートブリッジ(2012年3月)
基本情報
日本
所在地東京都江東区若洲
- 中央防波堤外側埋立地
交差物件東京港
用途道路橋
路線名東京港臨海道路
管理者東京都港湾局
着工2002年度(平成14年度)
竣工2011年度(平成23年度)
開通2012年(平成24年)2月12日
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度36分41秒 東経139度49分38秒 / 北緯35.61139度 東経139.82722度 / 35.61139; 139.82722座標: 北緯35度36分41秒 東経139度49分38秒 / 北緯35.61139度 東経139.82722度 / 35.61139; 139.82722
構造諸元
形式3径間連続トラスボックス複合橋
材料
全長2,618 m
幅24 m
(往復4車線・都心側に歩道設置)
高さ87.8 m
桁下高54.6 m
最大支間長440 m
地図
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関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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東京ゲートブリッジ(とうきょうゲートブリッジ、英語: Tokyo Gate Bridge)は、東京港第三航路(東京東航路)を跨ぎ中央防波堤外側埋立地江東区若洲を結ぶ橋梁である。東京港港湾計画に位置付けられた港湾施設幹線臨港道路)・東京港臨海道路のII期事業区間の一部を構成する。

建設時は仮称として東京港臨海大橋と呼ばれていたが、一般公募の中から「東京ゲートブリッジ」の名称が付けられた[1]。また、恐竜が向かい合っているような特異な形状をしている事から恐竜橋とも呼ばれる[2][3][4]

事業期間は2002年度(平成14年度)から2011年度(平成23年度)で、2012年(平成24年)2月12日に開通した。東京ゲートブリッジを含む東京港臨海道路II期事業の総事業費は約1,125億円で[5]国土交通省は開通による経済効果を年間190億円(走行時間短縮で172億円、走行経費減少で18億円)と試算している[4]
概説

東京都が策定した東京港港湾計画に記された江東区若洲大田区城南島間約8 kmを結ぶ東京港臨海道路の一部で、全長2,618 m(陸上部アプローチ橋を含む)のトラス橋である。水面(荒川工事基準面、A.P.)から橋梁最上部の高さが87.8 m、海上を跨ぐ区間の長さが1,618 m(横浜ベイブリッジレインボーブリッジの約2倍)で、RC橋脚の上部に3径間連続トラスボックス複合構造の橋桁が架けられ、4車線道路が設けられている。

建設地が東京国際空港(羽田空港)に近く航空機の飛行ルート上にあるため、航空法により橋の高さに制限(98.1 m以下)が課されている一方[3]、東京東航路を通る大型船舶が航行可能な桁下の高さ54.6 mを確保すべく、吊り橋斜張橋ではなく、三角形に繋いだ鋼材を組み合わせて橋桁の荷重を分散するトラス構造が採用された[6]。また、支間長は440 mで、日本国内のトラス橋としては生月大橋(同400 m)を上回り、港大橋(同510 m)に次ぐ規模である[7]

当初は2010年度(平成22年度)末までの事業概成、2011年度(平成23年度)上半期の供用予定だったが、若洲側中央部トラス桁の架設後に溶接の割れや鉄骨の変形が発見され、桁の架け直しのため完成が半年ほど遅れた。損傷の原因は大阪府堺市日立造船堺工場で制作された桁を東京湾まで曳航して運搬する際、波浪により想定以上の衝撃が加わったためと推測される[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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