東ヨーロッパグループ
各国語表記
Eastern European Group(英語)
概要地域グループ
状況活動中
Portal:国際連合
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2012年現在の東ヨーロッパグループの構成国。色分けは国連安全保障理事会に在籍した年数。消滅した国については枠線のみで示す。
東ヨーロッパ諸国グループ(ひがしヨーロッパしょこくグループ、英語: Group of Eastern European States)、通称東ヨーロッパグループ(ひがしヨーロッパグループ、英語: Eastern European Group、EEG)は、国際連合における地域グループの一つであり、東ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、南ヨーロッパおよび旧ソ連諸国の23か国からなる[1][2]。
このグループは、他の地域グループと同様、地域的・国際的な問題に関するテーマを議論する、拘束力のない対話グループである。また、この地域の候補者を指名することで、国連機関の議席配分を支援している[3][4]。
歴史詳細は「en:United Nations Regional Groups」を参照
1964年に地域グループが創設される以前、国連安全保障理事会には東ヨーロッパ・アジアの議席があり、1946年から1964年の間、東欧諸国(ギリシャやトルコを含む[注釈 1])によって占められていた。
東ヨーロッパグループの創設以来、1991年のソビエト連邦の崩壊、1991年から2006年にかけてのユーゴスラビアの解体、1993年のチェコスロバキアの分離など、加盟国の解散により、グループは大きく変化してきた。また、ドイツ再統一により、ドイツ民主共和国(東ドイツ)が加盟国ではなくなった。旧ソ連諸国の中には、アジア太平洋グループに加盟した国もある。 現在の東ヨーロッパグループの加盟国は以下の通りである[5][2]。 時代が大きく変化していく中で、東ヨーロッパグループの加盟国数は変化していった。 年加盟国数出来事
加盟国
現在の加盟国
アルバニア
アルメニア
アゼルバイジャン
ベラルーシ[注釈 2]
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ブルガリア
クロアチア
チェコ
エストニア
ジョージア
ハンガリー
ラトビア
リトアニア
モルドバ
モンテネグロ
北マケドニア共和国
ポーランド
ルーマニア
ロシア[注釈 3][注釈 4]
セルビア
スロバキア
スロベニア
ウクライナ[注釈 5]
かつての加盟国
チェコスロバキア (1966?1993)
ユーゴスラビア連邦共和国 (1992?2006)
東ドイツ (1973?1990)
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国 (1966?1992)
加盟国数の変化のタイムライン
1966?197310東側諸国で構成。ソビエト連邦構成国であるウクライナ・ソビエト社会主義共和国(現 ウクライナ)と白ロシア・ソビエト社会主義共和国(現 ベラルーシ)もソ連とは別に東ヨーロッパグループに加盟していた。