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生誕村上 仁（むらかみ まさし）
1910年生まれ
日本・岐阜県大垣市
死没2000年
日本
居住 日本
フランス
国籍 日本
研究分野精神医学
精神病理学
研究機関京都大学医学部
名古屋市立大学医学部
兵庫医科大学医学部
出身校京都帝国大学医学部医学科
医学博士（京都帝国大学・1940年）
プロジェクト:人物伝
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村上 仁（むらかみ まさし、1910年 - 2000年）は、日本の医学者・精神科医。専門は精神病理学。京都大学名誉教授。元名古屋市立大学医学部教授、元兵庫医科大学医学部教授。学位は、医学博士[1][2]。

西丸四方、島崎敏樹らと共に、日本の精神病理学第一世代を代表する人物である[3]。精神医学の基礎領域である精神病理学を広く精神科臨床に根付かせるなど、日本の精神医学の発展に大きく貢献した。1964年には日本精神病理・精神療法学会を創設し、後に京都学派と呼ばれる多くの精神医学者を輩出した[4]。フランス留学時にはジャネの心理学体系を学び、ウジェーヌ・ミンコフスキー、ルートヴィヒ・ビンスワンガー、メダルト・ボスなどの人間学的理解に加えて、ジークムント・フロイトの精神力動的視点から患者の精神構造の理解を試みた。
来歴

1910年 - 岐阜県大垣市に生まれる

1933年 - 京都帝国大学医学部卒業

1938年 - フランスに留学（2年間）

1940年 -京都帝国大学より医学博士の学位を取得[2]

1951年 - 名古屋市立大学医学部精神科教授

1955年 - 京都大学医学部精神科教授

1974年 - 京都大学名誉教授