来世ではちゃんとします
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来世ではちゃんとします
ジャンル
4コマ漫画
漫画
作者いつまちゃん
出版社集英社
掲載誌グランドジャンプ
グランドジャンプめちゃ
グランドジャンプむちゃ
レーベル愛蔵版コミックス
発表号2018年5号 -
発表期間2018年2月7日[1] -
巻数既刊12巻(2024年4月18日現在)
ドラマ
原作いつまちゃん
監督三木康一郎湯浅弘章ペヤンヌマキ
大内隆弘、松浦健志
脚本ペヤンヌマキ、舘そらみ
音楽スキャット後藤
制作テレビ東京大映テレビ
製作「来世ではちゃんとします」製作委員会
放送局テレビ東京系
放送期間S1:2020年1月9日 - 3月26日
S2:2021年8月12日 - 9月30日
S3:2023年1月5日 - 3月23日
話数S1:全12話
S2:全8話
S3:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画テレビドラマ

『来世ではちゃんとします』(らいせではちゃんとします)は、いつまちゃんによる日本4コマ漫画。『グランドジャンプ』(集英社)にて、2018年5号に読み切りとして掲載された後[1]、同誌にて連載中。同社の『グランドジャンプめちゃ』『グランドジャンプむちゃ』にも掲載。CG制作会社に勤める女性を中心とした性生活を描くコメディー[2]。略称は「来世ちゃん」[注 1]。話数は〇発目で表記。

2020年1月期にテレビ東京の「ドラマパラビ」枠でテレビドラマ化され[2]、2023年1月までに同枠で連続ドラマが3シーズン、スペシャルドラマが1作、配信オリジナルドラマ1作(全3話)が制作されている[3][4][5]
あらすじ

CG制作会社「スタジオデルタ」を舞台に、性依存系女子・大森桃江、隠れ処女ギャル・高杉梅、女たらしなイケメン・松田健、処女厨のセカンド童貞・林勝、ソープ嬢にガチ恋中・檜山トヲルなど、性的にこじらせた者たちの生態を描く。
登場人物
主要キャラ

主要キャラは全員「(株)スタジオデルタ」で働いている。社員は全員3DCGのデザイナー。
大森桃江(おおもり ももえ)
性依存系女子。27歳。承認欲求と性的探究心の塊で、複数人のセフレがいる(後述)。イケメンが好きだが女性同士も可能[6]。セックスは金がかからず快楽を得られる合理的な趣味だと考えている一方で本命の彼女として誰にも選ばれないことを虚しいと感じている。幼少期に父親は不倫をして家を出た。結婚を考えて5年以上付き合った彼氏と破局し、その男は3ヶ月後に別の女性と結婚した[6]。大学デビューしており、高校時代には容姿へコンプレックスがあった。これらの過去が現在の屈折した性癖に結びついている。築30年の鉄骨マンションに住んでおり、部屋が散らかっているので人を呼びたくない。
高杉梅(たかすぎ うめ)
桃江の同期。通称梅ちゃん。27歳。恋愛に全く興味がないアセクシュアルで、BL好き。隠れ処女ギャル。ギャルと人物紹介されるが見た目によるものであり、本人にそのつもりはない[7]。時々辛辣で的確なことを言う。人前では経験者を装っているが、女同士のエグい下ネタ話は苦手。また、カップルを見ると夜中の姿を想像してしまう癖がある。スーパー銭湯に行くことが日課。会社に泊まることが多いが、会社でも自宅のようにリラックスして快適に過ごしている。さも丸の名前で同人活動をしている。ドラマ版で出てくる梅の同人誌は加村カロが描いている。そのイラストは原作74発目でも使われた。17発目でペットとしてアリを飼い始めた。18発目ではネイチャーアクアリウムも始めている。将来的にはハダカデバネズミをコロニー飼いすることを目標としている[8]。アリ系YouTuberと交流があり、自身も数回配信している。
松田健(まつだ けん)
女性の扱いがうまい魔性のヤリチン男。26歳。整った顔立ちに切れ目のイケメン。一見地味だが、清潔感もある。複数人のセフレがいる。無責任に女を弄ぶ遊び人気質で、親密になった女たちをことごとくメンヘラ化させている。ヒモの才能もあり、まず仲良くなって相手にだけ心を開いているように見せかけ、生命力のない所を女に見せつけることでヒモとなる。
林勝(はやし まさる)
処女厨のセカンド童貞。26歳。初彼女を寝取られた過去により処女以外を信用できなくなり、以後セカンド童貞を通している。経験の少なさから女性を見た目で判断する傾向がある。マッチングアプリを用いて出会いを求めている。凪ともマッチングアプリを通して知り合った。明るく体育会系である一方で、ネットストーカー気質がある。現在も結婚した元彼女のSNSを監視していたり、凪と知り合った際にも少ない情報からSNSアカウントを探し出し、凪を唖然とさせた。凪のことは一線を超えないように友人だと思い込もうとしているが、体が反応してしまうことや普段からエネマグラなどを使用していることがバレているために翻弄されている。ホラー(スプラッタ、サスペンス、サイコスリラー)映画を好む[9]。部屋にはホラー映画のキャラクターフィギュアが飾られている[10]
檜山トヲル(ひやま トヲル)
職場のチームリーダー。29歳。副業で広告漫画を描いている。同人活動も盛んであり、人気がある。ソープ嬢の心ちゃんに金を貢ぎまくっている。心ちゃんとの性行為を楽しんでいる反面、異性として心から受容されない寂しさを抱えている。いつも運が悪くて災難続きなため、彼が上機嫌の時は他の社員も上機嫌になる。商業少年誌別冊少年ギャンギャン編集から声をかけられる[11]。担当編集者による度重なるネーム変更の末に52発目で少年ジャンピオンから読切漫画『東京ディストピア物語』でデビューする。その後[12] 連載化しており、単行本も出した[13]
サブキャラ
主要キャラのセフレ
桃江のセフレ
桃江とは全員マッチングアプリで知り合っている。
Aくん(エーくん)
一流
商社勤務。29歳。高学歴・高収入で顔も良い。実家は世田谷にある。桃江はセフレの中で一番気に入っており、恋をしている。急な呼び出しをすることが多いが、それすらも桃江は奴隷プレーの前戯と考えて楽しんでいる。3発目で彼女ができるが、桃江との関係は続いている。性癖はハードコアなSMを好む。ドラマ版では学生時代から菜々という彼女と付き合っているが、自身の浮気が原因で何度も別れてはよりを戻している(桃江と関係を持つようになったのは前回別れた時から)。
Bくん(ビーくん)
広告代理店勤務。30歳。本名は伴之木文吾(ばんのき-ぶんご)[14]。家庭環境が良くないらしく、家族や地元の話はしない。何かと闇が深い。性格と性癖が屈折していて、めんどくさい執着心を持つやきもち焼き。
Cくん(シーくん)
メーカー勤務。28歳。体育会系の営業マンで、一晩に何度もできるほどの性欲お化け。幼少期、父親が浮気性で母親がヒステリックだったため甘えられず、その寂しさを女の子で癒している。48発目で看護師[15] の彼女ができる。本人は隠していたが、桃江にはすぐばれた。
Dくん(ディーくん)
元ヤンのフリーター。21歳。凪の兄で、本名は大地(だいち)。クーラーも無い4畳半のボロアパートに住んでいる[16]。収入が不安定なため割り勘も多いが、高校時代の青春を味わえるため桃江は気に入っている。若いためセックスもガツガツしている。両親の金で中国に留学した[17] が、中国語が難しいという理由で2日で帰国した[18]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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