村国座
[Wikipedia|▼Menu]
村国座改修前の村国座の回り舞台(昭和52年2月)

村国座(むらくにざ)は、岐阜県各務原市にある芝居小屋。村国神社の境内にあり、元々は村国神社の奉納する芝居歌舞伎)を行なう場所であった。各務の舞台(かがみのぶたい)として重要有形民俗文化財に指定されている。


目次

1 概要

2 沿革

3 所在地

4 その他

5 岐阜県の芝居小屋

6 外部リンク


概要

江戸時代 - 明治時代美濃国飛騨国岐阜県)では、地元の人々による芝居が盛んに行なわれており、数多くの芝居小屋が建てられた。この村国座もその一つである。

構造は、2階建ての白壁の切妻造である。小規模な芝居小屋とはいえ、回り舞台、仮花道、太夫座、奈落を備えている。桟敷席は1階と2階にある。劇場形式の農村舞台である。

村国神社奉納歌舞伎は、現在、子供歌舞伎として存続している。

村国座は大規模な改修がされておらず、江戸時代?明治時代の地方の芝居小屋として貴重である事から、重要有形民俗文化財に指定されている。

2006年(平成18年)より、耐震補強、回り舞台の復元などの大修理が行われ、2009年(平成21年)3月に竣工する。

沿革

1866年慶応2年):美濃国各務郡各務村(現・各務原市)の庄屋が発起人となり、村国座が計画される。

1877年明治10年):完成。

1882年(明治15年)10月26日?おとし

1974年昭和49年)11月19日:重要有形民俗文化財に指定(指定名称:各務の舞台)。

2006年(平成18年):修復工事開始。

2009年(平成21年)3月8日:修復工事が完成。竣工式が行なわれる

所在地

岐阜県各務原市各務おがせ町3-46

各務原市ふれあいバス東部・南部線「各務おがせ町5丁目」バス停下車徒歩15分。

各務原市ふれあいバス休日循環線「おがせ」バス停下車徒歩18分。(土休日のみ運行)


その他

村国神社奉納歌舞伎は、毎年
10月第2日曜日に行なわれている。このために、地元の子供たちは8月から稽古に励む。

岐阜県の芝居小屋

岐阜県は地芝居が盛んな地域であり、江戸時代から昭和時代に建設された木造芝居小屋が残っている。主な芝居小屋は以下のとおりである。

鳳凰座 (下呂市

白雲座 (下呂市)

東座 (加茂郡白川町

蛭子座 (中津川市

明治座 (中津川市)

常盤座 (中津川市)

五毛座 (恵那市

熊野座 (恵那市)

相生座 (瑞浪市

村国座 (各務原市)

皆楽座 (各務原市)

外部リンク

村国座 - 各務原市

各務の舞台 - 国指定文化財等データベース(文化庁

座標: 北緯35度25分11.47秒 東経136度54分20.07秒? / ?北緯35.4198528度 東経136.9055750度? / 35.4198528; 136.9055750

この項目は、舞台芸術に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますPortal:舞台芸術)。


更新日時:2017年6月6日(火)14:00
取得日時:2017/10/08 22:51


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:7517 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef