東九州
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東九州のデータ
大分県+宮崎県の合計
日本
面積14,076.05km2
総人口2,175,273人
(直近の統計[注釈 1]
人口密度 154.5人/km2
(直近の統計[注釈 1]

東九州(ひがしきゅうしゅう)とは、九州地方を東西に分ける領域区分においてその東側の地域で、少なくとも大分県宮崎県にまたがる広域を指す。具体的にどのような範囲を東九州に含めるかの定義は、場合によって様々である(#定義参照)。正式な地理区分としては用いられないが、企業の支店名や学校名などに使用される例が多い。有名な例では東九州自動車道がある。目次

1 定義

2 地理

2.1 主要都市


3 交通

4 東九州の工業地帯(工業地域)

5 東九州を冠した主な企業・学校・道路等

6 脚注

6.1 注釈

6.2 出典


7 関連項目

8 外部リンク

定義

『コンサイス日本地名事典 第4版』においては、大分県と宮崎県を合わせた領域、あるいは
日豊本線福岡県北九州市小倉駅から大分県、宮崎県を経由して鹿児島県鹿児島市鹿児島駅に至る鉄道路線)の沿線が東九州と定義されている[1]

東九州軸推進機構は、資料中の図において、福岡県東部、熊本県北東部、大分県、宮崎県、鹿児島県東部(鹿児島市まで)を東九州軸地域として示している[2]

西日本高速道路株式会社は、東九州自動車道に関する資料中の図において、福岡県東部、大分県、宮崎県、鹿児島県東部(霧島市国分地区、鹿児島市桜島まで)を東九州として示している。ただし、熊本県北東部を含めていない図もある[3]。東九州自動車道自体は、福岡県北九州市を起点に、大分県、宮崎県を経由し、鹿児島県鹿児島市に至る路線である(速見IC - 大分米良IC間は大分自動車道加治木JCT - 鹿児島IC間は九州自動車道と重複している[4])。

経済産業省九州経済産業局が設置した東九州軸産業戦略委員会においては、福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県各県の幹部職員を委員とし[5]、4県の数値の合計を東九州の統計値としているが[6]、同委員会での東九州の範囲の定義は明らかでない。

地理

東九州は、瀬戸内海周防灘豊前海)、伊予灘別府湾))、豊後水道太平洋日向灘志布志湾)、鹿児島湾に面し、沿岸部には北九州市別府市大分市延岡市宮崎市鹿屋市霧島市鹿児島市、内陸部には都城市などの都市が所在する。



足立山皿倉山(福岡県)、犬ヶ岳英彦山(以上、福岡県・大分県)

八面山両子山由布岳鶴見岳九重連山(以上、大分県)、祖母山傾山(以上、大分県・宮崎県)

韓国岳霧島山(以上、宮崎県・鹿児島県)

桜島(鹿児島県)

河川


遠賀川(福岡県)、山国川(福岡県・大分県)

大分川大野川番匠川(以上、大分県)

五ヶ瀬川小丸川大淀川(以上、宮崎県)

主要都市
福岡県


北九州市、
行橋市田川市飯塚市直方市

大分県


中津市宇佐市日田市、別府市、大分市、豊後大野市佐伯市

宮崎県


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